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僕(縄文杉ガイド):
初心者のお客さん:「・・・」
「縄文杉登山は初心者にきついですか?」
「はいっ!きついです!僕も毎回きついです!」
「・・・」
この記事を書いている僕は縄文杉ツアーのガイドを1000日以上経験済み。そんな僕でも、体力的に毎回「きつい」と思うのが縄文杉トレッキング。
縄文杉トレッキングは標準タイム10時間。往復22km以上。という初心者には(僕にも)ハイスペックなコースタイム。
屋久島観光の目玉といってもいい縄文杉トレッキングですが、きついからと簡単に諦めるのはまだ早いです。
しっかり事前の準備をすれば、縄文杉トレッキング成功の確率はぐんと高まります。縄文杉登山が不安だなと思う方は本記事を参考にしてください。
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下記の記事では縄文杉登山に最適な屋久島のベストシーズンについても解説しています。
縄文杉は登山初心者にきついです。
いや、登山初心者じゃなくても体力的にきついです。
もし、普段「歩く運動」をしていなくて、体力が心配なら事前に体力づくりが必要なほど。
自分の足で縄文杉まで行って帰ってくる体力をつけてから挑戦しましょう。
厳しい事を言って恐縮ですが、縄文杉トレッキングは楽なコースではありません。
普段運動をしていない人がいきなり歩くと、リタイアする可能性もあり、あくまで「事前の準備がしっかりできている方が行けますよ」というコースです。
どれくらいハードなコースかをスペックで見てみましょう。
縄文杉トレッキングのスペック
往復の歩行時間 | 10時間前後 |
往復の歩行距離 | 22km以上 |
標高差 | 約700m |
総歩数 | 約40,000歩 |
注目していただきたいのが、往復の総歩数4万歩というところ。
1日で4万歩も歩くことはほとんどの人が経験がなく、その大変さを想像するのが難しいくらいです。
普段、運動習慣のない方がいきなり4万歩も必要なの縄文杉トレッキングに挑戦すると、途中で足を痛めてしまうことがあります。
体力的には余裕があっても、4万歩に耐えきれず膝や股関節などの関節部分に炎症がおきてしまうのです。
そうなってしまうと、ペースも一気に遅くなるので、標準タイムをオーバーし日没に間に合わなくなってしまうこともよくあります。
心配な方は念の為に痛み止めの薬や膝サポーター、そして必ず登山用ヘッドライトの準備が必要です。
続いて、コースの難易度についてですが、
縄文杉コースのほとんどは下記のような路面です。
トロッコ道はなだらかな傾斜で、枕木を直接踏むのではなく、真ん中に木道が敷き詰められています。
登山道に入ると階段がメインとなります。手すり等が無いので注意は必要ですが、気を抜かずに歩けば問題ありません。
また、階段以外の登山道は根っこがむき出しの道。ありがたいことにロープ場などの難所と思われるところはほぼありません。
歩きやすい道が大半ですが、階段と根っこの登山道はしっかり足を挙げないとつまずいてしまい、転倒の事故が耐えません。
難易度的には登山初心者レベルですが、気を抜かずに歩く事が事故を防ぐコツです。
それと、スニーカーは良くないです、防水性のあるトレッキングシューズやハイキングシューズがオススメです。
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「屋久島にぴったりな登山靴」については下記の記事でも詳しく紹介しています。
自然の中の道を歩くので、つまずかない、滑らない歩き方をする必要があります。
段差の少ないところを歩く普段の生活では、しっかり足を上げて歩くことが少なく、 同じ様に歩いてしまうと、転倒してしまいます。
