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【季節別】屋久島トレッキングの気温と服装ガイド 【レイヤリングの基本も】

※当サイトはプロモーションを含む場合があります

屋久島でトレッキングをしたいけど、気温はどのくらいなの?

屋久島の登山はどんな服装・格好で行けばいいの?

縄文杉白谷雲水峡など屋久島トレッキングの計画で悩むのが気温と服装。

南の島で暖かい屋久島でも、山の上は寒く縄文杉あたりの標高なら東北の平地レベル、頂上の宮之浦岳なら北海道の平地レベルの気温です。

なので、服装に迷ってしまうのは当然の話。

この記事では屋久島で18年のガイド経験のある筆者が、屋久島の気温と登山の服装についてアドバイスします。

屋久島のベストシーズンについても下記の記事で紹介していますので、この記事と併せてお読みください。

2003年に屋久島へ移住し、17年間屋久島でエコツアーガイド業に従事。現在は出身地である埼玉県の秩父に戻り、埼玉の秩父で初心者向けハイキングツアーを開催。好きな屋久島の観光スポットは白谷雲水峡縄文杉日本エコツーリズム協会会員


目次

屋久島のトレッキングの気温と服装

屋久島は九州の南端から南に60kmの位置。

トレッキングの中心である標高1000m〜1936mは温帯〜亜寒帯に属しています。

たくさんの人が訪れるであろう、縄文杉や白谷雲水峡などは標高1000m前後。イメージ的には関東の山間部や東北の平地ぐらいの気温です。

屋久島の山岳地帯の気温

季節ごとの標高別平均気温は以下の表で確認して下さい。

縄文杉・白谷雲水峡付近
標高1000m
宮之浦岳
標高1900m
早春
3月〜4月

8℃

4℃

初夏
5月〜6月

17℃

13℃


7月〜9月

20℃

18℃


10月〜11月

12℃

8℃


12月〜2月

5℃

1℃

各標高のおおよその平均気温

例えば、縄文杉や白谷雲水峡などの標高1000m付近の場合、3月〜4月の平均気温は8℃で、一番寒い時は氷点下を下回ることもあります。

ところが一ヶ月も経つと翌月の5月は最高気温20℃に届くこともあります。気温の幅は非常に広いものと思って、服装を選んでいけば、ほぼ間違いがないでしょう。

屋久島のトレッキングの服装一覧

季節ごとのトレッキングの服装については下記を参考にしてみて下さい。

ベースレイヤー汗を吸い上げ、速乾力でドライを保つ登山における超重要アイテム
≫おすすめメリノウールのベースレイヤー
シャツ半袖、長袖などバラエティ豊富。速乾性の高い素材が絶対オススメ
中間着適度に保温力があり、熱くなりすぎないものがおすすめ
≫おすすめ登山向けフリース
パンツ足の動きやすさを左右するトレッキングパンツ
≫おすすめトレッキングパンツ
防寒着意外と種類が豊富な保温目的の防寒着。
≫おすすめ登山向け化繊インサレーション
≫おすすめ登山向けダウンジャケット
≫おすすめ登山用アクティブインサレーション
登山用靴下トレッキングソックスは快適さが段違い。
≫おすすめトレッキングソックス
レインハットレインウェアのフードよりも快適なレインハット
≫おすすめレインハット

季節の変わり目などはその前後の季節の服装も参考にしてみて下さい。

【季節別】屋久島の気温と服装ガイドを詳しく解説

【春・秋】の屋久島の気温とトレッキングの服装【3月/4月/10月/11月頃】

屋久島トレッキングのベストシーズンである、春や秋はどんな服装が良いのでしょうか?

