屋久島登山 装備と持ち物 宿泊編


オーセンの1泊2日縄文杉&白谷雲水峡ツアーは2日間山にこもりきって、屋久島の自然をたっぷり楽しむが目的です。日帰りツアーでは出来ない、山中で夜を過ごすという非日常的な体験ができるのも魅力のひとつです。

たった一泊だけですが、自然の中で「歩く」だけではなく、「食べて」「寝る」という生活の部分が伴ってきます。町の中とは違う山での生活。不安なので装備や持ち物もついつい多くなりがちですができるだけシンプルに軽くするのがポイントになってきます。

装備と持ち物 基本編

山小屋に宿泊する時に必要な装備と持ち物は、日帰り登山で使う装備を『基本の装備』として、宿泊に必要な装備をプラスして準備します。

基本の装備については『装備と持ち物 日帰り編』で詳しく解説しています。

『基本の装備』について

『基本の装備』となる日帰りの持ち物について詳しくは以下を御覧ください。

屋久島登山 装備と持ち物 日帰り編

山小屋泊で『基本の装備』にプラスするアイテム

屋久島の山小屋は避難小屋。寝袋やマットを自分たちで持っていかなければなりません。いろいろなアイテムが必要になりますが、基本アイテムにプラスして、これだけは持っていきたいものをリストアップしました。

持ち物 アドバイス レンタル
①シュラフ(寝袋) レンタルは3シーズン用+ダウンジャケット等で調整。 あり
②就寝用マット  眠りの質が変わる重要アイテム。 あり
③アンダーウェアーと靴下などの着替え  化繊やウールの素材のものを。
④テント  軽量なものをご用意しています あり
⑤トイレットペーパー  半ロール程度。使いかけで十分です。
⑥耳栓とアイマスク  以外に重要です。
⑦嗜好品(お酒など)  荷物に余裕があれば。必須アイテムではありません。

宿泊編の持ち物と装備について詳しくご紹介

①シュラフ(レンタルあり)

オーセンの1泊2日ツアーは春〜秋の3シーズンに催行されます。なので寝袋も3シーズンのものを使用。

ダウンフィルパワー800前後という高品質のダウンを使った物が最近は主流のようです。ただ、早春や晩秋はさすがに山も寒くなりますので、プラスしてダウンジャケットやダウンパンツを併用しています。

※ダウンの寝袋は水に濡れると機能が低下するので、持ち運びの際もビニール袋に入れて防水性を高めて持って行きます。

②就寝用マット(レンタルあり)

山小屋やテントに宿泊する際、安眠を左右するのが床と自分の間に敷くマット。

山小屋やテントに泊まる時、良いマットがあれば体温が奪われる事無く、疲れを取る良い睡眠を得ることができます。タイプも様々で、エアマット、ロールマット等あります。

オーセンのレンタルでは2015年よりサーマレスト社のネオエアーというエアマットを使用しています。こちらに変えてから圧倒的に背面の暖かさが増え、地面の冷えを感じなくなりました。もっと早くエアマット変えなかった事を後悔したくらいです。

 

③アンダーウェア・靴下などの着替え

コットン製の肌着は雨に濡れると乾きづらく冷えやすいので山ではオススメできません。

夏場だったら乾きやすい化学繊維のもの、肌寒い季節ならば汗で濡れても保温力のあるウールがオススメです。1泊2日の場合は着替え用も忘れずに持って行きましょう。

靴下の着替えも忘れてはならないものです。特に寒い季節は足先が冷えると夜眠れなくなります。防水の靴を履いていて万全のつもりでも、どこからか雨が染みこんで靴下が濡れてしまう方が多いです。必ず予備を携行しましょう。

④テント(レンタルあり)

屋久島の山小屋は避難小屋。定員数も少ないので山小屋に宿泊する予定の時でも、満員で入れないこともあります。

また、道中のアクシデントで急遽ビバーク(野外で一夜を過ごすこと)をしなくてはならないという事も想定しなければなりません。オーセンではレンタルの軽量テントを、各自でご担(一人600g程度)していただいております。

⑤トイレットペーパー(半ロール程度)

トイレットペーパーのあるトイレも多くなってきた屋久島ですが、少しは持って行きたいものです。1泊2日ですのでたくさんは要りませんから家で使いかけのものでも十分だと思います。

