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屋久島 白谷雲水峡 太鼓岩コース(苔むす森経由)を徹底解説

屋久島へ行ったならばぜひ訪れていただきたいのが白谷雲水峡(しらたにうんすいきょう)。

国内でも有数の苔の美しい森で、屋久島では縄文杉と並ぶ人気スポットです。

そして、せっかくなら一日かけて最奥の太鼓岩まで足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?

白谷雲水峡の太鼓岩は天気がよければ、屋久島の山々が一望できる絶景スポット。

苔の美しい森と絶景を両方楽しめるのが、白谷雲水峡の太鼓岩コースです。

白谷雲水峡の太鼓岩に登れるガイド付きトレッキングツアーを詳しく知るなら下記の記事へ

オーセン

2003年に屋久島へ移住し、17年間屋久島でエコツアーガイド業を営む。現在は出身地である埼玉に戻るものの、現在も屋久島通いは続いている。おすすめの屋久島のスポットは白谷雲水峡

オーセンについて

オーセンでは埼玉の秩父でハイキングツアーを行っています。屋久島に行く前の足慣らしに、週末のリフレッシュに、ぜひご利用下さい。

武甲山ハイキングツアーの詳細を見る

目次

白谷雲水峡の太鼓岩コースとは

白谷雲水峡の太鼓岩コースの特徴は

  • 苔むす森などを経由して、苔の森が楽しめる
  • 太鼓岩からの絶景が素晴らしい!
  • 1日トレッキングで十分満足できる
  • 初心者でもしっかりとした装備と体力準備をすれば縄文杉よりは楽

白谷雲水峡 太鼓岩コースの所要時間と距離

屋久島 白谷雲水峡 コースマップ

太鼓岩へは、白谷雲水峡入口から約5.6㎞の太鼓岩往復コースを4〜6時間ほどトレッキングすれば行くことができます。このコースの途中には「苔むす森(旧称:もののけの森)」も経由します。

  • 太鼓岩往復コース距離:5.6km
  • 往復コースタイム:4〜6時間

太鼓岩は標高約1050mの白谷雲水峡の最深部になります入り口の標高が約650m程ですので、標高差400mの行程となります。

ガイドブックではコースタイムは往復4時間と記載があります。ですが、途中お弁当を食べたり、苔むす森(もののけ姫の森)をゆっくり堪能するのであれば念のために「6時間程度」は考えておいたほうが良いでしょう

白谷雲水峡の太鼓岩コースはどんな感じ?コース内容をご紹介

それでは、白谷雲水峡太鼓岩コースをご紹介していきます。

白谷雲水峡入り口をスタート

管理等では協力金を徴収しています
入り口近くでお手洗いを済ませて

白谷雲水峡の入り口に建物がありそこで任意で協力金を徴収しています(500円)。管理人さんがいる時間は朝の8時頃から夕方の4時30分頃まで。

それ以外の時間でも募金箱が置いてあるので、任意で協力したい方はお金を払います。ただ、強制ではないので払わなくても入園することができます。協力金を払うと、白谷雲水峡のコースマップをもらえますよ。

