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「これから登山を始めてみたいけど、何を揃えたらいいの?」
とお困りの方へ。
この記事を書いている僕は屋久島でネイチャーガイドの経験があり、登山初心者さんの装備の相談を何度と無く受けてきました。
なので、初心者ハイカーが揃えるべき道具・装備についてのアドバイスはそこそこ経験があります。
ということで、登山を始めるに当たって
について解説します。
備忘録的にも使えますので、山に行く前にチェック表としてブックマークしておくと便利ですよ。
※服装も揃えなければなりませんが、この記事では装備・持ち物を中心に解説します。
⬇登山・アウトドアアイテムのレビューをもっと詳しく知りたい方は下記の記事が参考になります。
自他共に認めるアウトドアアイテム&道具好き。2003年に屋久島へ移住し、17年間屋久島のフィールドでガイドツアーを運営。現在は出身地である埼玉県の秩父に戻り、秩父を舞台にネイチャーガイドツアー開催。
オーセンでは埼玉の秩父でハイキングツアーを行っています。屋久島に行く前の足慣らしに、週末のリフレッシュに、ぜひご利用下さい。
日帰りのハイキングや登山を想定すると以下のようなものを揃えるといいです。
装備 | アドバイス | 重要度 |
---|---|---|
登山用リュック | 20L〜30L程度 | ◎ |
トレッキングシューズ | ミッドカット以上でグリップ力のあるもの | ◎ |
ヘッドランプ | 下山できない時に備えて | ◎ |
救急用具 | 絆創膏・薬・エマージェンシーキット | ◎ |
健康保険証 | 緊急時のために | ◎ |
水筒 | 500ml☓2個が使いやすい | ◎ |
時計 | 時間の確認に | ◎ |
地図/コンパス | 地形図とコンパスをセットで | ◎ |
行動食 | 甘・塩・酸をバランス良く | ◎ |
登山用インソール | 足のトラブル防止に | ◯ |
レインカバー | 荷物の水濡れ対策に | ◯ |
帽子 | 熱中症・日焼け・頭部保護に | ◯ |
グローブ | 怪我と寒さ対策 | ◯ |
スパッツ | 靴内へ小石や雨の侵入を防ぐ | ◯ |
サコッシュ・ポーチ | 小物をすぐに取り出せて便利 | ◯ |
トレッキングポール | バランス保持、疲労軽減 | ◯ |
ビニール袋 | 防水やゴミ入れに便利 | ◯ |
タオル・手ぬぐい | 汗対策に | ◯ |
サングラス | 紫外線から目を守る | ◯ |
トイレットペーパー | お手洗いだけでなく重宝する | ◯ |
日焼け止め | 日焼け対策に | △ |
携帯座布団 | 休憩時が快適に | △ |
日帰りハイキング・登山なら30リットル前後が使いやすくておすすめ。春秋に防寒着が増えても対応できるし、慣れてきたら調理器具を持ち運ぶことができるサイズ。腰ベルトがしっかりしているタイプなら、長時間の歩行でも疲れにくいです。
トレッキングシューズは「防水性」、「ミドルカット」、「滑らない」のが使いやすくておすすめ。もちろん足に合っているのが大前提です。ソールが硬い登山靴は上級者向けなので、適度に柔らかさがあるものがおすすめです。
日帰りでも必ずヘッドライトを持ちましょう。ヘッドライトがあれば「暗くなっても大丈夫!」という安心感が生まれるので、明るいうちの行動にも余裕が出てきます。LEDのおかげでどれも明るさが十分、モバイルバッテリーを持ち歩くならUSB充電式が便利です。
安全な登山を繰り返していると、使う機会のない救急用具ですが、いざという時のために必ず持っていきたいもの。
などは必ず入れておきたいものです。
色々と経験していくと、自分に必要なものがわかり自分専用の応急セットになっていきます。
健康保険証もコピーでいいので持っておきましょう。身元確認にもなりますし、緊急で病院に搬送された場合も安心です。
登山にとても重要な水。季節や歩行時間によって持っていく量は変わりますが、最低でも1,000mlはあると安心です。
下山の時刻を測るためにも時計は大事です。スマホやスマートウォッチなどは、電池が切れてしまえば使えなくなってしまいます。できれば、長時間使えるスタンダードなものがいいです。
行動食は空腹感を抑えて、エネルギーを補給する役割もあります。だけど、次の休憩までの楽しみ、モチベーションUPの大切なアイテムなので、好きなものを選べばよいでしょう。
をバランスよく取り混ぜると、糖分・塩分・クエン酸などを摂取することができます。
