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登山の持ち物・装備リスト編|ザック・靴・ヘッドライトなど

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登山に興味があって、始めてみたいけど、何から準備すればいいのか分からない……」「 登山用の装備って、何を揃えればいいの? 登山って、お金かかるんじゃないの?

こんな悩みを抱えている登山初心者の方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回は、登山デビュー前に知っておきたい登山の装備と持ち物リストをご紹介します。

登山の装備は、登山の目的や難易度によっても変わってきますが、基本的な装備を揃えれば、初心者でも安心して登山を楽しむことができます。

また、装備の価格は、安いものから高いものまでさまざまです。予算に合わせて、自分に合った装備を選ぶことも大切です。

このブログでは、登山の装備の種類や選び方、注意点などを分かりやすく解説します。

登山デビューを考えている方は、ぜひ参考にしてください。

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登山初心者の服装についてはこちらの記事をどうぞ


自他共に認めるアウトドアアイテム好き。元屋久島の自然ガイド。現在は出身地である埼玉県の秩父に戻り、埼玉の秩父で初心者向けハイキングツアーを開催。ご予約受付中です♪

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目次

登山の持ち物の選ぶときに考慮したい3つのポイント

登山の持ち物の選ぶときには下記の3つを考慮すると、より快適で安全な登山に繋がります。

  • 登山に持っていくものと、持っていかないもののバランスを考える
  • 快適で安全な登山のために軽量性にこだわる
  • 道具の耐久性と使いやすさもしっかりチェックする

いかに詳しく見ていきます。

登山に「必ず必要なもの」と「必ずしも必要でないもの」のバランスを考える

登山における持ち物の選定は、安全と快適性のバランスを取る重要な要素です。

必要な装備を欠かすと怪我や体調不良のリスクが高まりますが、不要なものを持ち過ぎると重量が増え、体への負担が大きくなります。

具体的には、以下のようなバランスが求められます。

登山に必ず持っていくべきものの例:

必ず必要になる持ち物として外すことができないものです。

  • 登山靴: 足元の保護、安全な歩行
  • レインウェア: 防雨・防風などの天候対策
  • 非常食: エネルギーの補給と体力維持
  • 地図とコンパス: 道迷い防止

登山に必ずしも必要でないものの例:

体力に余裕があったり、特別な目的がある場合以外は考慮すべき部分です。

  • 余分な衣類
  • 重いカメラ機材
  • 大量の食料

登山中の事故や怪我の理由に装備の過不足に起因する場合があります。軽量化のし過ぎで装備が足りていないというのは避けたいところ。

季節、ルートの難易度、個人の体調と経験に応じて慎重に装備を選ぶことで、安全かつ快適な登山をすることができます。

例えば、その日のルートや自身の体調により、持っていく荷物が増える可能性があります。不安をなくすためにも、必要な装備はしっかりと持つことを最優先しましょう。

ですが最終的には、無駄なものを削減し、必要なものを厳選することが、より楽しい登山体験への鍵となるわけです。

快適で安全な登山のために軽量性にこだわる

登山において装備の軽量化は、快適な登山へのキーポイントとなります。

装備の重量が減るほどエネルギー消費も削減されるため、体への負担が軽減され、怪我の予防や疲労の軽減にもつながります。

荷物の軽量化する場合の方法は下記の3つ。

  1. 軽い道具を選ぶ
  2. 余計な荷物を持たいない
  3. 多機能な道具を使う

具体的には下記の表を見てください。

方法具体例効果
軽量な登山リュックの選ぶ通常2kg → 軽量1kg=1kgの軽量化負担軽減、エネルギー削減
必要最小限の装備の携行余分な衣類を持たない、食料の削減体力維持、怪我予防
多機能な装備の選定マルチツール、多機能ウェアなど荷物削減、機能性向上