ただ、スタートの前に入り口にあるトイレを済ませていきましょう。トイレは入り口に1箇所と、その他はコースの途中の白谷小屋に1箇所あるだけです。

白谷小屋のトイレのし尿は人力で汲み出す方式でとても大変です。スタート前にしっかりお手洗いを済ませておきましょう。

スタートしてすぐに出てくる憩いの大岩。

花崗岩の隆起によって形成された屋久島らしい風景。ここはその屋久島の地表がむき出しになった所。

岩を越えると、白谷川の美しい流れが目を引きます。

まっすぐ水が流れ落ちる「飛竜落とし」の滝

その美しい流れの3分後には荒々しい滝が現れます。「飛流落とし」と呼ばれる白谷雲水峡の代表的な滝です。

写真はいつもの水量ですが、雨の日は水量が増して迫力がある滝に変わります。

初めは道が舗装されています

こんな風に道が舗装されていますが、これは最初の方だけです、途中からしっかり山道に変わります。

暫く進むとさつき吊橋の手前に道標になる看板があります。

白谷雲水峡は分かれ道がいくつもあり、コースが分かれていますので、迷わないように確認していきましょう。

そして、さつき吊橋を渡ります。少しだけ揺れますが、しっかりした橋なので大丈夫。

さつき吊橋を渡るといよいよ登山道が始まります

太鼓岩コースはさつき吊橋を渡り楠川歩道を進みます。

花崗岩を並べてつくられた古道

すると、舗装されていた道から「楠川歩道」と呼ばれる石積みの道に変わります。

楠川歩道は江戸時代、木の伐採の際に、花崗岩を並べて作られた古道です。

楠川歩道を進むと、途中コケの美しい綺麗な沢があったりと、白谷雲水峡らしい深い森に変わってきます。

上の写真は曇りの日のもの。晴れじゃなくても美しい景色がみられるのが白谷の素晴らしいところです。

コケは非常にデリケートな植物です、緑の苔の上に足を置かないようにと、このような看板も立てられています。

入り口から1時間弱で白谷川の渡渉点に到着

普段は綺麗な白谷川
増水時は渡れなくなります

徐々に標高を上げて登っていくと、白谷川の上流部と合流します。ここは白谷川の渡渉点。つまり橋は架かっておらず、川から露出した岩の上を歩いていきます。

実はここは白谷雲水峡で一番危険な場所。増水時は渡れなくなってしまいます。また、渡ってしまった後に増水すると帰れなくなってしまいます。本当に気をつけて下さい。

スタートから1時間ほど歩くと、奉行杉コースと合流する地点があります。ここは山の上の方に向かって歩いていきます。

道の真ん中にぽっかりと穴の空いた杉の木が出てきます。その名も「くぐり杉」です。

2013年に一般公募で名付けられた「シカの宿」という名前の木。これもぽっかりと穴の開いた木です。大雨の日に本当に鹿が休んでいたことがあったので、このネーミングは間違ってないですね。

そして、白谷小屋に到着しました。古い小屋ですが、中にはお手洗いがありますので、ここで済ませていきましょう。

水も汲めるので飲水も取っていくことができます。

白谷雲水峡の定番スポット、苔むす森を経由して太鼓岩へ

白谷小屋を出発するとすぐに現れるのが「七本杉」。太さから見ると2000年近いヤクスギです。写真では写っていませんが、上の方に大きく7本くらい枝を伸ばしているというのが名前の言われたそうです。

苔むす森に到着 

そのまま進むといよいよ苔むす森(もののけ姫の森)に到着です。運が良ければ写真のようにヤクシカが出てくることもあります。少しゆっくりとしたい場所ですね。

苔むす森を通過すると、そこから道はさらに急になり、辻峠に向かって登っていきます。

20分ほど行くと大きな二代杉である「武家杉」と「公家杉」が出てきます。「二代杉」とは屋久島の森でよく見られるもので、

江戸時代などに切られ放置された屋久杉の切り株や倒木などの上から、新たに屋久杉が生えたものを差します。土台の切り株を一代目、その上に生えたから二代目というわけです。

さらに20分程進めば辻峠です。周辺にはベンチが置いてあるので、休憩やお弁当などはここで済ませてしまいましょう。太鼓岩の上ではお弁当を食べることができません。

いよいよ白谷雲水峡の絶景ポイント太鼓岩へ

ここまで来れば太鼓岩はすぐ近く。最後の道は本当に登山道なの?というくらい急ですが、それを過ぎれば絶景が広がっているはず。

太鼓岩の上は狭いので、人が多い時は譲り合いましょう。荷物なども、手前の森のなかに置いておくと良いですね。

ぜひこの絶景を見に、白谷雲水峡の太鼓岩へチャレンジしてみて下さい。

白谷雲水峡へのアクセス方法

白谷雲水峡へは定期バス、タクシー、レンタカー等でアクセスすることができます。入り口には無料の駐車場もあるので気軽に登山を開始することができます。

宮之浦地区から20分ほど山道を走ります。カーブの多い道なので、レンタカーで行く時は十分注意が必要です。

白谷雲水峡への行き方についてはこちらをご覧ください
⇨白谷雲水峡への行き方 ポイントや注意点も掲載しました!(バス・レンタカー・タクシー)

白谷雲水峡 太鼓岩往復コーストレッキング 持ち物と服装について

白谷雲水峡の標高は600メートル〜1050メートルです。真夏でも標高が上がれば、ひんやりとし、雨に濡れれば凍えることも。

白谷雲水峡は景勝地として道も整備されています。手ぶらで、スニーカーで問題ないのでは?とお考えの方もいらっしゃると思います。確かにトレッキングは不可能ではないのですが、白谷雲水峡はかなりの確率で雨が降りますし、相当足場の悪い箇所もあります。

景色を楽しむ余裕を持って安全にトレッキングをするのであれば、ゴアテックス製のレインウエアや登山靴など、しっかりとした日帰りトレッキングの装備で臨まれることをおすすめします。

白谷雲水峡 太鼓岩コース つつじ吊橋を渡ってすぐ 急勾配の岩場

▼装備と持ち物 についてはこちらをご覧ください。

▼服装・気温についてはこちらをご覧ください。

白谷雲水峡へ個人で行かれる場合はこちらをご覧ください。

白谷雲水峡の太鼓岩のツアーに参加するためには

白谷雲水峡に行きたいけど、一人で行くのはちょっと不安。そんな時はガイドツアーに参加しましょう。ガイドツアーに参加すると、自然のことや屋久島のことをたくさん聞けるので、一気に屋久島ツウになれますよ。

さらにほかの参加者との交流も楽しいもの。ツアーに参加するだけで旅の楽しみが何倍にも膨れ上がります。

ガイドツアーに参加するには①旅行会社のトレッキング付きツアーに参加するか、②現地ガイドショップに直接申し込むかの2種類。

詳しくは下記の記事をご覧ください。

白谷雲水峡の太鼓岩に登れるガイド付きトレッキングツアーを詳しく知るなら下記の記事へ

屋久島パックツアー&ガイド付きトレッキングプランの全般について知りたい方はこちらもどうぞ


屋久島旅行ガイド

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