鹿児島から屋久島への行き方のコツと人気ツアー

屋久島は、日本の南西部にある鹿児島県の島。鹿児島本土から60kmの位置にあります。
屋久島へは、鹿児島から『飛行機』や『高速船』や『フェリー』のどれかを利用して渡りますが、それぞれにメリットとデメリットがあります。
この記事では、鹿児島から屋久島への行き方と宿泊地までの移動方法を詳しく紹介。
また、鹿児島から屋久島へのアクセス方法のよくある質問と回答もまとめました。
屋久島旅行を計画する際に参考にしてくださいね。
⬇屋久島の行き方の基本について詳しく知りたい方は下記の記事が参考になります。
⬇おすすめ屋久島ツアーをもっと詳しく知るなら下記の記事に詳しく解説しています。
鹿児島から屋久島への3つの行き方の特徴
鹿児島から屋久島への3つの行き方があります。
それぞれの特徴はこちら⬇
- 飛行機でアクセス
- 最も早くて便利
- 料金は最も高い
- 台風接近時も頑張ってくれる
- 高速船でアクセス
- 飛行機よりも安くて快適
- 所要時間は飛行機よい約2倍以上
- 台風接近時はすぐに欠航
- フェリー屋久島2でアクセス
- 最も安くてゆったりとした旅が楽しめる
- 所要時間は約4倍以上
- 台風接近時はすぐに欠航
- 朝に出向なので鹿児島で前泊が必要
下記で詳しく解説します。
飛行機(JAC)で行く方法
鹿児島空港から屋久島空港までの飛行時間は約35分です。
料金は片道約10,000円〜18,000円程度で、季節や曜日によって変動します。
すぐに知りたい方は、下記で料金等を検索してみてください。
運行はJALグループのJACのみ。ANAやLCCなどの就航はありません(ANAはコードシェア便ならあり)。
また、飛行機の運行も一日に6便程度ありますが、詳しい時間は変動しますので、JALのホームページでチェックしてみてください。
天候や機材の都合などで欠航することもあります(屋久島は本当に遅延や欠航が多いです・・・泣)。
その際は、別の便に振り替えるか、高速船やフェリーを利用することになります。

高速船トッピー・ロケットで行く方法
鹿児島から高速船トッピー・ロケットが就航しています。
鹿児島本港南埠頭から、屋久島の宮之浦港(または安房港)までの所要時間は約1時間50分です。
料金は片道約12,200円・往復22,300円で、季節や曜日によって変動します。
大人運賃 | 小児運賃 | |
---|---|---|
片 道 | 12,200円 | 6,100円 |
往復割引 | 22,300円 | 11,150円 |
一日に4〜6便程度運航されていますが、運行時刻や便数は季節によって変わります。
《鹿児島発》→屋久島 |
---|
07:30→10:30 (種子島経由)宮之浦行き |
07:45→09:45 (指宿経由)宮之浦行き |
10:00→12:40 (種子島経由)安房行き |
13:00→15:30 (種子島経由)宮之浦行き |
13:20→15:10 宮之浦行き |
16:00→18:30 (種子島経由)宮之浦行き |
《屋久島発》→鹿児島 |
---|
07:00→09:35 安房発(種子島経由) |
10:00→12:45 宮之浦発(種子島経由) |
10:45→12:35 宮之浦発 |
13:00→15:35 安房発(種子島経由) |
15:45→18:30 宮之浦発(種子島経由) |
16:00→18:55 宮之浦発(種子島経由) |
16:30→18:30 宮之浦発(指宿経由) |
天候や海況などで欠航することもあります。
その場合は別の便に振り替えられるか、飛行機を利用することになります。

フェリー屋久島2で行く方法
鹿児島からフェリー屋久島2が運行しています。
鹿児島本港フェリーターミナルから、屋久島の宮之浦港までの所要時間は約4時間です。
料金は片道約5,000円〜7,000円程度で、繁忙期などはもう少し高くなります。
種類 | 大人 | こども |
---|---|---|
二等片道 | 5,600 | 2,800 |
二等往復 | 10,700 | 5,400 |
1等片道 | 6,900 | 3,400 |
1等往復 | 12,800 | 6,300 |
1日に1便のみの運航ですが、鹿児島を朝に出発するので、前泊する必要があります。
《鹿児島発》→屋久島 |
---|
08:30→12:30 |
《屋久島発》→鹿児島 |
---|
13:30→17:40 |
また、波の高さが4m前後になったり、屋久島の風が強かったりすると、欠航することも良くあります。
その場合は別の便に振り替えられるか、飛行機や高速船を利用するようにしましょう。
- 移動時間が長い
- 鹿児島に前泊が必要
なので注意が必要ですが、フェリーは高速船よりも安くて、ゆったりとした旅が楽しめます。