普段トレッキングをしている人に撮ったら初心者レベルの難易度ですが、登山をしていない人にしてみれば、大変な道に思えるかもしれません。
なので、事前に登山道を歩き慣れておく必要があります。
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「トレッキングの歩き方」については下記の記事でも詳しく紹介しています。
ここまで読んで、縄文杉はちょっと難しいかなと感じた方もいるはず。
それでも屋久島は一度は行くべきところです。美しい日本を代表する自然に触れられる貴重な場所。白谷雲水峡やヤクスギランドなら、少ない体力でも縄文杉以上の感動を味わうことができますよ。
たくさん歩かなくても大丈夫なオススメの屋久島のスポットはこちらでご紹介しています。
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「縄文杉ほど歩かないところ」については下記の記事でも詳しく紹介しています。
当ブログオーセンでは縄文杉トレッキングの成功のための情報提供とサービスを提供しています。
縄文杉トレッキングの成功のために準備段階から、屋久島旅行の組み立て方、必要な装備等の情報をメルマガ形式でお届け。
合計6回のメルマガで段階的にここでは書ききれない、縄文杉登山成功の秘訣を発信しています。
また、合計1000回以上は縄文杉に登っている筆者は、現在埼玉の秩父・奥武蔵エリアで少人数のハイキングツアーを実施中。
屋久島に行く前の足慣らしに山に登りたい方はぜひご参加ください!屋久島旅行のアドバイスもできますよ。
関東近郊以外にお住まいの方は近くの低山などで練習してみて下さい。
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縄文杉成功のための「無料メール講座と秩父エリアハイキングツアー」については下記の記事でも詳しく紹介しています。
しんどいと噂の縄文杉トレッキングのコースをしっかり把握することで、自分に登れるのかどうかを判断して、登山をすることができます。
簡単に縄文杉トレッキングコースのポイントを大きく3つにまとめると。
とにかく、トロッコ道が長くキツイのが特徴かもしれません。
歩き初めは楽しいのですが、帰って来る頃は平坦なトロッコ道でさえ苦痛になることも。
心の準備と縄文杉トレッキングコースの内容はしっかりと把握しておいた方が良さそうです。
荒川登山口からの出発はおよそ、5:30〜7:00頃。
まだ、暗いうちから出発する季節もあるのでヘッドライトは必ず必要。最初はトロッコ道を歩きます。
雨が降れば登山用レインウェアや折りたたみ傘などを利用して、体を冷えから守りましょう。標高が高いですので、体が濡れると体温が奪われますよ。
とても歩きやすそうなトロッコ道ですが、片道9km前後、時間にして2時間30分(トロッコ道だけ)ほどですので、徐々に足に負担がかかります。
このトロッコ道の終点までとにかく頑張って歩いていきます。あまり景色の変化もないので、淡々とこなしてしまいましょう。
トロッコ道を2時間30分歩いたところから山道が始まります。ペース良く歩けたトロッコ道も終わり、この先がいよいよ本番の登山です。
この時点で「ここからが本番なんて・・・もう無理かも!」と思った方はここで引き返しましょう。縄文杉まで2時間ほどの山道を「安全に行って帰る」のは難しいかもしれません。
縄文杉までは木道階段が多数あります。歩きやすい階段ですが、段差に自分の歩幅を合わせて行くので結構体力が奪われます。さらに雨の日は滑りやすくもあります。
補助のためのストックがあるとバランスも取れるし、歩行をサポートしてくれます。階段だけではなく、こんな根っこがむき出しの道もあるので、滑らないような登山靴が必要です。
スタートから5時間ほどで縄文杉に到着!
