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縄文杉登山ルート 地図と写真でどこよりも詳しく解説!(荒川登山口〜縄文杉)

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縄文杉の前で記念撮影 疲れも吹き飛びます

縄文杉登山ルートを、ガイド歴15年の屋久島ガイドが、地図と写真を交えて見所やポイントをご案内しています。

縄文杉登山をお考えなら、事前にチェックしておくと安心です。

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縄文杉登山ルートのご紹介(荒川登山口〜縄文杉コース)

前半 縄文杉登山ルート(荒川登山口〜楠川別れ)

荒川登山口からトロッコ道の終点までの道のりはとても長いので、2つに分割してご紹介します。まずはトロッコ道がメインの荒川登山口から楠川別れまでです。時間にしたら1時間30分程度ですが、トロッコ道が歩きやすいので距離に換算すると思ったより長距離を歩きます。

前半 縄文杉トレッキングコース(荒川登山口〜楠川分かれ)

 

●荒川登山口

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縄文杉トレッキングスタート地点 荒川登山口 右側建物はトイレ

縄文杉登山の朝は早いです。午前5時ごろから安房の屋久杉自然館から専用のシャトルバスに乗って、35分間ドライブして荒川登山口に到着します。シャトルバス内は飲食禁止なので、バスに乗る前や登山口に到着したときに済ませてしまいましょう。トイレは登山口にありますので準備を済ませたらいよいよ出発です。

●屋久島の花崗岩の露出した岩

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花崗岩の隆起している様子 圧巻です

屋久島で一番大きな安房川に沿ってトロッコ道は続いています。トロッコ道沿いには露出した屋久島花崗岩が目立ちます。屋久島は約1,400万年前に地下深くでできあがった花崗岩の隆起によりできた岩の島。その屋久島の土台が所々で見られます。

●トロッコ道沿いは伐採跡地の若い森

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トロッコ道沿いの若い森

トロッコ道沿いの森はまだまだ若い森です。というのも、屋久杉の森は江戸時代から明治、大正、昭和と伐採され続けていました。特にトロッコ道が出来たのが大正時代。大正時代以降に伐採された後、ゆっくりと復活しつつある森なのです。

●けっこう高い橋もあります。慎重に渡りましょう

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手すりのない橋

川を渡る度に出てくる橋。手すりがついているものもありますが、手すりがないスリル満点の橋もいくつかあります。風の強い日などは特に注意して渡りましょう。

●小杉谷集落跡地

小杉谷は大正から昭和45年まで、主に山仕事に従事する人々とその家族が住んでいた山の中の集落跡地。当時は商店、銭湯、郵便局などもあり、町として機能があった場所です。

●美しい安房川

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安房川のほとりで休憩タイム

集落跡を過ぎる最中、今度は左手にきれいな川が見えてきます。天気がよければ立ち寄って休憩しましょう。屋久島の川は透明度が高く、多くの場所では飲むことも出来ます。

●楠川分かれ

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楠川分かれ

集落跡地がが終わる頃、白谷雲水峡へ抜ける楠川分かれが見えてきます。

後半 縄文杉登山ルート(楠川分かれ〜縄文杉)

楠川分かれからもしばらくのトロッコ道ですが、その後にいよいよ山道が始まります。山道に入ると傾斜もきつくなるので進むペースはゆっくりとなりますが、オーバーペースにならないように頑張って歩きましょう。

後半 縄文杉トレッキングコース(楠川分かれ〜縄文杉)

 

●杉の人工林

人工林は80年もの。
杉の人工林

楠川分かれからしばらくは杉の人工林が続き、整然と杉の木が立ち並んでいる様子がわかります。

●バイオトイレ

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縄文杉トレッキングコース 最初のバイオトイレ

このコースにはバイオトイレが2カ所設置されています。まずはトロッコ道途中の三大杉手前のバイオトイレです。おがぐずと菌の力で屎尿を分解してくれるすごいトイレ。室内にはボタンがあるので使用後はポチッと押して下さい。

●トロッコ道終点

縄文杉までの写真
トロッコ道終点

ここで長かったトロッコ道が終わり、そのポイントにもバイオトイレがあります。この後、縄文杉を見てまたココへ帰ってくるまで4時間ほどはトイレ設備はありませんので、必ずお手洗いを済ませておきましょう。

登山道はいきなり急階段で始まりますのでペースを上げすぎずに行きます。階段には、一組ごとに番号が付いていて、50番までセットされています。現在位置の目安にしながら登っていきましょう。

●ウィルソン株

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ウィルソン株 中に入ってハートを見つけてみましょう

中に人が入れるほどの大きな屋久杉の切り株。最近では中から見上げた時、空いている穴の形がハートに見えるということで人気のスポットです。

●大王杉

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屋久島を代表する巨木 大王杉

縄文杉が発見されるまでは、この大王杉を見に行く大王杉登山があったとか。屋久島を代表する巨木のひとつです。

●縄文杉が待つ森へ

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屋久島世界遺産エリアの森 縄文杉と同じ歴史があります

大王杉あたりから森の雰囲気が変わり、巨木が多くなってきます。夫婦杉など名前の付いた木もありますが、名もなき巨木も増えてきます。これほどのサイズで名前がないのは、縄文杉に比べてまだまだのサイズということなのでしょう。

●いよいよ縄文杉

縄文杉
縄文杉 壮大さは写真では伝わりません

はるばる、バスを降りてから5時間弱、やっと縄文杉に到着。お疲れ様でした。しばしの時間ですが縄文杉をじっくりと堪能して下さい。

●縄文杉まではコースの半分

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来た道を戻ります

縄文杉に到着したらそれで終わりではありません。そこがまだ半分の地点で、ここから折り返し下山がスタートします。けれど一度歩いた道なので、意外と早く感じるかもしれません。行きに見そびれたものを見ながら山道を下り、トロッコ道到着までに80分かかります。

帰りのトロッコ道は、すべて下り傾斜なので、予想外にスピードが出ます。18時までに下山バスに乗るというタイムリミットを考慮に入れて怪我のないよう進みましょう。

これまでの11kmの登りで疲れた体に、復路の下山も11km。このダメージの追い討ちはけっこうツライです。18時に間に合うペースで歩けなければ、のんびりタクシーで帰る方法もあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?縄文杉へ行くルートがどのような道のりなのか、少しですがイメージできたのではないでしょうか?

縄文杉登山はけして「気軽に」行くことができるものではありません。だからこそ、万全の準備をして安全に、そしてご自身の満足のいく縄文杉トレッキングになさってください。

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