屋久島登山 装備と持ち物 日帰り編


「よしッ! 縄文杉に登ろう!」

と決めたものの、「登山は始めてだから、一体何を準備すればいいの?」と最初は迷ってしまいますよね。

私も屋久島でガイドをするまでは大した道具も持たずに山に入っていました。

けれど、色々な道具を揃えるにつれて、登山の「重い」、「寒い」、「暑い」みたいな苦労はしっかりした道具で大きく軽減するということがわかりました。

 

この記事では屋久島の日帰り登山に必要だと思われる『基本の装備と持ち物』についてピックアップしました。

快適な屋久島登山のためにぜひ参考にしてみてください。

日帰り登山の基本の装備リスト

この記事でご紹介するのは屋久島の日帰り登山の基本の装備です。

特に、縄文杉・白谷雲水峡・太忠岳などの屋久島の標高600m〜1400m位の場所を想定しています。

まずは一覧のリストです。それぞれのアイテムについて詳しくは後述しています。

基本アイテム

屋久島で登山をする場合、必ず持って行きたいアイテムです。

持ち物 アドバイス
①ザック  防水性でなければ、ザックカバーを。レンタルは35Lの防水性。全ツアー共通でご利用いただきます。
②レインウェア  ゴアテックス素材の登山用のものを。
③登山靴・靴下  防水製のある登山用のものが安心。靴下はクッション性のあるものを。
④水筒等  あちこちで沢水が汲めます。500mlを1〜2本程度。ペットボトルも可。
⑤昼食弁当  お弁当屋さんやお宿で前日予約が必要。オーセンでは代行注文あり。
⑥ヘッドライト LEDタイプの十分な明るさのものを。
⑦おやつ・行動食  甘いものとしょっぱいものもをが◯。
⑧医薬品・応急処置セット  鎮痛剤やバンドエイトなど。

サポートアイテム

必須ではありませんが、登山をサポートしてくれるお助けアイテムです。

持ち物 アドバイス
⑨トレッキングストック 使い慣れると足の疲れを軽減してくれます。
⑩サポートタイツ 筋肉疲労や怪我防止のお助けアイテム。
⑪アミノ酸サプリメント  疲労回復に効果が期待できます。

小物・防水アイテム

屋久島では、強い日差しや雨の多さを考えると持っていきたいアイテムです。

持ち物 アドバイス
⑫手ぬぐい  タオルよりも軽く乾きやすいので便利。
⑬帽子  頭の保護、日差しから身を守るために。冬季は保温性のあるもの。
⑭傘 折りたたみ傘があると何かと便利。
⑮ゲイター 靴内部への雨・小石の侵入を防げます。
⑯手袋・トレッキンググローブ 手の保護や寒さ対策に。軍手も可。
⑰ザックカバー  屋久島の雨対策その1 ザックの外で防水を。防水性のザックでない方は必要です。
⑱防水バッグ・ジップロック 屋久島の雨対策その2 ザックの中でもさらに防水を。

それぞれ、詳しくご紹介

①ザック

日帰り登山なら30Lあればよいでしょう。

腰の部分にベルトがあり、肩と腰で重さを支えることができるものだと肩が痛くなりにくくおすすめです。

屋久島は雨が多いので、防水製ザックでなければザックカバーを利用し、更にザックの中でもビニール袋に入れて防水します。
>>オーセンツアー参加者には無料レンタルあり

②レインウェア

登山には命を守る道具として重要視されているのがレインウェアです。

「数百円で買えるビニールカッパじゃだめなの?」と思われるかもしれませんが、ビニールカッパや通常のレインコートでは屋久島の雨は、太刀打ちできませんのでご注意ください。

登山用として売られているものはゴアテックス等の防水透湿性素材を使用していますので、体から発する蒸気を多少なりとも外に逃がしてくれます。

ゴアテックス製のレインウエアは2万円以上する少し高価なもの。屋久島のレンタルショップを利用するのもよいでしょう。
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③登山靴・靴下

また、買ったばかりの靴は生地が硬く、長時間履いていると足に痛みが出る場合もあります。

初めての登山靴ならば何度か試し履きをして生地を柔らかくしてから本番に臨みましょう。

屋久島の登山の場合は、登山道が雨で濡れていることが多いため、滑りづらい登山靴を選ぶのものポイントの一つです。

モンベルの登山靴が初心者に全力でオススメな理由

靴下

そして、靴下も登山にとっては重要なアイテム。汗や雨で濡れる可能性が高いので、ムレずらいウール混のものを選びましょう。

さらに、クッション性のある厚めのものは、靴の中のあたりを和らげてくれます。

④ペットボトル・水筒

屋久島は美味しい沢水がコースの途中に沢山あります。

おいしい水を汲み足しながら、歩けるのが何ともありがたい屋久島の登山。是非、水筒やペットボトルを用意して汲んでいきましょう

また、沢水はあちこちに流れていますので、500ml位のボトルで十分です。コンパクトなボトルならザックのポケットから取り出して、簡単に水を汲むことができます。

⑤昼食弁当

忘れてはいけないのが昼食のお弁当。屋久島にはコンビニがありませんので、前日の夕方に登山弁当店へ予約が必要です。お宿によっては昼食の注文を引き受けてくれるところもありますので相談してみて下さい。