長い距離を歩いてきたからこそ、味わえる感動的な瞬間です。
ここまで頑張って歩いてきた人だけが見られる、本物の縄文杉。達成感もすごいはず。しっかりと目に焼き付けてくださいね。
縄文杉もしっかり堪能しいざ帰ろうと思ったとき、「縄文杉到着はまだ道のりの半分が終了しただけ」という事にふと気づいてしまう瞬間がやってくるかもしれません。
そう、縄文杉トレッキングは安全に下山するまで終わらないのです。
そして、帰りは急な階段を下ります。しかも、階段の幅が狭く、足が置きづらいのです。濡れていればスリップも多いところ。復路とはいえ、往路とほぼ同じくらいの時間がかかる場合があります。
山道が終わると再びトロッコ道へ合流。時々、ここで「ヤッター」とガッツポーズをしている人を見かけますが、たぶん忘れているんです。まだ2時間30分の長いトロッコ道歩きが待っているということを。
帰りのトロッコ道も容赦なく、2時間30分ほどしっかり歩きます。しかも、朝とは違い足に疲れが溜まっている状態でのロングトレイル。修行だと思って頑張ってください。
とにかくこの縄文杉トレッキング、1日10時間くらいを歩き続け、非常に体力を使いますし、普段運動をされていない方にはさらに大変に感じると思います。
中には体力が続かず、途中で引き返す人も珍しくありません。縄文杉に挑戦するならば、ハーフマラソン大会に参加するくらいの準備と気合が必要かもしれませんね。
縄文杉の一般的な登山口は「荒川登山口」。安房の街からアクセスします。
縄文杉登山で一般的なのは、この荒川登山口からの往復日帰りコースです。
3月1日〜11月末日までマイカー規制が行われていて、安房の町の「屋久杉自然館ー荒川登山口」までは専用のシャトルバスかタクシーでのアクセスが義務付けられています。
一番近い安房の町からもバスの待ち時間を含めて、1時間〜1時間30分ほどかかります。
登山口に到着するまでも結構大変なのです。
より詳しく縄文杉トレッキングコースのアクセスについて知るならこちらの記事でもご紹介しています。
それでは、縄文杉トレッキングの日帰りルートはどのような感じなのかをご紹介します。
実際に自分が歩いているのを「想像しながら」お読みください。
簡単では無い、縄文杉トレッキングを攻略する方法について解説します。
繰り返しになりますが何よりも大切なのが、事前に体力づくりと体慣らしをしっかりしておくこと。
体力が無ければ、もちろん行って帰ってくることすらできません。さらにぶっつけ本番で縄文杉トレッキングに望むと、体力が尽きる前に関節や筋肉が疲弊し歩けなくなることも。
なので、屋久島旅行の数ヶ月前からスクワットをしたり、近くの山を登ったりしてしっかりと体力づくりをしておきましょう。
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「体力づくり」については下記の記事でも詳しく紹介しています。
縄文杉トレッキングをされる方の半数以上はガイド付きの縄文杉トレキングツアーを利用します。
縄文杉ガイド付きツアーのメリットは下記の通り
一番のメリットは、スケジュール管理などはガイドにおまかせして、自分は歩くことに集中できることでしょう。
初めての場所で不安を抱えながら森を歩かなくて済むので、屋久島の自然を楽しむことに集中できます。
屋久島旅行で使うべき現地アクティビティ予約サイト
現地アクティビティを予約するなら体験予約サイトを利用すると口コミや料金が比較できておすすめ!
⬇気になる旅行会社をクリックすると、キャンペーンやおすすめポイントを確認できます。
現地アクティビティ予約サイト | |
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トレッキング付き のパックツアー | |
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JALパック | 良いホテル&トレッキングツアーのコスパが抜群! |
クラブツーリズム | 日時限定だけど、トレッキング付きツアーに定評あり! |
HIS | 手厚いサポートが特徴 |
「ガイド付きツアーに参加するメリットデメリットはこちらの記事」でも解説しています。
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しっかりとした服装と装備は登山の大変さを和らげてくれるし、快適さは安全性につながります。
この章では縄文杉トレッキングの服装と装備について、詳しく解説します。
縄文杉は標高1300mの高さにあり、意外と気温が下がります。
