北海道発 屋久島への行き方とツアーのおすすめ【旅行ガイド】
北海道から屋久島へは毎年たくさんの方が訪れています。
全国から屋久島への行き方はこちらの記事にまとめましたが、北海道から屋久島へ行くにはどんな方法がおすすめなのか知りたい方向けの記事です。
屋久島に来られる観光客の中には「北海道から来ました!」という方は意外と多く、その度に「どんなルートで来たのですか?」とついつい聞いてしまいます。
北海道から屋久島は距離がありアクセスが大変ですが、みなさん飛行機を上手に乗り継いで屋久島に来られているようです。中には良い乗継便がなく、2日がかりで屋久島に到着するパターンも。
いろいろと調べてみると、上手にチケットを取れば飛行機でその日のうちに、しかも片道30,000円前後でも行けてしまうのです。
この記事では北海道から「屋久島までの行き方の基本」と、「宿と飛行機がセットになったお勧めのパッケージツアー」についてご紹介します。
⬇屋久島の行き方の基本について詳しく知りたい方は下記の記事が参考になります。
⬇おすすめ屋久島ツアーをもっと詳しく知るなら下記の記事に詳しく解説しています。
北海道から屋久島は鹿児島経由が基本
屋久島空港へは現在、
- 鹿児島空港
- 福岡空港
- 伊丹空港
からの直行便が設定されています。そして便数もそれぞれ
- 鹿児島空港から屋久島は1日に数便
- 伊丹空港・福岡空港からは1日1便
で、伊丹便と福岡便は便数が少ないため、北海道から乗り継いでその日のうちに屋久島に到着できるのは「早朝の新千歳空港出発ー伊丹経由ー屋久島空港」のみ。
なので、基本的には便数の多い【東京経由ー鹿児島空港経由ー屋久島空港】を考えます。
片道で3回飛行機に乗るので時間もお金もかかりますが、パッケージツアーを利用したり、早割を使えば比較的料金を抑えることも可能です。
北海道から屋久島への行き方 まずはJALを調べましょう
まず最初に「北海道から屋久島へ飛行機で行くならJALの利用を考えます」。
というのも、屋久島空港はJALグループのJAC便のみが就航している為、「飛行機をJAL便で統一しておくと、トラブル時の対応にもスムーズ」なのです。
例えば、屋久島から帰る時に、屋久島便が遅延して、次の飛行機に間に合わないときでも、屋久島のJALカウンターですべての飛行機の変更手続きができます。
これが、他社便が絡むと、屋久島空港にはカウンターがないので、電話にて対応せざるを得ません。特にその日のうちに北海道ー屋久島の間を移動するという旅程ならば、航空会社を統一してしまうのが圧倒的に便利なのです。
そんな理由から、まずはJAL便を考えていきます。後半ではLCCやANA便についても書いてあります。
新千歳空港ー羽田空港ー鹿児島空港ー屋久島空港
航空会社 | JAL/ANA/スカイマーク/エアドゥー |
便数 | 1日数便 |
片道料金 | 約8,000〜40,000円 |
航空会社 | JAL/ANA/スカイマーク/ソラシドエア |
便数 | 1日数便 |
片道料金 | 約数千円〜30,000円 |
航空会社 | JAL |
便数 | 1日数便 |
片道料金 | 約8,000〜16,000円 |
午前中の早い便に乗れば、その日のうちに屋久島に到着できます。また、便数も多いので選択肢も多そうです。東京からの行き方をもっと詳しく解説した記事はこちら↓
北海道から屋久島へLCC利用は1日だと厳しいか?移動に2日かけられるならありです
飛行機を料金を格安に抑えるためにLCCを利用する場合
- 成田空港ー鹿児島経由
- 関空ー鹿児島経由
- 中部ー鹿児島経由
- 福岡経由
などのルートが考えられます。価格のやすさが魅力のLCCですが、LCCは飛行機の遅延も頻繁に起こります。
私も以前LCCを利用した際に3時間の乗り継ぎ時間を確保しても、乗り継ぎがぎりぎりになったことがありました。
