【乗船ブログレビュー】フェリーを使ってマイカーで屋久島へ行く方法
屋久島はフェリーに車を乗せていくことが出来ます。
でも、フェリーに車を乗せた事が無い方には未知の事だらけ。事実、埼玉生まれの筆者はフェリーに車を乗せるのは屋久島が初めてだったので、最初は戸惑いまくりでした。
- フェリーに車を乗せて屋久島に行けば、家族旅行やグループ旅行では移動費を安く抑えられます。
- 現地でレンタカーを借りなくても済むし、お土産をたくさん買っても車に積んでくることができます。
時間はかかりますが、自分の車で屋久島を走れるのってけっこう快感ですよ。
ということで、本記事ではフェリー屋久島2にマイカーを乗せて屋久島へ行く方法について解説します。
⬇鹿児島発 屋久島への行き方について詳しくは下記の記事をどうぞ。
⬇鹿児島から屋久島|フェリー屋久島2とフェリーはいびすかすの船内状況などは下記の記事でも確認できます。この記事を読んだあとにこっちもどうぞ。
フェリー屋久島2の運行時間
時刻表と移動時間
フェリー屋久島2は1日1往復のみです。
- 往路:
- 鹿児島本港(8:30発)▶屋久島 宮之浦港(12:30着)
- 復路
- 屋久島 宮之浦港(13:30)▶鹿児島本港(17:40)
- 所要時間:片道あたり約4時間
鹿児島と屋久島を片道およそ4時間で結
鹿児島から屋久島への車の航送料金は?
車両構想運賃は以下の通りとなっています。この金額の中にドライバー1名分の乗船料金も含まれています。
車長 | 往路料金 | 復路料金 | 往復料金 |
---|---|---|---|
3m未満 | 13,300 | 13,300 | 26,600 |
4m未満 | 20,000 | 18,000 | 38,000 |
5m未満 | 24,500 | 16,500 | 41,000 |
6m未満 | 35,000 | 24,000 | 59,000 |
フェリー屋久島2に車を乗せる事前の準備
フェリー屋久島2に車を乗せる場合の手続きについて説明します。
必ず電話で予約
フェリーに車を乗せるならば、事前に電話予約をしておきましょう。
フェリーに乗せられる車の台数は限られていますので、繁忙期などは定員でいっぱいになってしまうことも考えられます。直前だと断られるかもしれません。
【フェリー屋久島2の予約番号】
099-226-0731
予約の際に車の長さを聞かれますので、車検証などを手元に置いておくとスムーズです。
県外からならマイカー往復割引というキャンペーンを行っています。こちらはWEB予約が条件なので、以下のURLより申し込む必要があります。
車検証を準備
乗船手続きの際は車検証の確認があります。
普段から車に積んであるので大丈夫かと思いますが、窓口で手続きの際は車検証も一緒に持っていきましょう。
車の長さの確認などが行われます。
実際にフェリー屋久島2に車を乗せる方法(鹿児島から)
鹿児島本港南埠頭に7:30までに到着
では、乗船当日の流れについて説明します。
鹿児島港をフェリー屋久島2が、出発するのは朝8時30分です。
ただ、車を船に積み込む作業の時間を考えると、港へは1時間前までに到着していなければなりません。
朝の7時過ぎには港に到着しておくように、時間には十分な余裕を持って向かいましょう
鹿児島本港南埠頭と受付場所
鹿児島は屋久島の他にも、種子島やトカラ列島、奄美大島などの離島がたくさんあります。
それぞれの離島へ向かう船着き場が同じ地域にあるものの別れているので、初めて行く方は迷ってしまう可能性があります。
なので、地図と写真で説明します。
港の目印は鹿児島のドルフィンポートです(残念ながら閉鎖されました)
鹿児島の港の近くにはドルフィンポートという商業施設があります。
鹿児島の美味しいグルメや特産品などが楽しめるので、鹿児島に行くならぜひ訪れてほしい場所です。
このドルフィンポートの南側の道を奥に進むと、屋久島行きのフェリー乗り場に到着します。
ゲートを超えてから車両の受付へ
車両の受付は車をゲート内に進めてから行いますので、ゲート内に侵入してください。
その際ゲートで受け取った券も受付で渡してください。
ゲートを抜けて左手に折れると、南ふ頭一号上屋と書かれた建物があります。
その手前が車の待機場所になりますのでそこに車を止めましょう。
