【屋久島観光】春田浜海水浴場は安房地区から車で5分。地元民御用達の憩いの場

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安房地区から車で5分ほどのところにある、春田浜海水浴場。

サクッと行けて、ザブっと海に入れる地元民御用達の海水浴場です。

海水浴場と行っても白い砂浜のビーチではなく、自然の岩礁を防波堤にしたような天然のプールのようなところ。

海が時化ると波が岩場を越えて、海水浴場内に入ってくるので、泳げない時もありますが、遠くに種子島が見えたりして静かでのんびりしたところです。

目次

春田浜は車で安房から5分

駐車場は無料で10台ほど停められます。車の乗り入れはできませんのでここで車を停めていきましょう。

春田浜は車で安房から5分ほどですが、歩いていくとかなり遠いです。

夏の暑い日なら、海に辿り着く前に暑さにやられてしまいます。ぜひ車で行って下さい。

ここは離水サンゴ礁でできた海岸地形。もとの岩盤の上にサンゴが形成。その後、サンゴ礁が地殻の上昇によって海面より上に現れてきた地形です。

施設は少なめ、トイレとシャワーが夏限定で開放されています。

売店や海の家などはありませんが、夏の間だけトイレとシャワーが使えます。それ以外の季節は施設に鍵がかかっていて使えません。

日よけの休憩所がポツリとあり、ここで読書をするのも気持ちがいいです。

小さい海水浴場は天然のプールを利用したワイルドなつくり

春田浜の海水浴場は天然の大きな潮溜まりを利用した作り。

海の満潮時間には海水が入って、波が立つときもありますので、波の高い日は海水浴中止になることもあります。

そんな自然度たっぷりの海水浴場なので、プール内に魚が入り込んできて、潜れば熱帯系の魚が見られます。

白い砂浜のビーチも綺麗ですが、砂地って意外と魚が少ないんですよね。岩場に魚達が集まってきますから、春田浜海水浴場はシュノーケルセットやライフジャケットなどを持ってくれば、シュノーケリングも手軽に楽しめます。

屋久島はシュノーケルセットなどをレンタルしているお店が少ないので、自分たちでシュノーケルをするならば、事前に購入して持ってきてしまったほうがいいです。

この日は波も静かでした。まだ寒い時期なので泳いでいる人はいませんが・・・。

屋久島の海は波が高いので、シュノーケルができるポイントも限られてしまうのですが、春田浜海水浴場は夏になると監視員の方がいるので安全面は安心です。

周辺では磯遊びも楽しめる

そんな、自然の岩礁帯にある海水浴場なので、海水浴に飽きたら、磯遊びも楽しめます。

干潮時間には滑らない靴を履いてくると、小さなタイドプールがあちこちにできていて、生き物の観察をすることもできます。

岩場がゴツゴツしているので、ビーチサンダルだと危険。手袋もあるといいかもです。

オススメはモンベルのウォーターシューズなど、滑りづらく足も保護されています。

岩礁帯では大潮の日の干潮時間には地元の人が「イソモン採り」といって、食べられる貝を収穫してたりします。

岩の隙間に隠れている貝を探すのですが、目がなれないとなかなか見つけられないです。

人が少ないのんびりとした春田浜海水浴場

屋久島で海水浴場といえば、一湊海水浴場が一番人気があります。

それに比べると春田浜の海水浴場は、正直人が少ない印象です。

でもそのかわり、屋久島らしいゆっくりとした空気に包まれているので、ぼくは意味もなくお弁当を食べに来たり、海をぼーっと眺めたりに来たりします。

この日も椅子を持ち込んで、本を読んでる人がいました。

春田浜からふと振り返ると、屋久島の山がそびえています。こんな景色が見られるのが屋久島らしいです。

海の沖合には種子島も見えますので、ロケットの打ち上げの時はみんなこの浜にやってきます。

安房の街から近く、お手軽に海水浴ができる春田浜海水浴場。地元の方の憩いの場にもなっています。

海の家や売店は特にないので、飲み物や食べ物を買っていって、のんびり過ごしてみて下さい。

2003年に屋久島へ移住し、17年間屋久島でエコツアーガイド業に従事。

✅現在は埼玉の秩父エリアでネイチャツアーを開催。

アウトドアアイテムをレビューするブログを運営。

日本エコツーリズム協会会員


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