北海道から屋久島まで、成田ー鹿児島ルートを利用すればその日のうちに到着できるプランも考えられますが、遅延により次の飛行機に乗れなくとも保証がないのがLCCです。
代表的なルートとしては、
- 新千歳ー成田ー鹿児島ー屋久島
- 新千歳ー関空ー鹿児島ー屋久島
- 新千歳ー中部ー鹿児島ー屋久島
鹿児島ー屋久島間はJAL便(JAC)しかないので、LCCではなくなりますが、他の路線の便をLCCにすることで、飛行機料金が少し安くなりそうです。
LCCの料金は日によっても変動しますので、飛行機チケット比較サイトのエアトリで調べると安い日がわかって便利です。
LCCを利用する場合は1日で屋久島まで行こうとはせずに、2日に分けて行くプランにおすすめだと思います。
途中の経由空港で1泊しなければならない事が多いので、トータル的には時間とコストはあまり変わらないかもしれません。会社終わりで新千歳空港を出発して、途中の経由地で一泊し、翌日に屋久島入りという方法で来たという方もいらっしゃいました。
いずれにしても、この方法はパッケージツアーも少ないので、個人手配で旅行を計画を立てる必要があります。
北海道から屋久島へ「ANA」のVALUE TRANSITを利用
この記事ではJAL便利用を推してきましたが、乗り継ぎ回数の多い北海道から屋久島への移動には、ANAのお得な乗り継ぎ料金制度を利用する方法も見逃せません。
それが、ANAの割引システムVALUE TRANSIT(バリュートランジット)です。
これは国内線で乗り継ぎをする場合、正規の料金よりも安く利用できるシステムです。予約時期により割引率もかわりますが、28日前までの予約で割引率の一番高いバリュートランジット28で飛行機運賃を調べてみると。
新千歳ー中部国際空港ー鹿児島空港の片道料金が「16,890円」。
鹿児島ー屋久島へのJAL便のチケットが早割で「9,800円程度」ですので、「合計26,690円」となります。
季節によって料金は変動するのであくまで参考価格ですが、新千歳ー屋久島の片道料金としては破格です。また、ANAはLCCと違い比較的運行時刻に狂いは少ないので安心です。
北海道から鹿児島まではANAで、鹿児島から屋久島までは宿と飛行機がセットになったパッケージツアーを使うと、さらにお得になりそうです。
北海道から屋久島へ行くなら最低3泊4日。できれば4泊5日以上あるといい
上記の通り、北海道から屋久島へ行くのは移動だけでも相当時間がかかってしまいます。
屋久島で縄文杉や白谷雲水峡などへ登山をする予定ならば、それぞれ一日は必要となりますので、最低でも3泊4日の旅行日程は確保したいものです。
また、屋久島も天気が荒れて飛行機が飛ばないことも多々ありますので、できれば旅行日程には余裕を持たせて4泊5日くらいの日程は確保しておいたほうがいいですね。
北海道から屋久島へ行く方法:まとめ
やはり北海道から屋久島は遠いです。それでも、北海道から屋久島へは毎年たくさんの方が来られます。
飛行機を上手に利用して、移動時間を少なくし、屋久島で遊ぶ時間を増やすようにするのが、北海道からの屋久島旅行のポイントです。
乗り継ぎもたくさんしなければならないので、チケットの手配が面倒だと言う方はJALツアーなどのパッケージツアーを利用するのもいいでしょう。
ホームページで説明に沿って進んでいけば、簡単にチケットと宿の予約もできてしまいます。また、JALツアーの提携しているお宿は、しっかりとしたところばかりなので安心感もあります。
ぜひ、北海道とはまた違った自然が残る屋久島にいらしてみてくださいね。
⬇屋久島の行き方の基本について詳しく知りたい方は下記の記事が参考になります。
⬇おすすめ屋久島ツアーをもっと詳しく知るなら下記の記事に詳しく解説しています。