移動手段のコツ:屋久島へは飛行機利用が『旅コスパ』が良くおすすめ

旅コスパ最強は飛行機
『旅コスパ』は私が勝手に作った言葉で、旅行を一番楽しめるコストパフォーマンスのこと。
鹿児島から屋久島へ行く方法は「飛行機」と「高速船」と「フェリー」の3つ。
その中で『旅コスパ最強』は飛行機を使った移動方法です。
理由は
- 移動時間が短い
- 屋久島での滞在時間を増やすことができるから
移動料金が高速船に比べやや高くなるものの、移動時間が短く、滞在時間が増えるので、その分ドライブをしたり、グルメを楽しんだりする事が出来きます。
つまり、屋久島での旅の楽しみをもっと増やすことができ、『旅コスパ』が上がるのです。
飛行機移動は縄文杉トレッキングにもメリットあり
また、翌日に縄文杉トレッキングを控えている場合も飛行機にはメリットがあります。
朝4時ころに起きなければならない縄文杉トレッキングは、前日の夜は早めに寝て体力を温存する必要があります。
トレッキングの前日はいろいろと準備も大変。
だから早めに屋久島に到着して準備を済ませ、早めの就寝を心がけなければなりません。
でないと、寝不足に陥り、カーブの多い登山口までのバスで車酔いします。
縄文杉トレッキングを控えるなら、早めに屋久島入りができる飛行機がおすすめなのです。
でも、高速船のほうが料金が安いのでは?
「でも、鹿児島から船を利用して屋久島に行くほうが、飛行機よりも安いツアーがあるのでは?」
とお探しの方もいるかもしれません。
ですが、飛行機も高速船も料金的にも大きくは違いません。
乗り継ぎの手間と費やす時間を考えると、飛行機のほうがパフォーマンスが良くおすすめできます。
移動に大切な旅行の時間を取られたくないなら(屋久島旅行を思いっきり楽しむなら)、飛行機で屋久島に行くことをおすすめします。
(ただ、旅行日程がたっぷりあって、時間に余裕があるなら、鹿児島市内も観光できる船の利用もOKです。)
お得に屋久島旅行をするならツアー利用がおすすめ

屋久島に飛行機で行くなら、ホテルがセットになった屋久島ツアーを利用するのがおすすめです。
下記の「ジェイトリップ(J-TRIP)」が比較的安く、屋久島の定番ホテルも選べて、縄文杉などのトレッキングが必要ならばオプションでもつけられるので、かなりおすすめです。
おすすめの屋久島ツアー「ジェイトリップ」
羽田・伊丹・福岡空港からならジェイトリップがおすすめ
万が一のキャンセル料が実質0円!JALの飛行機を利用出来るのに格安ツアーが作れます。宿泊は格安でもOKという方におすすめなのがジェイトリップ。
さらにもしキャンセルをした場合でも、キャンセル料をオリジナルのポイントで還元してもらえるので、次回の旅行の際に充当できるという、他にはないサービスも魅力的。
リーズナブルな旅行にしたいけど、移動はしっかりJALの飛行機を使いたいならジェイトリップ。かなりおすすめです。
- 万が一のキャンセル料が実質0円!
- 飛行機はJAL利用で乗り継ぎがスムーズ・直行便が選べる
- 航空機欠航補償・国内旅行傷害保険付きプランあり
- 格安宿も選べる
その他、おすすめの屋久島ツアーの一覧は下記のとおりです。
基本的に屋久島旅行はJAL便が利用できる旅行会社がおすすめです。
\おすすめパッケージツアー(フリープラン)/
【1】『ジェイトリップ(J-TRIP)』JAL便利用なのに格安
JAL便専門の格安ツアー!万が一のキャンセル料が実質0円キャンペーンあり!東京・伊丹・福岡空港利用なら一番のおすすめ。JAL便利用だから遅延・欠航時も安心で直行便も選べます。
【2】『JALダイナミックツアー』JAL直営の高品質ツアー
JAL直営ツアー。ときどき驚くほど割安に!飛行機の時間を好きに選べるから、旅行の計画が立てやすい。乗り継ぎのある飛行機の場合でも予約が簡単。屋久島の「JRホテル」や「いわさきホテル」、「sankaraホテル」など利用するな要チェック。
【3】『楽天トラベル』のツアーは提携宿が多くて好きに選べる
選べる宿が桁違いに豊富!JALの飛行機と組み合わせればオリジナルな旅行が作れる。セールやクーポンも必ずチェック!
【4】『じゃらん』のツアーなら宿をもっとこだわれる
選べる宿が桁違いに豊富!JALの飛行機と組み合わせればオリジナルな旅行が作れる。セールやクーポンも必ずチェック!
【5】『JTB』のツアーは予約しやすく安心が多い
安心感で選ぶならJTB!台風時も安心な復路航空便欠航補償付き!価格もお手頃。屋久島の人気ホテルに宿泊するなら要チェック。