倉庫のような建物ですが、建物内に入ると受付がありますので、ここで乗船申込書に記入し手続きをします。
料金の支払いはクレジットカードでもOKです。
ここで必要なものは車両の長さを知るための車検証・ゲート侵入の際に受け取った券・その場で記入する乗船申込書です。
乗船券を購入すると、車のダッシュボードに置く紙を渡されますので、社内の見えるところに必ず提示しておきましょう。
その他、車を搬入後に船内へ入る際に乗員に渡す乗船券も貰えます、船内にに入る時に忘れずに持っていってください。
誘導員の指示に従って車を搬入
以上の手続きが済んだら、待機場では車内で待つようにしましょう、時間になると誘導員の方がやってきて、車の搬入が始まります。
船の中に車を進めると、更にそこにも誘導員の方がいて、指示をしてくれます。
鹿児島港では、下船時にスムーズに車が出せるように船内で方向転換をする必要があります
何人かの誘導員の方がじっと自分の車を見てるので緊張してしまいますが、焦らずにゆっくり行なえば大丈夫です。
船が出発すると車には戻れませんので必要なものを持って、客室へ移動します。
屋久島に到着したら、館内放送が流れますので、車へ移動し誘導員の方の指示に従って車を搬出しましょう。
船に揺られて4時間もすると屋久島に近づいてきます。
船内でアナウンスがあるので、それを合図に自分の車へ乗り込みましょう。
係員の誘導に従って、船から車を出せば、無事屋久島に到着です!
実際にフェリー屋久島2にマイカーを乗せる方法(屋久島から)
次は屋久島から鹿児島へフェリーで向かう時の注意点を解説します。
宮之浦港に12時30分までに到着しておきましょう
屋久島から鹿児島へフェリーが出発する時間は13時30分。
注意点はフェリー屋久島2が屋久島の宮浦港に停泊している時間は、たった1時間だけ。
その間に荷物の積み出しとつみれを行わなければいけないので、かなり慌ただしい状況です。
やはり出港の1時間前までは確実に港について余裕をもって行きましょう。
宮之浦港と受付場所
鹿児島から到着した時と同じ、宮浦港からフェリー屋久島2は出発します。
受付は白い建物の中にあります。車を止めたら受付のためにこの建物に向かいましょう。
車は看板の指示に従って搬送車の待機場へ向かいます。
搬送車両の待機場所が非常に分かりづらいのですが、この赤い設備の前あたりになります。
特に看板が無いので、迷いますが、他に乗用車が並んでいれば、その後ろに車を付けるか、係の人がいたらその誘導に従います。
あとは往路と同じように誘導員の指示に従って車をフェリー内に移動します。
フェリーに車を積み入れる作業は往路の時とほぼ一緒ですので、ここでは省きます。
約4時間後には鹿児島に到着です。
車の持ち込み限定!フェリー屋久島2のお得料金
鹿児島県外にお住まいの方なら割引が受けられる
屋久島に鹿児島県外から車を持ち込みで旅行をされる方に朗報です。フェリー屋久島2では県外マイカー往復ネット割引料金という割引制度があります。
条件は
- ご利用日2日前の午後3時までにweb予約完了
- web予約後に予約番号をメールにて取得
- 必ず県外在住のお客様である事
- 往復期間は出発日より30日以内
WEB予約というのが条件なので、電話ではなくネット予約で申し込みましょう。
長期旅行ならフェリー屋久島2に車を乗せて屋久島へ行くのもあり
九州の南端にある鹿児島までマイカーで来て、からさらに船に乗り換えて屋久島に行くと、
本当に屋久島は遠いところだなと実感します。
誰にでもおすすめできる方法ではないですが、九州圏の方や長期の旅行を車でされている方などは、ぜひその足で屋久島旅行も視野にいれてみてもいいのではないでしょうか?
マイカーなら、登山の道具や水遊びの道具などを車に積んでいけるので、お父さんは車の運転が大変ですが、家族旅行にもピッタリかと。
あと裏技的に、GWやお盆などの季節は屋久島のレンタカーは数が足りずに予約できない時、鹿児島でレンタカーを借りて、フェリーで屋久島入りをするなんてこともできます。
⬇鹿児島発 屋久島への行き方について詳しくは下記の記事をどうぞ。
⬇鹿児島から屋久島|フェリー屋久島2とフェリーはいびすかすの船内状況などは下記の記事でも確認できます。この記事を読んだあとにこっちもどうぞ。
⬇《フェリー屋久島2》と《高速船》を比較については下記の記事が詳しいです。