屋久島の春は【3月〜4月】、屋久島の秋は【10月〜11月頃】

気温で見ると下記の通り

宮之浦岳
標高1900m
縄文杉付近
標高1000m
早春
3月〜4月
8℃4℃
縄文杉付近
標高1000m
宮之浦岳
標高1900m

10月〜11月
12℃8℃

この季節の気温は難しくて、一日の差で10℃近く気温が変わることがあるのが特徴。

また朝と昼でも気温変化が激しく、想定する気温の幅は大きめに考えておいたほうがいいです。

なので、昼間はTシャツ1枚で歩くかもしれないし、早朝はダウンジャケットが必要になるかもしれません。

ベースレイヤー汗を吸い上げ、速乾力でドライを保つ登山における超重要アイテム
≫おすすめメリノウールのベースレイヤー
シャツ半袖、長袖などバラエティ豊富。速乾性の高い素材が絶対オススメ
中間着適度に保温力があり、熱くなりすぎないものがおすすめ
≫おすすめ登山向けフリース
パンツ足の動きやすさを左右するトレッキングパンツ
≫おすすめトレッキングパンツ
防寒着意外と種類が豊富な保温目的の防寒着。
≫おすすめ登山向け化繊インサレーション
≫おすすめ登山向けダウンジャケット
≫おすすめ登山用アクティブインサレーション
登山用靴下トレッキングソックスは快適さが段違い。
≫おすすめトレッキングソックス
レインハットレインウェアのフードよりも快適なレインハット
≫おすすめレインハット

春や秋の服装について詳しく知りたい方は下記の記事でも解説しています。

【初夏〜夏】の屋久島の気温とトレッキングの服装【5月/6月/7月/8月/9月頃】

屋久島の初夏〜夏は【5月〜9月】頃。

この頃の気温は下記の通り。

縄文杉付近
標高1000m
宮之浦岳
標高1900m
初夏
5月〜6月
17℃13℃
縄文杉付近
標高1000m
宮之浦岳
標高1900m

7月〜9月
20℃18℃

山の上はじっとしていれば涼しいものの、歩くと汗がどんどん出てくるような気温です。

暑い季節に気をつけたいのは発汗による脱水症状。朝は涼しくても、日中は気温が上がって、激しく発汗することも考えておきましょう。

涼しい服装と、念の為に羽織を持つのがポイントです。

ベースレイヤー汗を吸い上げ、速乾力でドライを保つ登山における超重要アイテム
≫おすすめメリノウールのベースレイヤー
シャツ半袖、長袖などバラエティ豊富。速乾性の高い素材が絶対オススメ
中間着適度に保温力があり、熱くなりすぎないものがおすすめ
≫おすすめ登山向けフリース
パンツ足の動きやすさを左右するトレッキングパンツ
≫おすすめトレッキングパンツ
防寒着意外と種類が豊富な保温目的の防寒着。
≫おすすめ登山向け化繊インサレーション
≫おすすめ登山向けダウンジャケット
≫おすすめ登山用アクティブインサレーション
登山用靴下トレッキングソックスは快適さが段違い。
≫おすすめトレッキングソックス
レインハットレインウェアのフードよりも快適なレインハット
≫おすすめレインハット

詳しくはこちらの記事で解説しています。

【冬】の屋久島の気温とトレッキングの服装【12月/1月/2月】

屋久島の冬は12月〜2月頃。

冬の山の上の気温は下記の通り。

縄文杉付近
標高1000m
宮之浦岳
標高1900m

12月〜2月
5℃1℃

南国の島とは思えないほど、山岳地帯はしっかり冷え込みます。

11月下旬ころには縄文杉あたりで雪が舞う日もあるほど。防寒対策をしっかりして行くことがポイントです。

特に末端が冷えやすくなります。手袋やニット帽などを活用すると良いでしょう。

ベースレイヤー汗を吸い上げ、速乾力でドライを保つ登山における超重要アイテム
≫おすすめメリノウールのベースレイヤー
シャツ半袖、長袖などバラエティ豊富。速乾性の高い素材が絶対オススメ
中間着適度に保温力があり、熱くなりすぎないものがおすすめ
≫おすすめ登山向けフリース
パンツ足の動きやすさを左右するトレッキングパンツ
≫おすすめトレッキングパンツ
防寒着意外と種類が豊富な保温目的の防寒着。
≫おすすめ登山向け化繊インサレーション
≫おすすめ登山向けダウンジャケット
≫おすすめ登山用アクティブインサレーション
登山用靴下トレッキングソックスは快適さが段違い。
≫おすすめトレッキングソックス
レインハットレインウェアのフードよりも快適なレインハット
≫おすすめレインハット

【トレッキングの服装の基本】はレイヤリングがポイント!