さらに雨や風があれば、南の島といえども結構冷えることも。反対に日光が照れば南の島特有の蒸し暑さもあります。
服装のポイントは下記の3点。
夏などは汗をかきすぎて脱水症状になりえますので、薄着になれるような服装が求められます。
雨や汗で衣類が濡れた時に体が冷えないような素材を選ぶことも大切です。
また、季節気温によっても選ぶべき衣類は変わってきます。
縄文杉トレッキングの気温と服装についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
快適≒安全な登山にはしっかりした装備も必要。
ざっと取り上げ得ると縄文杉トレッキングに必要&あるといい装備は以下の通り。
持ち物 | コメント | 重要度 |
---|---|---|
日帰りリュック | 30リットル前後が使いやすいです | 重要 |
登山用レインウェア | 防水透湿性素材で上下セパレートのもの | 重要 |
トレッキングシューズ | 防水仕様で滑りにくいもの | 重要 |
登山用ソックス | 中厚手のもの | 重要 |
水筒 | 沢水が飲めます!ペットボトル・保温ボトルでも可 | 重要 |
登山用ヘッドライト | 絶対必要! | 重要 |
ファーストエイド | 絶対必要!痛み止めも | 重要 |
帽子 | 頭の保護に | 重要 |
行動食・弁当・非常食 | お気に入りのおやつをたくさん | 重要 |
防水バッグ・ジップロック | 貴重品やデジタル機器は必ず袋に入れて | 重要 |
折りたたみ傘 | 軽いものがあると便利 | あると便利 |
トレッキングストック | イザというときのサポートに | あると便利 |
サポートタイツ | 歩行の助けに | あると便利 |
アミノ酸系サプリ | 疲労回復に | あると便利 |
手ぬぐい | 日本手拭でもOK | あると便利 |
ゲイター・スパッツ | 泥除け・雨の侵入防止に | あると便利 |
トレッキンググローブ | 手の保護に・寒さ対策に | あると便利 |
ザックカバー | 屋久島の雨に負けないように | あると便利 |
縄文杉トレッキングに必要な装備はこちらの記事で詳しく解説しています。
縄文杉登山を予定するなら、ベストシーズンはいつが良くて、屋久島旅行は何泊必要なのでしょうかか?
そんな疑問にお答えします。
縄文杉トレッキングにおすすめのシーズンはズバリ「春と秋」。
理由は、気候が快適で疲れすぎずに歩くことができるからです。
夏も悪くありませんが、春秋の快適さに比べると暑さがあります。(と言っても、山の上は快適で、沢水も飲めるので、夏登山としては快適な方ですが)
冬は雪が降る可能性があり、防寒に留意する必要があります。(と言っても、雪がなければ人も少なく静かな森を楽しめるので悪くないですが)
という感じで、縄文杉のベストシーズンを選べと言われれば春と秋がオススメです。
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屋久島登山のベストシーズンについてはこちらの記事でも解説しています。
3月下旬になれば雪の心配も無くなります。ただ、雨の日は濡れると寒いので防寒はしっかりと。4月から5月は季節の変わり目なので前線の強い雨を降らすこともありますが、それ以外はかなり快適な季節で登山の適期です。
一年で一番雨の降る頻度が多い季節。毎日のように雨が降りますが、そのおかげで森が潤って美しさも感じられます。梅雨前線が近づくと強い雨により警報なども発令。お天気を重視する方は他の季節を考えたほうが良いですが、ツアーの料金が安くなる季節なので、長期滞在の方にはおすすめです。
夏は暑さ対策が大切。あちこちから流れる屋久島の沢水は美味しく飲めるので、水分には困りませんが、汗をたくさん書くので塩飴などミネラル補給に気を配りましょう。そして、心配なのは台風の襲来。台風が直撃すると何もできなくなる屋久島。お天気情報はこまめにチェックして下さい。
夏の賑わいが落ち着く秋の屋久島。お天気も秋雨前線の通過以外は晴れることも多く、トレッキングにおすすめの季節です。11月に入ると山の上は冷え込みも厳しくなります。防寒着や肌着の着替えなどもしっかり持っていきましょう。
冬の屋久島の山は雪が降り積もるほどの気温も下がります。雪が降ると登山口の道が封鎖し、トレッキングも難しい状況に。でも、雪が無ければしっかりトレッキングを楽しむこともできます。
縄文杉トレッキングを考えるならば、3泊4日の旅行日程がおすすめです。
その理由は悪天候で縄文杉ツアーが中止になっても、もう一日予備日があるから。
