LCCを利用した屋久島の行き方を解説!飛行機以外のアクセス方法についても
「屋久島へ飛行機で行くにはどうすればいい?直行便やLCCは?」
屋久島への旅行を考えている方にはそんな疑問をお持ちの方も多いはず。
本記事では屋久島へ飛行機を使っていこうと考えている方に向けて、飛行機の直行便のことやLCCを使う場合の注意ポイントなどを解説しました。
2003年に屋久島へ移住し、17年間屋久島でエコツアーガイド業に従事していましたが、現在は出身地である埼玉の秩父エリアでネイチャツアーを開催。
その他にもアウトドアアイテムをレビューするブログを運営しています。
外飯を考案するのが得意。
屋久島へLCCを利用するなら鹿児島・福岡・伊丹経由で
屋久島へ行ける飛行機の直行便は、
【鹿児島・福岡・伊丹】の3つの空港からJACの飛行機のみ就航しています。
それ以外の空港を出発地とするならば、このいずれかの空港を経由しなければなりません。
メインの経由空港として考えたいのは鹿児島空港で1日数便の飛行機が屋久島へ就航しています。
一方、福岡空港・伊丹空港は1日1便のみの就航です。
飛行機の料金については変動が大きいのですが、早めに予約&オフシーズンほど価格が下がります。
【鹿児島空港ー屋久島】
鹿児島空港と屋久島の飛行機の時刻は下記の通りです。
鹿児島 | 屋久島 |
---|---|
8:50発 | 9:30着 |
11:10発 | 11:50着 |
15:10発 | 16:00着 |
17:50発 | 18:30着 |
料金 | |
---|---|
大人片道 | 7,500円〜18,000円程度 |
【伊丹空港ー屋久島】
大阪伊丹空港と屋久島の飛行機の時刻は下記の通りです。
伊丹 | 屋久島 |
---|---|
11:25発 | 13:10着 |
料金 | |
---|---|
大人片道 | 17,000円〜43,000円程度 |
【福岡空港ー屋久島】
福岡空港と屋久島の飛行機の時刻は下記の通りです。
伊丹空港 | 屋久島空港 |
---|---|
12:50発 | 14:00着 |
料金 | |
---|---|
大人片道 | 12,000円〜27,000円程度 |
直行便のある空港を目指し、乗り継いで行こう
屋久島へ飛行機で行けるのは上記のようにたった3つの空港(鹿児島・福岡・伊丹)のみ。
そのため、その他の空港を出発するなら、上記の3つの空港へ何らかの方法でアクセスする必要があります。
その際にJALが利用できるならば、出発から到着までJALグループ便で通すことができ、遅延や欠航などのトラブル発生時に安心です。
最近は、ANAでも乗継便として屋久島空港行きを選べるようになりましたが、座席数が少なく予約も困難です。
飛行機を利用して屋久島へ行くならば、ホテルと組み合わせたパックツアーを利用すると、まとめて予約でき簡単で便利です。おすすめはこちら↓
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関連記事
飛行機を利用した屋久島のダイナミックツアーについてはこちらの記事が詳しいです
乗り継ぎにLCCを利用して屋久島に行く方法
上記のように屋久島への直行便はJAC便のみの就航。LCCは屋久島に就航していないので、乗り継いで行く必要があります。
鹿児島空港乗り換えならジェットスター、ピーチなどが利用可能
屋久島への中継空港のメインである鹿児島空港なら、下記の空港からジェットスターやピーチなどが利用できます。
鹿児島空港への便がある空港はこちら
東京 成田空港 | ジェットスター |
中部国際 | ジェットスター |
大阪 関西国際空港 | ピーチ |
福岡空港乗り換えならジェットスター、ピーチなどが利用可能
屋久島への中継空港のひとつである福岡空港なら、下記の空港からジェットスターやピーチなどが利用できます。
福岡空港への便がある空港はこちら
新千歳 | ピーチ |
成田 | ピーチ ジェットスター |
中部国際 | ジェットスター |
大阪 関西国際空港 | ピーチ ジェットスター |
那覇 | ピーチ |
LCCの注意点① JACとの乗り継ぎで気をつけなければならないこと
LCCを利用した場合、鹿児島空港などで乗り継ぎをする必要があります。
その際に屋久島行きのJACに乗り換えることになりますが、他社便同士の乗り継ぎなので時間に余裕をもたせることが大切です。
特に、LCCは時間の遅延がありうるので、ギリギリの乗り継ぎ時間に設定してしまうと、次の飛行機の間に合わないこともあります。
その場合も特に保障がないので、乗継の時間は数時間ほど確保しておいたほうが安心です。
LCCの注意点②:時間によっては前泊やその日のうちに到着しない場合も
早朝や夜の便が多いLCCの運行時間。
場合によっては、LCCに登場するために空港近くに前泊する必要があるかもしれません。
また、屋久島行きの飛行機の時間にどうしても合わず、中継空港付近で1泊する必要があるかもしれません。
長期の旅行ならば、それも楽しい旅のスタイルですが、時間が限られている場合は、迷わずに移動時間の短い航空会社を使うようにしましょう。
LCCは安いですが、意外と時間がかかるのが難点。サクッと屋久島に行くならJAL便です。おすすめパックツアーはこちら!
