【徹底比較】鹿児島から屋久島|フェリー屋久島2とフェリーはいびすかすの《料金・時刻・運行状況》

屋久島へ行くフェリーにはどのようなものがあるのでしょうか?
本記事では屋久島へ就航するフェリーの
- 乗り場
- 料金
- 時刻
- 運行状況の調べ方
などについて解説します。
屋久島のフェリー事情について知りたいという方は、ぜひ最後までご覧いただき参考にしてみて下さい。
また、フェリーより便数が多く、早く到着する高速船トッピーについての情報は以下の記事でもご紹介しています。
⬇鹿児島発 屋久島への行き方については下記の記事で解説しています。

屋久島行きのフェリーは2種類
《フェリー屋久島2》と《フェリーはいびすかす》を比較
鹿児島から屋久島の船は《フェリーが2航路》と《高速船トッピーが1航路》運行しています。
フェリーに関して言えば2つの航路があり、それぞれ・・・
- 鹿児島本港を朝8:30に出港する《フェリー屋久島2》
- 鹿児島谷山港を夕方16:00に出港する《フェリーはいびすかす》
それぞれ、港、時刻、ルート、所要時間が違うので、知らないと迷ってしまいます。
それぞれの特徴を下記にわかりやすく比較してみました。
特徴を比較
フェリー屋久島2とフェリーはいびすかすの特徴を比較しました。
特徴
フェリー屋久島2 | フェリーはいびすかす |
---|---|
屋久島まで直行便 客船風 鹿児島を早朝出発 屋久島にお昼に到着 | 種子島を経由 貨物船風 鹿児島を夕方出発 屋久島に翌朝到着 |


航路を比較
発着港
フェリー屋久島2 | フェリーはいびすかす |
---|---|
鹿児島本港 (市内から近い) ↕ 屋久島 宮之浦港 | 鹿児島谷山港 (アクセス不便) ↕ 屋久島 宮之浦港 |
大きな違いは鹿児島と屋久島を直行するか、種子島を経由するかというところ。
《フェリーはいびすかす》は途中種子島に1晩停泊するので、屋久島に到着するまでに時間がかかります。
その他、《フェリーはいびすかす》は谷山港という鹿児島市内から離れた不便な所から出港。
船も貨物仕様なので、不便な部分があります。
時刻表と所要時間を比較
フェリー屋久島2とフェリーはいびすかすの時刻を比較しました。
時刻表と所要時間
フェリー屋久島2 | フェリーはいびすかす |
---|---|
鹿児島発 8:30 ⬇ 屋久島着 12:30 | 鹿児島発 18:00 ⬇ 屋久島着 翌日7:00 |
屋久島発 13:30 ⬇ 鹿児島着 17:40 | 屋久島発 8:10 ⬇ 鹿児島着 14:40 |
所要時間 約4時間 | 所要時間 下り:13時間 上り:6時間30分 |
《フェリー屋久島2》は往復とも直行するので4時間程度の所要時間。
ただし、鹿児島を出港する時刻が朝の8:30と早いので、鹿児島に前泊する必要があるかもしれません。
一方、《フェリーはいびすかす》は所要時間は多いものの、鹿児島を夕方頃に出港。
船で一夜を過ごすことになりますが、明朝7:00には屋久島に到着しています。
料金を比較
2等寝台の片道料金と往復料金を比較しました。
片道運賃
フェリー屋久島2 | フェリーはいびすかす |
---|---|
大人:5,600 子供:2,800 学生:4,100 | 大人:3,900 子供:2,000 学生:3,240 |
往復運賃
フェリー屋久島2 | フェリーはいびすかす |
---|---|
大人:10,700 子供:5,400 学生:8,200 | 大人:7,800 子供:3,900 学生:6,400 |
料金が安いのはフェリーはいびすかすの方で、片道料金が大人3900円です。
さらに、フェリーはいびすかすの屋久島行きは種子島で1晩停泊するので、1泊分の宿泊料も節約できます。
格安旅行派には時間がかかるものの、フェリーはいびすかすがおすすめです。
フェリー屋久島2の予約・乗り場・船内レビュー
フェリー屋久島2の予約方法・運賃
フェリー屋久島2は大型の旅客船なので、基本的に予約は必要ありません。
ただし、団体旅行・車の航送・個室利用の際には限りがあるので、予約が必要です。
予約の電話番号は
です。
片道運賃 | 往復運賃 |
---|---|
大人:5,600 子供:2,800 学生:4,100 | 大人:10,700 子供:5,400 学生:8,200 |
フェリー屋久島2の乗船港場所
鹿児島側
鹿児島市内から徒歩10分ほどの《鹿児島港南埠頭旅客ターミナル》を使用。
屋久島側
屋久島の北西部にある《宮之浦港》を使用。
フェリー屋久島2の船内レビュー
フェリー屋久島2の船の中も気になりますよね。
フェリー屋久島2は立派な客船で内装もしっかりしていて広々としています。
⬇時間になったら、放送が流れますので徒歩で入船。

