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テント泊に欠かせないスリーピングマット。なかでも軽くてかさばらない、エアマットはテント泊登山の強い味方。だけど、断熱性の低いものは地面の冷気が伝わってきて、なかなか熟睡することができません。
だけど、今回ご紹介する「サーマレストのネオエアXサーモ」は、地面の冷気をシャットアウトし、自分の体温で体を温めてくれて、暖かな夜を過ごせるかなり画期的なアイテムです。
テント泊登山のお供としてはかなり優秀。
ということで、サーマレストエックスサーモをレビューしていきます。
本記事でご紹介のXサーモは旧タイプのものです。現行モデルはさらに断熱性が高くなりました。更におすすめです!
自他共に認めるアウトドアアイテム&道具好き。2003年に屋久島へ移住し、17年間屋久島のフィールドでガイドツアーを運営。現在は出身地である埼玉県の秩父に戻り、秩父を舞台にネイチャーガイドツアー開催。
オーセンでは埼玉の秩父でハイキングツアーを行っています。屋久島に行く前の足慣らしに、週末のリフレッシュに、ぜひご利用下さい。
筆者はテントで寝るときに寒いのが大の苦手。
かつては、雪のふる中をなぜかテントを張らずに野宿する、なんて酔狂なこともしてきました。しかし、年を重ねると寒さが怖く、そんなことはもうできそうにありません。
さらにメンタルもめっぽう弱いので、「寒さになんか負けん!気合だ!」という鉄人のようなテント泊をする気もまったくありません。
なので、寝袋にくるまって寝る時は、もっと快適に熟睡できないものかと試行錯誤する日々。
寝袋のダウンの品質にはこだわっていたのですが、マットの暖かさも非常に重要ということにかなり経験を積んでから知ることになりました。
もっと早く知っておきたかったです。この事実。
ところが、「氷の上でも眠れる」というネオエアーXサーモの謳い文句に誘われ、試しに使用してみたところ睡眠時の保温力が断然に違いました。
さらに、気付かされたのは暖かく、寝心地のいいマットは体力の回復に直結するということ。
さらに、軽さも十分軽く、荷物の軽量化にもなります。
地面(地球)というのは想像以上に熱を吸収する物体です。仮にマットを敷かずに寝た場合、体の熱をほぼ無限に地面が吸収し続け凍えます。
それを防ぐために、寝袋の下に敷いて体温の保持と柔らかさを提供してくれるのがマットの役割です。
そしてマットの暖かさの重要性を教えてくれたのサーマレストのネオエアXサーモ。
その仕組は空気を入れて膨らますと、手を触れるだけで体温を反射し温かみが伝わってくるほど。体温を効率よく反射している証拠です。
マットの内部はシートで作られた隔壁があり、各部屋の間で空気の出入りを抑えた仕組みになっているそう。おかげで熱が伝わりづらく地面からの冷えをシャットアウトできるわけです。
逆に体から出た体温で暖められた空気は隔壁内のとどまるので、地面には伝わらず暖かい空気のまま、再び体を温めてくれるというスグレモノ。
地面からの冷えをシャットアウトし、体の熱を反射するのでこのマットを使えば氷の上でも眠れる のです!
