鹿児島から屋久島へフェリーや高速船を使った行き方

鹿児島県本土より60kmの南の海上に位置する屋久島。

屋久島へは鹿児島の港からフェリーや高速船でも渡ることができます。

鹿児島の港は鹿児島の繁華街である天文館の近く。フェリーや高速船を使う旅は鹿児島観光もたのしめ、さらに青い海を眺めながら屋久島へ向かえるので島旅の情緒もたっぷりです。

この記事では鹿児島から屋久島の往復にフェリーや高速船を使うメリットと注意ポイントについてご紹介します。

↑鹿児島ー屋久島間を1日1便運行するフェリー屋久島2

鹿児島から屋久島の船は3航路

鹿児島から屋久島へのフェリーや高速船には3種類あります。

  1. 高速船「トッピー・ロケット」(1日数便運行)
  2. 「フェリー屋久島2」(1日1便)
  3. 「ふぇりーはいびすかす」(1日1便)

です。

どの船を利用しても鹿児島から屋久島へ行くことは出来るのですが、それぞれの船に出航時間や所要時間、出発する港に違いがあります。

まずは基点となる鹿児島へ!飛行機・新幹線・高速バス・マイカーを使って

まずは屋久島への船が出航している鹿児島へ行きましょう。

関西より東にお住まいの方なら移動時間を考慮して、迷わず飛行機で鹿児島空港へ向かうのが良いと思います。

逆に関西より西にお住まいの方は飛行機以外にも、新幹線や高速バス、さらにマイカーを使って鹿児島へ行く方法も考えられます。

鹿児島市内まで来てしまえば、船が出航する港もすぐ近くです。

便数も多く、時間も選べる、便利な「高速船トッピー・ロケット」

時速80kmで高速船はして走ります

「トッピー」とは種子島方言でトビウオの事。「ロケット」は種子島にJAXAのロケット発射台があることから船の名前に付けられました。

トッピーもロケットも同じ形の高速船を使っているのですが、それぞれ運営会社が違います。今は共同運行という形で「トッピー・ロケット」と呼ばれていますが、乗る船によってトッピーと書いてあったり、ロケットと書いてあったりとちょっと紛らわしいです。この記事では

船のタイプはジェットフォイルと呼ばれ、海水を強い勢いで吹き出し、海面を浮くように走る特別な機構で走る船です。

  • 料金:往復 16,200円〜
  • 便数:1日4〜7本(季節変動あり)
  • 予約:空席があれば予約なしでも可。繁忙期は満席になる

⇒高速船トッピー・ロケットのホームページ

時速80km以上というスピードで走り、波に強く揺れが少ないという特徴を持っています。

1日数便ある鹿児島ー屋久島間の航路ですが、鹿児島と屋久島を直接結ぶ直行便もあれば、種子島や指宿を経由するものもあり、出航時間によって異なっています。航行時間はおおむね2時間〜3時間程度です。