またはご自分で前日にスーパーやパン屋さんなどで、調達しておくのも一つの手です。

朝早くの出発なので、朝食とセットになったお弁当などもありますよ。

⑥ヘッドライト

登山は必ず予定通りに下山できるとは限りません。

場合によっては日が落ちてしまうこともあります。特に森が深い屋久島では夕暮れになると森の中は暗くなるのも早いのです。

そんな時でもヘッドライト一つあるだけで、安心感が全然違ってきます。慌てない登山の為にもひとつザックに忍ばせておいて下さい。
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⑦行動食・おやつ

往復10時間の縄文杉登山はとにかく体力勝負!

休憩の時間も限られているので、体力の回復には食べることが効果的です。お弁当も大事ですが、お気に入りのおやつを用意していくのもとても大事です。

おやつ選びのポイントは

  • 疲れたときのモチベーションアップに好きなおやつを
  • 「甘い」、「しょっぱい」を混ぜ合わせると飽きずに食べられます
  • ビタミン・ミネラルたっぷりのナッツやドライフルーツもおすすめ

⑧医薬品・応急処置セット

絆創膏や痛み止め、サバイバルシートなどを準備しておくと良いでしょう。

特に内服薬は普段から使っているものorご自身にあったものを持って行きましょう。

痛み止めは頭痛以外にも歩行中に膝に痛みが出たときにも使えます。

⑨トレッキングストック

足の負担を和らげ、急にバランスを崩したときなどにも支えられるトレッキングストックは一つあると良いでしょう。

最初は使いづらいかもしれませんが、徐々に手に馴染んできます。慣れてくると「ストックなしてでは歩けない」なんて言う人もいるくらいです。
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⑩サポートタイツ

ボトムスはタイツとパンツで保温性などを調節すると良いでしょう。最近では足の動きをサポートしてくれる機能性タイツも多く販売されています。

上に併せるパンツは春秋なら長ズボンタイプ。夏ならばショートパンツも涼しく動きやすいです。

⑪アミノ酸系サプリメント

山での疲労回復に力を貸してくれるのがサプリメント類。

特に登山中にも簡単に飲めるアミノ酸系のサプリメントがお勧めです。

ここぞと言うときに一つ飲んでおくと気持ち的にも効果がありそうです。

アミノ酸は体を動かすために必要なたんぱく質のもととなります。体への負担が少なく、素早く体に吸収されるのが特徴です。

⑫手ぬぐい

汗を拭く・手を拭く・日差しをよける等、色々役に立ちます。

タオルでも良いですが、軽く、乾きやすい手ぬぐいの方がお勧めです。

⑬帽子

屋久島は本土に比べ緯度が下がるので日差しが強いところです。

縄文杉トレッキングに関わらず、帽子は必需品。

登山中は頭の保護にもなりますし、レインウェアのフードの下に被れば、視界の確保にも繋がります。

⑭傘

雨の多い屋久島では必須のアイテムの一つです。

雨の中での荷物の出し入れやお弁当を食べるときなどに重宝します。

また、屋久島の縄文杉ルートはほとんど屋根がありませんので、傘が威力を発揮します。

⑮ゲイター

靴の内部に雨や小石が侵入するのを防ぐのに効果的です。

特にトレッキングシューズが「ローカット」のものである場合は、靴の内部への侵入物が多くなります。

小石や雨、雪の進入や泥よけなど、快適な歩行の為に一つあると良いでしょう。

防水ソックス

雨だけを防ぐのであれば、靴下の上に直接履ける「防水ソックス」もお手軽で、一考の余地ありです。

⑯手袋・軍手・トレッキンググローブ

手を保護したければ手袋などを用意しておくと良いでしょう。寒い季節は手の保温にもなります。防水性のあるトレッキンググローブも有効です。

⑰ザックカバー

非防水素材のザックならば、ザックカバーは屋久島では必要です。

屋久島の猛烈な雨から荷物を守るには、2重以上の防水処理が必要です。まず第一の防御壁としてザックカバーを利用しましょう。

⑱防水バッグ・ジップロック

個々の荷物はザックにしまい込む際に防水バッグやジップロックでさらなる防水をしましょう。

屋久島の雨はザックカバーをしていても内部に侵入してきます。特にスマホやカメラ、財布などはジップロックに入れてしまうのがオススメです。

まとめ

屋久島ガイドの経験から、屋久島登山の持ち物を詳しくご案内しました。

オススメアイテムは購入ぜずとも「具体的にどのようなものなのか?」という点で、初心者の方にはご参考になるのではないでしょうか。

フィールドでの道具は本当に大切です。快適さだけでなく、怪我を減らし、時に命を守ります。

もし、登山アイテムについてのご質問がありましたら、お問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。私の経験がみなさまのお役に立てば幸いです。