屋久島の飛行機が欠航になった場合
もし、旅行中に屋久島の飛行機が決行になってしまった場合は下記の方法で対処しましょう。
屋久島に行く時に、屋久島便の飛行機が決行になってしまったら、対処方法は下記の3つです。
【1】屋久島行きの次の便に変更する
次の便に空きがあれば変更してもらえます。ただし、次の便も欠航になることも考えられるときは、船に振り返る方が良い場合もあります。
【2】屋久島行きの高速船に変更する
飛行機の運行が不透明な場合で、乗り継ぎの時間に余裕があるならば、高速船に変更したほうが確実な時もあります。
【3】屋久島旅行を中止・繰り上げるする
上記の2つの方法で屋久島に行くことができない。屋久島に行けたとしても台風などが襲来していて、今度は帰路が心配だというときは、思い切って旅行を中止・繰り上げるのも考慮すべきです。
実際にそういう方も多く、次回に変更したほうが(天気の良い時に)良い場合もあります。
ツアーやJALなら出発前にキャンセルも可能
「台風が襲来して、どうやら旅行期間中ずっと天気が悪そう・・・」
出発直前に、すでに屋久島便が条件付きや、欠航になっている。そんな考えたくもない事態が屋久島旅行の場合はあり得ます。
苦渋の決断ですが、旅行を中止にしなければならない時にツアーやJAL便同士の乗り継ぎだと、全ての予約を出発前にキャンセルすることができます。
反対に他社便とJALの乗り継ぎの組み合わせだと、乗り継ぎ空港までのチケットがキャンセルできない可能性もあります。
心配ならJAL便を利用した飛行機の旅がおすすめです。
屋久島の飛行機の運行状況を知る方法
天候不順が多い屋久島では、飛行機の運行状況を知るのはとても大切なことです。
屋久島の飛行機の運行状況はJALの公式ページで調べましょう。
JAL公式ページでチェック
屋久島の飛行機がちゃんと飛んでいるか運行状況を知りたい時は、JALの公式ページの「運航状況のご案内(国内線)」を確認しましょう。
遅延や欠航等の可能性がある場合は、運行の見通しのところに該当の空港が表示されます。
詳しくは下記のボタンから見てみてください。
出発前なら変更やキャンセルも可能
もし仮に、上記のように出発前に屋久島便が「欠航・遅延」の可能性がある場合は、JAL利用のツアーやJAL便同士の乗り継ぎなら、手数料無しでの返金やキャンセルの対象となります。
JAL利用のツアーとは下記の旅行会社で申し込めるJAL便を利用したツアーです。
屋久島のツアーは色々あるけれど、安心感で選ぶならこちら。ちなみに【JTB】は復路便が欠航したときの保険が付いています。
出発する前に(空港でチェックインする前に)一度運行状況をチェックしておくと良いでしょう。
スムーズな屋久島旅行ならダイナミックパッケージツアーが便利
この記事では屋久島の飛行機事情について解説しました。
- 直行便は鹿児島空港・伊丹空港・福岡空港のみ
- 屋久島空港はJAC便のみ就航
- LCCは乗り継ぎに不安あり
- 屋久島便の欠航時の対応
など、屋久島ならでは飛行機利用の特徴があります。
そこで一言筆者から付け加えたいアドバイスは、
飛行機はJALで統一、ツアーを利用すると本当に楽!
ということです。
個別手配だと、飛行機が遅延決行になった際の対応が本当に大変。
それよりも、JAL系のツアーを利用すれば、飛行機の変更などは空港のカウンターのみで済ませることができます。
ぜひ、屋久島旅行の際はJAL系のツアーの利用も考えてみてくださいね。
飛行機以外の屋久島へのアクセス方法について
屋久島へのアクセス方法は飛行機以外にも船の利用があります。
船も高速船とフェリーがあり多彩です。
時間はかかるものの、船で屋久島に行く方法も知りたい方は下記の記事が参考になります。
(2)高速船やフェリーで行く方法
↓高速船やフェリーを使った屋久島のパックツアーのおすすめはこちら
そもそも、屋久島のフェリーと高速船はどう違うのか?を知りたい方はこちら↓
フェリーも「フェリー屋久島2」と「フェリーはいびすかす」があり、どう違うのか知りたい方はこちら↓
(3)車で行く方法
マイカーをフェリーに乗せて屋久島に行きたいという方はこちらの記事が参考になります。
屋久島への行き方全般については下記の記事にまとめてあります。