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アウトドアブランドのビジネスリュックは機能的で背負いやすいのが特徴。
「カリマー commuter M」は2022年に登場したイギリスのアウトドアブランド「カリマー」のビジネスリュック。
カリマーのブランド名の語源は「carry more(もっと運べる)」に由来し、アウトドアのリュックも名品ばかり。
カリマー commuter Mの主な特徴は以下の通り。
格好いいのに、背負いやすいビジネスリュックです
ということで、本記事では背負やすさ抜群で美しいデザインのカリマー commuter Mについてレビューします。
⬇防水性の高いビジネスリュックは他のメーカーも揃っています。もっと詳しく知りたい方は下記の記事が参考になります。
実際に使ってみると、荷物をたくさん入れたときの背負やすさが抜群に良いのが印象的。その秘密は高品質なショルダーハーネスと背面のクッションで、背中に柔らかくフィットしてくれて、快適に背負うことができます。
大きめのPCを持ち運ぶ人や、出張でたくさんの荷物を運ぶ必要がある人などにおすすめのビジネスリュックです。
撥水性の高い素材や荷物の収納性に優れたポケット類もよく考えられています。またアウトドアブランドとは思えないほどのシンプルなデザインも好印象です。
スペックは以下の通り。
容量 | 25L |
寸法 | H46×W30×D17(cm) |
重量 | 1,100g |
背面長 | 44cm |
素材 | 600D Polyester Twill (Polyester 100%) |
カリマー commuter Mの見た目はシンプルなスクウェアタイプのビジネスリュック。
落ち着いたデザインなのでスーツスタイルにもピッタリ合います。
この見た目だけで、購入を決めてしまってもいいほどのカッコ良さ!
生地はしっかりとしたハリがあり、荷物が少なくても自立する設計。
置いた時も自立していてくれるので、倒れてリュック本体に床の汚れがつくのが防げるので安心です。
アウトドア系のビジネスリュックにしては抜群にシンプルですっきりとしたデザインが魅力。
カリマー commuter Mのリュック自体のサイズは【H46×W30×D17(cm)】で容量は【25L】です。普段から荷物が多めの人や、1泊程度の出張にも対応できる大きさ。
横から見るとやや厚みがあるように見えますが、ショルダーベルトや背面クッションの厚さが加味されています。リュック本体の厚みは17cm程度です。
背面長の長さは44cm。ショルダーハーネスで背負う位置を調整できるので、180cmの筆者もピッタリと背負うことができました。
男女兼用のアイテムなので、身長156cmの妻も背負うことができましたが、リュック自体が大きいので背中が隠れ気味に。。。
小柄な人で荷物の量が少ないならば同シリーズの「commuter S」のほうがぴったりかもしれません。
表面の素材はハリ感とコシがある600デニールのポリエステルツイル。遠目で見るとレザーっぽい雰囲気もありますが、柔らかさもあり扱いやすい素材です。
撥水性能もあり、多少の水ならば染み込むことなく弾いてくれます。
大事な荷物を水濡れから守ってくれる、撥水性の高い素材はビジネスリュックの必須条件です。
カリマー commuter Mの使用感についてレビューします。
カリマー commuter Mはデザインのカッコ良さも秀逸ですが、もう一つ声を大にしていいたのはビジネスリュックらしからぬ背負心地の良さ!
