
「子どもが楽しみにしている、夏休みの家族旅行。もうお決まりですか?」
夏休みを利用して、わが子にたっぷり自然を体験させてあげたい。そんなふうにお考えのお父さん・お母さんに屋久島はとてもおすすめな場所。
だけど、屋久島の観光で子供にどんな遊びをさせてあげたらいいのか、悩んでしまいます。
そこで、この記事では
- 夏の屋久島におすすめの水のアクティビティ
- 夏の屋久島におすすめの森あるき
についてまとめてみました。
私にも小学生の子供がいるのですが、屋久島の自然の中に連れていくと、目をキラキラさせて「あれは何?」、「これは何?」と好奇心の塊になります。
そんな子供の表情が見られるのも、親としては幸せな時間。そんな夏休みの思い出をぜひ屋久島で作っていただきたいと思います。
それではご覧ください。
夏の屋久島は透きとおった水で遊ぶのがおすすめ


屋久島といえば森のイメージですが、その森から流れ出す「水」がものすごく美しい場所です。
川の水は透きとおって川底まで見えてしまうし、海に潜れば青く透明な水の中を泳ぐ魚が見られます。
ということで、夏の屋久島ではぜひ水を使ったアクティビティがおすすめです。
たとえば、子供と一緒に遊ぶなら、
- カヤック
- SUP
- 沢登り
- シュノーケル
がいいです。
遊べる川の情報や天気の急変などのことを考えると、現地のガイドツアーに参加するのがおすすめです。ガイドツアーはじゃらん体験予約などで探せます。
⇨【クーポンやポイントが魅力】じゃらんnet体験予約で屋久島の遊びを探す
また、家族で少しだけ海遊びをするなら屋久島の北には一湊海水浴場があるので、そこで遊ぶのもいいでしょう。

夏休みの季節なら監視員もいるので安心して遊ぶことができます。こんな美しい屋久島の「水」で思いっきり遊べるのは逆に言えば夏の特権です。夏の屋久島は思い切り水で遊びましょう。
とここまで、屋久島の水遊びについておすすめしてきましたが、水辺での悲しい事故も起きています。屋久島は局地的な雨による突発的な川の増水や、台風接近時の高波などが考えられます。想像以上に自然が猛威をふるうのが屋久島。できるだけ、ガイドツアーに参加したり、監視員がいる場所で遊びましょう。
夏のおすすめプラン 清流の安房川でカヤック・SUP体験

夏の安房川のカヤックは屋久島の清流を感じられるおすすめのアクティビティです。
山岳地帯が多い屋久島では、川の流れが激しく滝ばかりで、カヤックなどができるゆるやかな流れの場所はとても少ないです。
ただ、安房川の下流、河口付近はゆるやかな流れで初心者のカヤックにぴったりです。
護岸工事などもほとんどされていない、100%の自然の森に囲まれた安房川。水の音や鳥の声を聞きながらのんびりと、河口付近から上流部に向かって漕ぎ進み、もうこれ以上は漕ぎ上がれないという場所まで行って引き返してくるというスタイルが一般的。
途中、川岸の砂浜に上陸したり、浅瀬で水遊びをしたりと、美しい水を思う存分楽しめます。
カヤックは半日コースと1日コースが開催されています。時間が無ければ半日コースがおすすめですが、川岸でランチを食べられる1日コースも良さそうです。
夏の屋久島おすすめプラン2 シュノーケリング

屋久島の周りは黒潮と呼ばれる暖流の海。透明度が高くて、そこそこ温かい海なので、熱帯魚のようなカラフルな魚を見ることができます。
湾になっている、泳ぎやすい場所が少ないのですが、シュノーケルツアーでよく利用するのが屋久島最北の「一湊海水浴場の周辺」or「栗生タイドプール」というポイント。
海に突き出た岬が天然の防波堤の役割をしてくれ、波を防いでくれています。ここには海水浴も楽しめる場所なので、夏季限定でトイレやシャワーなどの施設も利用できます。
屋久島の森でグリーンアクティビティを 白谷雲水峡やヤクスギランドが気持ちいい