出発空港から屋久島までのツアーが作れない時の対処法
屋久島空港には鹿児島空港からJAL便のみ就航しています。
なので、自分の最寄りの空港から鹿児島空港までJAL便の飛んでいないと、JALを乗り継ぐツアーを作ることができません。
その場合は、他社便を使って鹿児島空港へ行く必要があります。
ですが、他社便&JAL便を利用したツアーは非常に数が少ない(ほぼ無い)のが現状です。
そんな場合は、鹿児島空港を挟んで2つのパッケージツアーを組み合わせるのがおすすめ。
- 鹿児島空港まで他社便利用のダイナミックツアーを利用
- 屋久島空港へはJAL便利用のダイナミックツアーを利用
の「①+②を」組み合わせるという方法です。
注意点として、他社便同士の乗り換えになるので、乗り継ぎ時間を多めに確保しておきましょう。
Q&A
- 鹿児島空港から高速船やフェリーの乗り場までどうやって行くのですか?
-
A: 鹿児島空港から高速船やフェリーの乗り場までは、空港から20分おきに出ている鹿児島空港連絡バスを利用すると便利です。
所要時間は約50分で、料金は片道1,000円です。
- 飛行機や高速船やフェリーの予約は必要ですか?
-
飛行機は予約が必要です⁴。高速船やフェリーは予約が必要ではありませんが、季節や天候によって混雑することがあります。
特にゴールデンウィークや夏休みなどの繁忙期は早めにチケットを購入することをおすすめします。
- 屋久島でレンタカーを借りる場合は何が必要ですか?
-
屋久島でレンタカーを借りる場合は、運転免許証とクレジットカードが必要です。
また、事前予約も必要です。
屋久島ではレンタカーショップが少なく、車種も限られています。
そのため、旅行計画を立てる際にはレンタカーの手配も早めにすることをおすすめします。
- 屋久島の空港・港からバス・タクシー・レンタカーはありますか?
-
屋久島の空港や港からはレンタカー、タクシー、バスが利用できます
レンタカーはレンタカーショップで借りることができますが、事前予約が必要です。
特に繁忙期は島内のレンタカーが足りなくなるので、早めの予約が必要です。
タクシーは空港や港の前に待機していることが多いですが、事前に予約しておくほうが確実でしょう。
ちなみに、屋久島は大きな島なのでタクシー料金も高くなりがちです。
バスは空港から宮之浦・永田方面、尾之間・栗生方面へ運行されていますが、本数は少なく1時間に1〜3本程度です。
まとめ
本記事では、鹿児島から屋久島の行き方について解説しました。
鹿児島から屋久島への行き方は、飛行機、高速船、フェリーの3つの方法。
それぞれにメリットとデメリットがありますので、旅行の目的や予算に合わせて選びましょう。
- 飛行機は最も早くて便利な方法ですが、料金は最も高い
- 高速船は飛行機よりも安くて快適な方法ですが、所要時間は約2倍以上
- フェリーは最も安くてゆったりとした方法ですが、所要時間は約4倍以上。
以上が鹿児島から屋久島への3つの行き方の概要です。
3泊4日以内の屋久島旅行なら、移動時間が短くて済む飛行機でのアクセスがおすすめ。
ぜひ、鹿児島から屋久島への最適なアクセス方法を見つけてくださいね。
鹿児島から屋久島の行き方の関連記事
⬇屋久島の行き方の基本について詳しく知りたい方は下記の記事が参考になります。
⬇おすすめ屋久島ツアーをもっと詳しく知るなら下記の記事に詳しく解説しています。
⬇《フェリー屋久島2》と《高速船》を比較については下記の記事で解説しています。
ちなみに、フェリーに車を載せて屋久島に行きたいという方はこちらでもご紹介しています。記事を最後まで読んだら、こちらも参考にしてみてくださいね。
⬇鹿児島から屋久島|フェリー屋久島2とフェリーはいびすかすの船内状況などは下記の記事でご紹介しています。