天気が悪いことが多い屋久島。
予定していた縄文杉トレッキングが中止になることもよくあります。
なので、予備日の設定ができる3泊4日がオススメです。
▼旅行日程イメージ
なので、縄文杉トレッキングも到着した翌日の2日目に設定しましょう。
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とはいえ、3泊4日の長期休暇がなかなか取れない方も多いはず。
2泊3日の屋久島旅行だと予定していた日に縄文杉登山が雨等で中止になるかもしれない「覚悟」が必要です。
また、その際は3日目に変更することも可能ですが、夕方に下山するため飛行機の最終便に間に合わせる必要があります。
もし、ツアーに参加していて他の人がゆっくりだったり、山でトラブルが発生したら飛行機に間に合わない可能性も。
山で無理は禁物なので、3日目の縄文杉は難しいかもしれません。
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いよいよ縄文杉に登ろうと覚悟は決めたけど、初心者に登れるのかという不安を抱えている方もいるかと思います。
ひとつアドバイスをするならば、しっかり準備をすれば初心者でも登れます。
ただ準備が不足していると、初心者でなくても途中リタイアせざるを得なくなるのが縄文杉。
ぜひ、この章を読んで縄文杉トレッキングに挑戦してみて下さい。
登山の経験の少ない初心者の方が挑戦するなら、「準備をしっかりする」以外に縄文杉トレッキングを成功させる方法はありません。
体力と経験の準備なら下記の3つ。
「準備なんて面倒だー」と思った方もいるかも知れませんが、高いお金を出して屋久島に行って、自分の体力不足で縄文杉を見られなかったとなんて、ちょっと悲しいじゃないですか。
しっかり準備して縄文杉トレッキングに望めば体力的にも余裕ができて、楽しい思い出になりますよ。
しんどすぎると、せっかくの縄文杉トレッキングもしんどい思い出になってしまいますので・・・。
縄文杉トレッキングに必要な体力づくりのヒントは以下の記事でも書いています。
今日からすぐに始めてください。
体力づくりをしっかり行って準備万端で望む縄文杉トレッキングとにかく長いルートを歩きつづける縄文杉登山です。
1日10時間以上の歩行時間+休憩等で丸一日行動し続けます。
安全に、そして楽しい登山のためには「ペース配分」を気をつけることも大事なポイント。
多くの場合、途中でバテてしまうのはペース配分が早いから。特に初心者さんほどスタートから飛ばし気味になります。
現地ガイドツアーに参加すれば、最適なペースで歩いてくれます。ですが、個人で行くならばコースタイムを把握しつつ歩くことがおすすめです。
コースタイムが記載された地図を参考にすることをおすすめします。
山の歩き方にはコツがあります。
「歩幅を狭く、ゆっくりと歩くのが登山の基本の歩き方です」
登りや下りの際に少しだけポイントを心がけておくだけで、疲労具合が断然と違ってきます。
また、登山道での足を置く場所のポイントなども少し注意するだけで怪我のリスクが減りますよ。
もっと詳しく知りたい方は以下の記事でも解説しています。
せっかく準備をしてきたのにトレッキング当日の体調が悪ければ、全て台無しになってしまいます。
なので、屋久島までの移動は疲れないように短時間で済む、飛行機を利用するのがポイントです。
時間がかかる船を利用して、屋久島に遅い時間に到着し、寝不足のまま朝を迎えるのは避けたいところ。
できるだけ、屋久島への移動はすべて飛行機を使うようにしましょう。
また、登山口に近い安房エリアのホテル・宿に宿泊すると、少し長く眠れて体力を温存できますよ。
考えたくは無いですが、無理だと感じたら潔くリタイアをしましょう。
無理をして事故を起こしてしまうと、スマホの電波もつながらない場所なので救助にも時間がかかります。
個人の場合は帰りの体力のことも考えて限界を迎える前に引き返しましょう。
下りのほうが実は体力・筋力が必要です。余力のあるうちに判断しましょう。
トレッキングツアーに参加の場合はその場で待機することになります。勝手に1人で帰ることができないので、自分のツアーが引き返してくるまで身動きが取れなくなります。
雨が降ったりすれば寒くもなりますので、
等があると安心です。
縄文杉トレッキングは体力的にきついのは、正直どうしようもありません。ならば、しっかり準備と対策をして縄文杉トレッキングを成功させましょう。
まずは、目指す縄文杉トレッキングの基本的な情報について解説します。
鹿児島県の屋久島にある縄文杉。樹齢数千年と言われる、世界でも稀に見る長寿の木です。