軽量化は単に荷物を減らすだけでなく、体力の維持、エネルギー効率の向上、怪我の予防など多岐にわたるメリットがあります。

登山の初心者のみならず上級者もとっても、装備の選定から持ち物の整理まで、軽量化を意識することは永遠のテーマ。

より快適で安全な登山のために、荷物の軽量化は常に意識するといいでしょう。

道具の耐久性と使いやすさもしっかりチェックする

前述のように軽量な装備を選ぶことは長時間の登山を快適にするための鍵となり、とても重要です。

しかし、軽さを追求するあまり、耐久性や使いやすさを犠牲にすると、山中でのトラブルや危険を招くことにも繋がります。

登山では岩場での摩擦や、使い続けることによる素材の疲労など、装備にはさまざまな要因が作用します。

具体的には登山靴の紐が切れたり、ソールが剥がれたりすれということも考えられ、リスクの増大につながります。

対応策としては強度の高い素材でしっかりと作られた、信頼のあるメーカーの道具を選ぶのが一番の近道です。

また、登山中にさまざまな状況に素早く対応するために、操作が簡単で、よく考えられた使いやすい道具を使うといいでしょう。

例えば、使いやすいポケットが配置された登山リュックは、荷物の出し入れが容易で、無駄なロス時間を減らし、登山で重要な行動時間の確保に繋がります。

軽量化は確かに重要ですが、耐久性や使いやすさも同じくらい重要です。

登山の装備を選ぶ際は、これらの要素をバランスよく考慮して、自分のニーズに合った装備を選べば、安全かつ快適な登山体験が実現できます。

初心者が揃えたい登山の基本の持ち物・装備

下記は雪のない時期の初心者向け登山ルートにおける持ち物です。わずか1時間程度のハイキングでも下記の装備は必ず持っていきたいです。

装備名装備の機能
登山靴足を保護し、滑りにくいソールで安定した歩行をサポート。高山用、トレッキング用など用途に応じた選択が必要。
>>登山靴の選び方とおすすめのページを見る
ザック(リュック)必要な荷物を収納。背中とのフィット感、重量バランスなどを考慮した選び方が重要。
>>日帰り登山リュックの選び方とおすすめのページを見る
レインウェア雨や風から体を守る。透湿性と防水性を兼ね備えたものが望ましい。
>>レインウェアの選び方とおすすめのページを見る
帽子日差しや寒さから頭を保護。夏は日よけ、冬は保温ができるものを。雨に強い防水の帽子もあります。
手袋手の保護のために。冷え対策としても重要。耐水・防風タイプなど、季節や天候に合わせたものを選べる。
ヘッドライト夜間や低視界時の視認性向上。予備の電池とともに携行。
>>ヘッドライトの選び方とおすすめのページを見る
脱水を防ぐための水分補給に。ハイドレーションや、保温ボトルなども活用
食料エネルギー補給のための食料
携帯座布団休憩時はもちろん、動けなくなったときの冷え防止に
タオル・手ぬぐい汗を拭くのに一つは持っておきましょう
地図・コンパス迷わないためのナビゲーション。GPSと併用すると更に安全。
お金トイレや登山道の協力金などに小銭を、緊急時のバスやタクシー利用のために1000円札を数枚持っておくと良いです。
ティッシュ色々使います。トイレットペーパーも可。ウェットティッシュもあると便利。
ゴミ袋ゴミをポケットに入れておくと、不意に落ちてしまうことも。ゴミ袋を用意するとスマートです。

季節や天候、ルートの特性などに応じて、上記の基本装備に加え、アイゼンやピッケルなどの特別な装備が必要な場合もあるでしょう、計画的な準備とプロの意見を参考にすることが求められます。

最後に、登山は自己責任の元で行う活動であるため、装備選びだけでなく、技術や知識、体力などもしっかりと準備し、安全に楽しむことが大切です。

登山靴

トレッキングシューズは「防水性」、「ミドルカット」、「滑らない」のが使いやすくておすすめ。もちろん足に合っているのが大前提です。ソールが硬い登山靴は上級者向けなので、適度に柔らかさがあるものがおすすめです。

登山用リュック

日帰り登山リュックなら20リットルクラス小屋泊リュックも兼ねるなら30リットルクラスが使いやすくておすすめ。春秋に防寒着が増えても対応できるし、慣れてきたら調理器具を持ち運ぶことができるサイズ。腰ベルトがしっかりしているタイプなら、長時間の歩行でも疲れにくいです。また、背面がメッシュになっているリュックは涼しいのでおすすめ。

レインウェア

ゴアテックスなどの防水透湿性素材を使った、上下セパレートタイプのレインウェアがおすすめ。雨だけではなく、風よけにもなり、意外と着る機会は多いです。だから、かっこ良くてお気に入りを選ぶのが個人的には重視するポイント。レインパンツもしっかり登山用を選びましょう

ヘッドライト

日帰りでも必ず登山用ヘッドライトを持ちましょう。ヘッドライトがあれば「暗くなっても大丈夫!」という安心感が生まれるので、明るいうちの行動にも余裕が出てきます。LEDのおかげでどれも明るさが十分、モバイルバッテリーを持ち歩くならUSB充電式が便利です。ペツル