⑥耳栓やアイマスクでしっかりとした睡眠を

疲れを取るためにも質の良い睡眠は大事なポイントです。とはいえ、山の中は思いのほか色々な音にあふれています。少しでも良い睡眠の為にご自分の耳のサイズに合った耳栓を用意していくと良いでしょう。加えてアイマスクなどを用意しておくと、他の人のヘッドライトの光で起こされる心配もありません。

⑦嗜好品(お酒など)

山で飲むお酒は格別な物。お好きな方はぜひ一つお持ち下さい。

ビールやチューハイはアルコール度数が低いので、重さの割に酔いが少ないですが、焼酎やウィスキーは軽く済みます。瓶入りのお酒はペットボトルに詰め替えて行くと軽くなりますよ。

山の夜は長いので、少しずつ山の水で割ってちびりちびりとやるのがいいですね。

宿泊ツアー装備まとめのリスト

山小屋泊に必要なアイテムを『基本の装備』と合わせて表にしてみました。宿泊ツアーの方はこちらのリストをご覧いただきながら荷造りできます。

基本のアイテム
持ち物 アドバイス レンタル
①ザック  レンタルは35L。全ツアー共通でご利用いただきます。レンタルは防水性です。 あり
②レインウェア  ゴアテックス素材などの登山用のものを。 あり
③登山靴  防水性のある登山用のものが安心。
④水筒等  あちこちで沢水が汲めます。500mlを1〜2本程度。ペットボトルも可。
⑤昼食弁当  お弁当屋さんやお宿で前日予約が必要。代行注文あり。
⑥ヘッドライト LEDタイプのコンパクトなものを。 あり
⑦おやつ・行動食  甘いものとしょっぱいものもをが◯。
⑧医薬品・応急処置セット  鎮痛剤やバンドエイトなど。
サポートアイテム(あれば助けになる優れもの)
持ち物 アドバイス レンタル
⑨トレッキングストック 使い慣れると足の疲れを軽減してくれます。 あり
⑩サポートタイツ 筋肉疲労や怪我防止に役立つサポートタイツ。
⑪アミノ酸サプリメント  疲労回復に効果が期待できます。
小物・防水アイテム(強い日差しや雨対策)
持ち物 アドバイス レンタル
⑫手ぬぐい  タオルよりも軽く乾きやすいので便利。
⑬帽子  頭の保護、日差しから身を守るために。
⑭傘 折りたたみ傘があると何かと便利。
⑮ゲイター 靴内部への雨・小石の侵入を防げます。
⑯手袋・トレッキンググローブ 手の保護や寒さ対策に。軍手も可。
⑰ザックカバー  屋久島の雨対策その1 ザックの外で防水を。防水性のザックでない方は必要です。
⑱防水バッグ・ジップロック 屋久島の雨対策その2 ザックの中でもさらに防水を。
山で寝る為のアイテム
持ち物 アドバイス レンタル
⑲シュラフ(寝袋) レンタルは3シーズン用+ダウンジャケット等で調整。 あり
⑳就寝用マット  眠りの質が変わる重要アイテム。 あり
㉑アンダーウェアーと靴下などの着替え  化繊やウールの素材のものを。
㉒テント  軽量なものをご用意しています あり
㉓トイレットペーパー  半ロール程度。使いかけで十分です。
㉔耳栓とアイマスク  以外に重要です。
㉕嗜好品(お酒など)  荷物に余裕があれば。必須アイテムではありません。

軽量化と快適さ、便利と不便のバランスを考えるのが楽しい宿泊登山

登山は自分の体力に見合った荷物の量で登るのがセオリー。荷物が重たすぎて、とてもしんどい登山になってしまうなんてこともよくあります。

山に宿泊する登山だと、不安になってついつい色々なものを持ちたくなってしまいますよね。けれども、ちょっと不便だけれども少ない荷物で山に泊まるのも、それは山の楽しみの1つでもあるといえます。

「山に泊まるのはたった一日だけ」。むしろ必要の無いものを考える。

たくさんの道具を持って登れたら、便利だし快適になります。ただ、荷物も増えることで疲労や事故のリスクも大きくなります。せっかく屋久島の自然を楽しむわけですから、体力的にも余裕を持って歩きたいものです。

ぜひ、屋久島の世界遺産の森で「1泊の楽しさ」を体験してみてください。