まず、そのスペックは下記の通り。
場所 | 屋久島の高塚山 |
標高 | 約1300m |
幹の太さ | 胸高周囲:約16.4m 胸高直径:約5.2m |
樹高 | 約25m |
推定樹齢 | 推定値:2170年〜7300年 |
発見された当初は発見者の岩川さんの「岩」の字から「大岩杉(おおいわすぎ)」と名付けられました。
翌年、昭和42年(1967)元日の新聞見出しに「生き続ける縄文の春」と紹介され世に知られるようになりました。
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その記事には「推定樹齢4000年 発見された大屋久杉」という見出しと、「この一粒のタネが芽を出したころ、縄文時代であった」と書かれています。
その後、九州大学の真鍋大覚教授に「大岩杉」の樹齢調査を依頼。
推定樹齢7200年との調査結果をもとにいつの頃からか「縄文杉」という名前で呼ばれるようになりました。
また、別の説では縄文杉の表面の紋様が縄文式土器に似ているからとも・・・。
その後、新聞やメディア等で「縄文杉」が使われるようになり、広く認知され今に至るようになりました。
縄文杉や屋久杉についての基本的な知識は下記の記事でもまとめてます。
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縄文杉トレッキングやツアーについてのよくある質問をまとめました。
これも、お客さんからよく聞かれる質問です。
結論から言えば、富士山と屋久島の縄文杉なら富士山のほうがきついかもしれません。
同じく、富士山にも登ったことがあるお客さんに聞いてみても、屋久島の方が楽に感じるという意見が多かったです。
大きな違いは、屋久島の場合は景色が色々と変わるので変化が合って気が紛れる。
というもの。
富士山も屋久島の縄文杉もどちらもきついとは思いますが、屋久島は道中の森の景色が変化するので、気分的にきつさが紛れるのでしょう。
縄文杉トレッキングはガイドなしでも行くことはできます。事前の準備をしっかりすれば大丈夫です。
縄文杉トレッキングの半数近くはガイドなしで行かれているのではないでしょうか?
ですが、事故や遭難が多いのはガイドなしで行かれる方なのも事実。
というのであればガイド付きトレッキングツアーをおすすめします。
ですが、ガイドなしで行きたいという方はぜひ下記の記事も参考にしてくださいね。
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「縄文杉トレッキンをガイドなしで行く方法」については下記の記事でも詳しく紹介しています。
A.10歳以上から65歳位までが標準的。しかし、年齢よりも体力が大切
「縄文杉ツアーは子供だったら何歳くらいから大丈夫?」、「大人は何歳まで登れるの?」
よくある質問ですが、縄文杉を安全に楽しめるにはそれなりの体力と気力が必要になってきます。個人的には子供は10歳頃から大人は65歳ころまでが安全に楽しめる年齢の範囲可と思います。
各ガイド会社の年齢制限もおおよそこの範囲です(ガイド会社により違いはあります)。
縄文杉ツアーに参加できる年齢について、個人的な感想を以下の記事でまとめました。
A.安房の屋久杉自然館から「専用シャトルバス(3月〜11月)」か「タクシー」を利用します
縄文杉登山の定番コースの登山口は荒川登山口。
ただ、荒川登山口へ行くのには専用の登山バスかタクシーの利用が義務付けられています(3月〜11月の期間)。
縄文杉登山の日は早朝から忙しいスケジュール。登山バスの乗り方やお弁当の手配など、登山口に到着するまでのあれこれ準備することがありますので以下の記事でまとめました。
個人で行く予定の方は特に参考にしてみてください。
力と長く歩き続ける精神力が要求される縄文杉トレッキング。はっきり言って、体力面だけ見れば初級者向けのコースではありません。
長い時間歩き続けるには初心者でもベテランでも準備を怠ってしまったら、多分心が折れてしまうコースです。
だから、体力や装備の準備がとても大切です。
縄文杉トレッキングが終わった時に「楽しかった!」と思えるくらいの体力は残しておきたいですよね。
また、ガイドツアーに参加すると、ペース配分をコントロールしてもらえるのもメリットです。
せっかくの屋久島旅行&縄文杉トレッキングですから、良い思い出になるようにしっかりとした準備で臨んで下さいね。
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