トレッキングシューズの中に入れる、高機能なインソール。価格も高いので必須ではないですが、自分の足に合えば歩きがかなり快適になります。最初は要らないかもですが、続けていくうちに欲しくなるアイテムです。
雨の時のリュック内の荷物の防水に。弱い雨ならレインカバーで事足ります。とはいえ、大雨になるとコレ一枚だけだと完全ではないので、リュック内部でもビニル袋を使うほうがいいです。
頭部の保護、日焼け対策、熱中症対策と役割が多いのが帽子。雨対策ならゴアテックスなどの防水透湿性素材を使った帽子も有効です。帽子は雰囲気を大きく左右するのでこだわって買うと言いですよ。
手を怪我から守ったり、冷えから守ったりするトレッキング専用のグローブ。無ければ軍手でも代用可能ですが、滑りやすいのでゴム付きだとさらにいいでしょう。
靴内部への小石や雨の侵入を防ぐスパッツ。雨が当たり前の屋久島などでは大活躍します。長時間の歩行になると、靴内部の濡れ場靴ずれの原因になったりしますので、足元を濡らさないのも大事になってきますよ。
すぐに取り出したい小物をなどはサコッシュやポーチを使うと便利です。サコッシュはコンパクトで簡易的な肩がけバッグ。軽量で使い勝手が良いです。ウェストに取り付けるウェストバックも揺れが少なく有効。
膝や腰に不安があるなら、ぜひ持っていきたいのがトレッキングポール。コンパクトで軽いものは持っていくのにも使うのにもストレスが少ないです。専用のものはお値段が張りますが、手に持ち続けるので重量がポイントになります。軽量なものがおすすめです。
いろいろ使えるビニール袋。ゴミ入れや防水袋として使えるだけでなく、レインウェアのパンツを履く時にビニルで靴を覆えば、つっぱらずにスムーズに着脱できます。
汗や手を拭いたりするのに使います。個人的には濡れると重くなるタオルよりも、軽い手ぬぐいを持っていくことが多いです。最近はアウトドア専用の速乾性のタオルもあリます。
山の頂上は思いのほか日差しが強いもの。日焼け止めやサングラスがあると便利です。汗をかくと日焼け止めもすぐに落ちてしまうので、何度も塗り重ねるといいでしょう。
個人的にはこれがないと不安になるのがコンパクトになる携帯座布団。休憩時を快適に過ごすためもありますが、緊急時に地面からの冷えを防ぐ目的も兼ねています。地面に直接座るとどんどん体温を奪われていきますからね。
何かと使うことが多いトイレットペーパ。山でのお手洗い時もですが、使ったコップを拭いたりするのにも便利。丸々一個は量が多いので、使いかけのものを取っておくと重くなりすぎず便利。中心の芯を抜いてジップロックに入れておくといいですよ。
初心者向けのよく整備されたハイキングコースから登山を始めるなら、いきなり全身高価な登山ギアで揃えなくても大丈夫です。
リュックは普段使っているナイロンのものがあればそれでいいし、ヘッドライトの代わりに手持ちの懐中電灯でもいいです。
どちらも家にあったり、安く購入できるものです。
「専用のものが無くて持っていかないよりは、代用品を持っていったほうが安心」
登山を続けてみたいという気持ちになったら、徐々に道具を揃えていけばいいと思いますよ。
余談ですが、登山を始めると道具にこだわるようになってきます。
代用品も不満に感じて、専用の新しいものに買い替えて、、、だんだんと山に行くのが楽しみになってくるはずです。
この正のループが出来上がると、楽しんでいるうちに山と道具の経験がどんどん積み重なっていきます。
登山を始めるにも最低限買い揃えなくてはいけないものがあります。
装備の他にも専用の衣類も大事なので、そちらも揃える事になるはず。
くらいが最初に考慮すべき予算だと思います。
代用品で賄えるものは節約してもOKですが、装備においては「靴と靴下」はしっかりと専用のものを買ったほうがいいです。
本記事では「初心者が登山を始める時に揃えるべき装備」について書きました。
山にも色々ありますが、はじめはアクセスの良い人気の低山がいいです。
例えば東京なら「高尾山の稲荷山コース」などがおすすめ。
人気のない低山だと逆に道が多すぎて、そうなんの危険性が高いです。
あとは、経験者と一緒に行くべきです。1人で始めると学びが少ないので、長続きしないかもしれません。
小さなリスクの少ない経験を積み重ねることが大切なので、道具を揃えたらさっそく山に登ってみましょう。
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