船の中では安全の為にシートベルトの着用が義務づけられており、飛行機に乗っている時と同じような感覚です。

後述するフェリーのように船内を歩き回ったり、甲板に出たりということは出来ません。

屋久島の高速船の発着の港は「宮之浦港」と「安房港」の2つあり、到着や出発の際は気をつけて

屋久島には高速船が到着する港が宮之浦港安房港の2つに分かれています。

運行する船により、出発・到着する港が変わりますので、ご自分の利用する船がどちらの港なのかは確認しておく必要があります。

屋久島のメインの玄関口は「宮之浦港」です。お宿やお土産屋さんも多いのが宮之浦地区になります。

また「安房港」は安房地区にあり、縄文杉登山にも便利な地区です。

翌日に縄文杉登山などが控えている方なら安房地区着の高速船の方が便利でしょう。

特に気をつけて頂きたいのは、海が時化ると安房港を利用する予定だった高速船が、宮之浦港に変更になることです。

安房港は防波堤の能力が弱く、波が高いときなどは安房港での停泊が出来ないときがあります。そうなると安房港ではなく宮之浦港に変更になります。

港が変更する際のお知らせは、公式のホームページか屋久島町内に流れる町内放送で知ることになりますが、事前に直接電話にて問い合わせをした方が確実でしょう。

1日1便だけだけど、フェリー屋久島2ならゆっくりと旅ができる

フェリー屋久島2外観

鹿児島港を朝8:30分に出港する「フェリー屋久島2」。

およそ4時間の航行で屋久島に到着し、1時間ほどの停泊の後に再び13:30頃に屋久島を出発し鹿児島に戻ります。

  • 料金:往復 8,900円〜
  • 便数:1日1便(ドック運休期間あり)
  • 予約:予約なしでも可

⇒フェリー屋久島2のホームページ

車や物資を運ぶ屋久島の人の生活に欠かせない船です。まさに屋久島と鹿児島を結ぶライフラインです。

フェリー屋久島2は屋久島の宮之浦港にのみ停泊します。前記の高速船のように安房港に停泊することはありません。

長い船旅も問題なし! フェリー屋久島2の楽しみ方

フェリー屋久島2の船は大きく、甲板に出ることも出来、天気が良ければ青い海と桜島を眺めながら快適な船の旅を楽しむ事が出来ます。

また、船内にはシャワーや自販機・ゲームコーナー・キッズスペース・漫画本等の貸し出しがあり、長い船の時間も飽きずに楽しめます。

また名物のうどんコーナーでは時間限定でうどんを食べることができ、フェリー屋久島2に乗船する楽しみの一つです。是非食べてみて下さい。

船内は自動販売機も充実

なんと浴室も!現在はシャワーの利用のみ可だそうです。

フェリー屋久島2名物のうどんコーナー。提供時間は決められていますが、意外と美味しいので是非!

だしの味か利いたおうどん

高速船は1日数便で時間を選べる。フェリー屋久島2は時間に余裕のある旅行者向け

高速船は1日数便の運行があり、旅行の計画に合わせて出航時間を選びやすいのがメリットです。

その反面、フェリー屋久島2は朝8:30に1日1便のみ鹿児島港を出港。なので、その時間に鹿児島に到着していなければなりません。ほとんどの飛行機ではその時間に間に合う便がありませんので、必然と鹿児島での前泊が必要となってきます。

 

フェリー屋久島2は旅行の日数が限られ、日程に余裕がない方には少し不向きな時間設定です。

また、屋久島から出航する時も昼13:30なので鹿児島に到着するのは17:40頃とちょっと遅めの時間です。

その日のうちに鹿児島空港からの飛行機に乗るならば、シャトルバスで1時間ほどかけて空港へ向かえば、最終の鹿児島発の飛行機にぎりぎり間に合うかもしれません。

ただ、フェリーの到着時刻にもばらつきがありますので、あまりオススメは出来ません。屋久島旅行のついでに鹿児島に前泊(後泊)してゆっくりと旅行をするという方にぴったりです。

船を使った屋久島旅行は鹿児島観光をされる方にオススメ

高速船やフェリーを使った屋久島旅行は鹿児島での滞在も視野に入れて、時間をたっぷり使える旅行にオススメです。

いかにも島旅らしい情緒があり、鹿児島の港が鹿児島市内に近いので、天文館で鹿児島の美味しいグルメを楽しめるのがメリットです。

 

ただ、船の移動は乗り換えの時間も含めて時間がかかります。場合によっては丸1日移動で使ってしまうことになるでしょう。ですので、旅行の時間が少ない方は飛行機を選ばれた方が良いです。

屋久島に行くついでに鹿児島も観光していくとなると、最低でも4泊5日〜位の旅行期間は必要になってきます。

是非長いお休みが取れる方は船を使った旅行も検討してみて下さい。