トレッキングの時の服装の基本は、何枚も重ねて【レイヤリング】体温を調節しやすくすることです。

たとえば、寒い時は保温力の高い一枚のジャケットで保温するのではなく、やや薄手のジャケットを2枚くらい重ねて同等の保温力を得るようにします。

そうすれば、体温に応じて1枚だけ脱ぐなど、対応しやすくなります。

筆者の場合は冬は5枚くらいの服を重ねて保温したりもします。

服装は3〜5のレイヤリングで役割分担する

トレッキングのレイヤリングは大きく3つに分けられます。

  1. ベースレイヤー(肌着)➝肌面の水分調整+保温
  2. ミドルレイヤー(シャツ・フリース)➝保温(保温①+保温②)
  3. アウター(ソフトシェル・レインウェア)➝保温+雨や風の防御

さらに、ベースレイヤーの下に汗を吸収発散しやすいシャツを着たり、中間のミドルレイヤーを重ね着したりして、暑さや寒さに対応します。

ベースレイヤーで肌面の水分をコントロール

ベースレーヤーは肌着のことで、肌表面の「濡れ」・「温度」をダイレクトにコントロールしまし、登山では非常に大切な衣類です。素材が重要で

で作られたものが一般的。

中厚手のもの一枚や、薄手のもの2枚重ねたりと方法場いろいろ。暑い時はベースレイヤー一枚で歩くけるデザインだと便利です。

ベースレイヤーについてもっと詳しく知りたい方は下記の記事が参考になります。

ベースレイヤー 化学繊維系

ポリエステルを代表とする素材で作られる化学繊維系の速乾性ベースレーヤー。多種多様なものが販売されています。お値段も手頃で、耐久性もあり、とても使い勝手が良いです。

以前は一日着ているとニオイが気になるものも少なくなかったのですが、最近は素材の改良によりその部分も解消されつつあります。軽量で生地の厚さも選べるので、登山初心者の方にもオススメです。

ベースレイヤー ウール系

暑い夏以外の登山ではとても有効なメリノウール素材のベースレイヤー

ウールには保温性・調湿製・防臭性の機能があり、登山時肌表面を快適な状態に保ちます。ウール100%のものもありますが、おすすめは化学繊維と混紡されたもの。ウールの弱点である耐久性と乾きにくさを、化学繊維が補います。

価格はやや高くなるものの、この快適さを知ると手放せなくなりますよ。

メリノウールのベースレイヤのおすすめをもっと詳しく知りたい方は下記の記事が参考になります。

「綿」や「レーヨン」はベースレイヤーには不向きです。理由はこれらの生地は濡れると乾きが遅く、体温の低下を招きがち。直接肌に当たらない着方をするか、替えをたくさん持ちましょう。

ミドルレイヤーで保温を調整

が代表的なもので、「保温」・「汗の拡散」の役割を担います。

と種類も素材も豊富で、季節に合わせていろいろな組み合わせが考えられます。

ミドルレイヤー シャツ・カットソー

素材は化学繊維やウールなどがおすすめですが、暑い時はコットンも可。

ベースレイヤーの上に着るもので、機能としては汗を吸い上げて拡散できるものがいいです。襟付きボタンシャツやフロントジッパーのものは温度調節もできるので便利。

ミドルレイヤー フリース

登山用のフリースは主に保温性と通気性の両方を確保したい時に使用します。毛足の長さで保温力が変わってくるので、行動用であれば中厚手くらいが丁度いいです。

登山におすすめフリースをもっと詳しく知りたい方は下記の記事が参考になります。

ミドルレイヤー 中綿系