その理由の一つは背面に配されたクッションにあります。
適度な柔らかさと厚みがあるクッションのおかげで、背中全体にフィットし、荷物の重さを効率よく分散。
さらに、メッシュ素材のクッションと、その間に空気が通る空間があるおかげで、ムレを防いでくれる効果もあり、夏場などの暑い時でも安心。背中が汗でビッショリということも少なくなりそうです。
メッシュ生地でムレを抑えてくれる
カリマー commuter Mはショルダーハーネスも背面クッション同様に柔らかい素材でメッシュの生地になっています。
ショルダーハーネスは肩に沿った自然なカーブで、ストレスが少なく体にフィットしてくれます。
カリマー commuter Mを横にすると、下の写真のようにショルダーハーネスと背面クッションに厚さのボリュームがよくわかります。
決して薄型のスリムなビジネスリュックではないですが、背負心地の良さを求めるなら、ボリュームのある背面クッション&ショルダーハーネスはとても頼もしいです。
つづいて、使いやすさを左右するポケット類や機能についてレビューします。
カリマー commuter Mの大きな荷室は「メイン・PC・フロント上部・フロント下部・フロントサイド」の4つに分かれています。
カリマー commuter Mのメインコンパートメントは、荷物の出し入れがしやすいフルオープン構造。
大きく広げて中身を確認できるので、出張先のホテルでの荷解きもとても簡単。
内部には折りたたみ傘専用のホルダーがあります。いつもここに折りたたみ傘を忍ばせておけば、忘れる心配もないし、しっかり固定されるので他の荷物の出し入れを邪魔することもありません。
書類などは専用のポケットにしまえば、折り曲げてしまう心配も少なそう。
反対側のパネル内部には小物の整理に便利な、マチ付きのポケットが左右に別れて2つ備わっています。
上部には視認性の高いメッシュのポケットがあります。すぐに取り出したい小物を入れるのに便利です。
スマホや財布など一番良く開け閉めするのが上部フロント側のポケットです。
この部分の内側の生地は抗菌・抗ウィルス加工を施した「ViralOff」という素材が使われています。頻繁に触れる機会が多い部分なので、こういった仕様はとても安心感があります。
トレッキングリュックなどでよく見かけるキークリップが備わっているので、大切な鍵も落とさずに持ち運ぶことができます。
メインの荷室のメッシュポケットとつながるケーブルホールがあり、モバイルバッテリーなどを仕込んでおけば、移動中でもスマホの充電が可能。
ポケットにスマホを入れながら充電もできます。スマホなら隣のポケットにモバイルバッテリーを入れても良さそうですが、、、
ちょっと大きめなiPadの場合はモバイルバッテリーと干渉してしまうので、メインの荷室と部屋を分けられるこのケーブルホールが大活躍します。
カリマー commuter Mは背中に近いところには起毛素材を使用したPC専用ポケットがあります。
大きさに余裕があり、15インチのノートPCも余裕で入りました。
もちろん、iPadを入れてもOKです。
PCポケットは内部が仕分けられているので、ノートPCとiPadの両方を入れることもできます。
ファスナーは防水ジッパーが採用されているので、雨が降っても簡単には内部に水が染み込まないようになっています。
カリマー commuter Mのフロントの下部には収納力のある大型のポケットがあります。内部は同じく抗菌・抗ウィルス素材の「ViralOff」を採用。
カリマー commuter Mのフロントの下部ポケットにはサイドからアクセスできるファスナー付きのポケットがあります。
よく見ると内部が仕分けられているので、小物を効率よく仕舞うことができます。
背面にはスーツケースに取り付けも可能なポケットを装備。両サイドにあるファスナーを開けると内部が繋がっていて、キャリーハンドルを通すことができます。
両サイドには伸縮性のポケットがあり、折りたたみ傘やペットボトルを収納可能です。
と言っても生地が伸縮するわけではなく、下の写真のようにリュック本体とゴムバンドでポケットが繋がっており、この部分が伸びることでポケットの収納力がアップします。
ペットボトルなどを入れてもゴムバンドのおかげでしっかりと押さえつけられ、不意に落ちる心配が少ないです。
カリマー commuter Mも素晴らしいビジネスリュックですが、他のアウトドアブランドでも防水性の高いビジネスリュックを発売しています。
スイスのアウトドアブランド、マムートのSeon Transporter 25も防水性が高い素材で人気のビジネスリュックです。
カリマー commuter Mと比べると、素材の質感に関してはマムート Seon Transporter 25のほうがやや上な気がします。
ただ、背面のクッション性はカリマー commuter Mのほうが上なので、背負やすさ重視ならカリマー commuter Mがおすすめです。
本記事ではカリマー commuter Mをレビューしました。
2022年に新登場したカリマーの「commuterシリーズ」の大きい方のモデルですが、スタンダードなスクウェアタイプのビジネスリュックながら、細かい所の使いやすさはかなり完成度が高いです。
そして、高品質な背面クッションとショルダーハーネスを使うことにより、背負ときのフィット感の良さはかなり高レベル。
荷物が重たくて、肩や背中に苦痛を感じている方に是非オススメしたい背負やすさです。
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