夏の屋久島の森を子供と一緒に楽しむなら、
- 白谷雲水峡
- ヤクスギランド
子供と一緒のハイキングなら、あまりハードな登山ではなく、お弁当を持って、白谷雲水峡やヤクスギランドなどの森を歩くのがおすすめ。
この2箇所の森は色々なコース設定があり、体力に合わせて選ぶことができます。とはいえ、森のなかに入ってしまえば本格的な装備も必要になるので、事前に準備or屋久島のレンタルショップを利用しましょう。
白谷雲水峡やヤクスギランドのコースについては以下の記事からどうぞ
⇨白谷雲水峡|太鼓岩トレッキング 所要時間と距離 〜苔むす森(旧もののけの森)経由〜
⇨ヤクスギランドを写真で紹介。150分コースをトレッキング【観光】
縄文杉にこだわらない旅行プランが成功の秘訣

子供と一緒の家族旅行なら縄文杉登山にこだわらないほうがいいケースも。
縄文杉は大人でもハードなコース。1日歩くと翌日は疲労と筋肉痛で何もできなくなってしまうかも知れません。
よくあるのが屋久島到着翌日に朝から縄文杉トレッキング。張り切りすぎて、翌日は全身筋肉痛で動けず、ずっと宿でゴロゴロしていたという流れ。
特にお子様と一緒の家族旅行なら、子供の体力(親御さんの体力?)の事も考えて無理のないプランを立ててあげるといいでしょう。
もし、縄文杉を組み込むなら休息日を取ってあげるといいかも知れません。
子連れ家族旅行のモデルコース 例えば3泊4日なら
例えば3泊4日で屋久島旅行を考えると以下のようなプランはどうでしょう。
- 1日目→屋久島に到着。その日はレンタカーを借りてドライブ
- 2日目→丸一日を白谷雲水峡でトレッキング
- 3日目→朝から安房川で1日カヤックツアー
- 4日目→午前中だけシュノーケリングツアー
これでも、けっこう詰め込みすぎですね(笑)
まだ体力のある前半にトレッキングをして、後半は水を楽しむツアーを組み混んで疲労を分散できます。また、森あるきと水遊びの組み合わせなので、少し疲れてきても子供も飽きずに楽しめます。
屋久島の体験ガイドツアーの探し方

こんなプランで旅行を楽しみたいと思っても、計画を立てたり、装備を揃えたりを全部親御さんがするとかなり大変です。
屋久島はアウトドアのガイドツアーがたくさんあります。ツアーに参加すれば余計な負担も減りますので、親御さんも安心して一緒に楽しむことができますよ。
屋久島のおすすめのガイドさんについてはこちらのページでご紹介しています。
また、ネットでガイドツアーを選んで予約できるサービスも最近は増えてきました。先程も紹介したじゃらん体験予約なども便利です。
→【公式】ネット予約可能プラン数NO.1【じゃらん遊び・体験予約】
屋久島の子連れ家族旅行におすすめのお宿
子連れ家族旅行となるとどのホテルに泊まればいいかも悩むところ。
夏といえども水遊びがあると、体も冷えます。特に体の小さな子どもは大人以上に冷えやすいもの。
そんなときは温泉付きのホテルで体を温めるのがおすすめです。屋久島で良質な温泉のホテルは南部の尾之間地区にある「JRホテル屋久島」が評判が高くて人気です。
また、海に山にとあちこちに移動するなら、安房地区のホテルを利用するとアクセスが良く無駄がありません。グリーンホテル屋久島さんは安房地区を代表するホテルで、温泉は無いものの岩盤浴などがあります。
屋久島のおすすめの宿泊については以下の記事でもご紹介しています。
森も海も川も体験させることができる屋久島は子連れ家族旅行にとてもおすすめ
屋久島は森も川も海も一つの場所で楽しめる珍しい場所。それも、世界遺産クラスの自然が揃っていて、その自然を体験できるガイドツアーもたくさんあるのもありがたい場所です。
子供のうちに本物の自然に触れておくことは一生の財産になるはず。また、子供だって自然の中で体を動かすことは楽しいはずです。
屋久島はアウトドアアクティビティの宝庫。ぜひ、屋久島で森や海や川で自然を体験してください。