使用している長さは183 cmのレギュラーサイズを使用しています。身長が180cmあるのですが、足が出ることもなく快適です。
マットの厚みが6~7cmほどあります。それだけの厚さに空気が2層になっているわけです。また、この厚みのおかげで、多少凹凸のある地面でも違和感なく眠れます。
裏生地は厚みがあって、思ったよりも頑丈にできています。適度に摩擦があって、ツルツル滑りやすいという感じではありません。
これだけの暖かさがあって重量が460gと非常に軽いです。
同社の人気クローズドセルタイプのマットである、リッジレストが同じ長さで400gなのでたった60gの違いです。↓
リッジレストは私も使用しますが、ほぼ同じ重量でも、暖かさは段違いに違います。
ただリッジレストも良いところがあって、「ほぼ壊れない」ので、信用度が高いです。手荒く扱っても大丈夫なので、
このネオエアーXサーモを使用し始めて感じたのは、翌日の疲れの残り具合です。
このマットで寝ると、翌日の背中のだるさが減り、軽く感じます。ダルいや重いが少なく感じるのです。そして、睡眠中の違いも。
寒い日などは、ふと夜中に寒さで目が覚めてしまうということもあるのですが。それが無くなり、朝までぐっすりだったということがよくあります。
また、自分でも想像をしていなかったのですが、同じ寝袋を使っていても、ネオエアーXサーモだと背中以外も全体的に暖かく感じます。
マットの違いで寝袋の暖かさに違いが出るとは思わなかったのですが、熱が逃げていないということなのかもしれません。寒いのが苦手なので、保温着は多めに持っていくのですが、全部着て寝るということ少なくなった気がします。
エアータイプである限りパンクの心配は常にあります。
同社のクローズドセルタイプのリッジレストであるならば、手荒に扱ってもほぼ壊れることがないので、石の地面に座布団代わりに使っても大丈夫です。
ところが、ネオエアーXサーモでは穴が空いてしまったら致命的です。
使い始めの頃は少々手荒に扱ったら、やはり穴が空きました。
ただ、小さい穴だったので、夜寝ている間にゆっくり徐々に空気が抜けいくというような状況でした。
夜中何度か目を覚まして、膨らまし直して、夜を過ごしたという事があります。
ただ、それ移行は自然に気をつけるようになったのか、3年位は穴を開けること無く使い続けています(年間50泊くらいは山で使ってます)。
一応リペアキットがついていたり、ダクトテープなどで緊急補修すう用意はしていますが、小さい穴が開いた場合は、その場所を特定するのがアウトドアの環境下では困難です。
家に持ち帰り、バスタブに水を張って、空気が漏れている箇所を特定します。
とにかく、アウトドアではとがった枝や小石の多い所に直接しかないとか、マットの下にグランドシートを敷くとか気を使うことで防ぐしかありません。
また、もし仮にマットに穴が開いて使えなくなったら、身の危険があるという厳しい環境では使わないほうがいいです。
厳しい環境化でつかうのであればクローズドセルの方が、故障して使えなくなる心配が少ないので利点が多いです。
自動膨張式でもないネオエアXサーモの場合は空気を入れるのに手間がかかります。
一応収納袋が、空気入れの袋になっていますが、なかなか空気が入らずに嫌になりました。
ぼくがよく使う方法は70リットルか90点リットルの大きなビニール袋の隅を切り、輪ゴムでネオエアXサーモのバルブに装着し、ビニール袋に空気をたっぷり含んだ上で押し込むという方法です。
この方法だと2〜3回で空気が入りますし、なにより大きなビニール袋はリュックの内部に防水バッグとして利用することもできます。
その他、大人数のグループならばAmazonで販売している空気入れを持っていきます。手間が少なく早いです。
この電動ポンプはとても気に入っていて、ネオエアを数十秒で膨らませるパワーがあり、またUSB充電式なので、充電が切れてもモバイルバッテリー持っていけば電力の心配もありません。
ただ、音が大きいので寝静まったテント場で使う勇気はありません。
ネオエアーXサーモはさらに進化しているようです。
より暖かく、より軽くなっています。購入する際は最新モデルを探してくださいね。
ネオエアーXサーモは寒い環境に強いエアマットであり、良い睡眠で体力の回復が期待できる非常に優れたアイテムです。
何も寒い季節だけではなく、暖かい季節でも積極的にこのやマットを使うことで、熟睡が得られやすいので、シーズンを選ぶ必要もないと考えています。
マットの重量は軽いものだと100g程度のものもありますが、これだけの寝心地で重量460g(レギュラーサイズ)のネオエアXサーモならば、多少重量増でもこちらを選んでしまいます。
あの地面からの冷えに凍えなくてもいいという快適さを知ってしまったら、もう手放すことができないアイテムです。
寝袋にくるまってぬくぬくと暖かい中、星を眺めながら眠るを実現してくれる頼もしいマットです。
ネオエアーXサーモはかなり温かいマットです。もっと、他のマットも知りたいという方は以下の記事でスリーピングマットのおすすめをご紹介しています。
本記事でご紹介したネオエアー サーマレストXサーモの新しいモデルはこちら⬇
⬇登山用スリーピングマットのおすすめについてもっと知りたい方は下記の記事が参考になります。
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