⬇2等客室は雑魚寝スタイル。枕や毛布の貸し出しもあります。お気に入りの場所を見つけましょう。
船酔いが心配な方は、酔止め飲んで寝てしまうのが得策です。

⬇2等客室意外にもラウンジールームがあります。といっても無料で使える場所で飲み物等の提供があるわけではありません。先頭の座席にはコンセントもあるので、大海原を見ながらパソコンを開くことも出来ますよ。

船内には自動販売機があります。ソフトドリンクに加えてアルコールも販売しています。

⬇時間限定でうどん屋さんが開店します。だしの効いた美味しいうどんです。


⬇時間限定で売店も開店します。スナック菓子や鹿児島・屋久島のお土産などを購入することができます。

⬇船外に出ると甲板から海が見渡せます。鹿児島の錦江湾エリアは穏やかな海ですが、錦江湾を出てしまうと、外洋となり周りの島々を見ることができます。

フェリーはいびすかすの予約・乗り場・船内レビュー
フェリーはいびすかすの予約方法・運賃
旅客のみの利用なら基本的に予約は必要ありません。
車両航送がある場合は電話にて予約が必要です。
片道運賃 | 往復運賃 |
---|---|
大人:3,900 子供:2,000 学生:3,240 | 大人:7,800 子供:3,900 学生:6,400 |
※《学割について》学校が発行する学校学生生徒旅客運賃割証が片道につき1枚必要となります。(往復購入については、1枚で可)
フェリーはいびすかすの乗船場所
鹿児島側
鹿児島側の乗船場所は鹿児島市内からバスで45分ほどの谷山港から。
- 《谷山港へバスでアクセス》
-
鹿児島市内~七ツ島1丁目行き(5番線 卸本町・七ツ島1丁目線)バス
時刻:金生町発(15:41)→中央駅発(15:48)→谷山港着(16:34) - 《電車・タクシーでアクセス》
-
鹿児島中央駅JR指宿枕崎線を使い坂之上駅(約20分)へ。
坂の上駅からタクシーを利用して3kmほどです。
フェリーはいびすかすの船内レビュー
ただいま、作成中です。
参考までにTwitterの投稿を集めてみました。
フェリーはいびすかす 鹿児島~種子島 2019年利用
— 沢庵900 (@takuan_900) November 3, 2022
貨物船に雑魚寝の客室があるだけ。毛布と枕は先着順。たまたまだったのか、かなり揺れた。バイクもしっかり固定してくれるが、コンテナ移送がすぐ傍で行われるので、降りる頃には鉄粉がバイクに降りかかってる。
とにかくスパルタンだが味がある。 pic.twitter.com/Ronycfdr7Y
日付が変わる。
— 壊れかけのアーカイヴ (@k_radio_archive) August 7, 2022
深夜の寄港、船窓の外側では荷役作業が続く。船は夜明け前に、再び出航する予定である。
⎯ フェリーはいびすかす。 pic.twitter.com/6wTTenswwT
フェリーはいびすかすの船内
— 豊多摩之某@27才のリアル (@toyotama_y) January 17, 2021
非常に香ばしい pic.twitter.com/CeRthAwlbz
ユーチューブでも分かりやすい動画を発見!とても雰囲気が良い旅行動画です。
鹿児島まで飛行機で行くなら
全国各地から鹿児島まで飛行機で行くなら飛行機を利用したり、前泊のホテルを利用したり。
旅行に必要な旅行予約サイトは下記の記事にまとめてありますので、一緒に御覧ください。

屋久島旅行はいつ行く?
屋久島旅行の季節はお決まりですか?
屋久島のベストシーズンは何をして遊ぶかによって選ぶのが正解。
屋久島のベストシーズンについて詳しく知るなら下記の記事が参考になります。

屋久島の観光スポットの定番は?
屋久島に行ったら何をして遊べばいいの?
そんな疑問をお持ちの方も多いはず。
屋久島は意外と大きな島。
しかも、海山川と三拍子揃った自然の宝庫です。
アウトドアアクティビティを中心に見どころもたくさんあり、しっかりと下調べをしておくことをおすすめします。
屋久島の定番観光スポットについては下記の記事でも詳しく解説しています。

まとめ
屋久島と鹿児島を往復する《フェリー屋久島2》と《フェリーはいびすかす》どちらも利用するのにメリット・デメリットがあります。
旅のスタイルに合わせて利用するのがいいでしょう。
また、フェリーはいびすかすは基本的に貨物船の雰囲気。食料等も船内にカップラーメンの自販機くらいしかありませんので、事前に買い込んでから乗船する必要があります。
ただ、どちらの船も屋久島旅行らしい船旅が味わえます。
時間はかかりますが、ゆっくりとした旅行ならばぜひ乗って楽しんでみて下さい。
⬇鹿児島発 屋久島への行き方については下記の記事で解説しています。

⬇屋久島の行き方の基本について詳しく知りたい方は下記の記事が参考になります。

⬇《フェリー屋久島2》と《高速船》を比較については下記の記事で解説しています。

ちなみに、フェリーに車を載せて屋久島に行きたいという方はこちらでもご紹介しています。記事を最後まで読んだら、こちらも参考にしてみてくださいね。
