グレゴリー コミュート3ウェイをブログレビュー！TPOに合わせて変えられるビジネスリュック

アウトドア系ビジネスリュックは背負いやすさと機能性が魅力。なかでも「背負いやすさ」に定評があるのがグレゴリーのビジネスリュック。

ですが、時と場合によっては背負うのではなく「手提げスタイル」がぴったりな場面もあるはず。

2022年に発売されたグレゴリーのコミューターシリーズから、リュックスタイルにもブリーフケーススタイルにも変更可能な「コミュート3ウェイ」のご紹介です。

⬇グレゴリーのビジネスリュックをもっと詳しく知るなら下記の記事が参考になります。

グレゴリー コミュート3ウェイの概要をレビュー

グレゴリーのビジネスラインで代表的なカバートシリーズよりも、カジュアルでスポーティーな印象。

より軽量な素材を使い。その名の通り毎日の通勤をラクにしてくれるアイテムです。

ビジネスリュックをいくつも発表しているグレゴリーですが、「コミューター」シリーズは軽量でスポーティーな印象のライン。

実際に背負ってみると、カバートクラシックシリーズで感じる重厚さよりは、軽くて取り回しやすい印象。通勤でビジネスリュックの重たさが気になる方におすすめです。

ただ、カバートシリーズで見られる分厚いショルダーハーネスは影を潜めています。このコミュートシリーズはやや薄くて細めのショルダーハーネスを使用。荷物が多い方はしっかりとしたカバートシリーズのほうが背負いやすいでしょう。

各部のスペックは以下の通り。

容量	20L
重量	930g
サイズ	ワンサイズ
カラー	ブラック
寸法	30H×44W×17Dcm

容量20Lで本体重量が約930gの軽さ！

グレゴリー コミュート3ウェイの容量は公称値で20L。ですが、本体重量がたったの930gです！

容量的には毎日の通勤にちょうどいいサイズ。それがたったの930g弱というのは驚きです。

素材は軽量なCORDURA Hollofil AIR

素材は引き裂き強度と軽量性が高いCORDURA Hollofil AIRを使用。内部が中空になったナイロン糸を使っています。

生地はほどほどに暑く、キメの細かさもちょうどいい感じといったところ。

カバートシリーズと比べると、目の荒い生地ですが、遠くから見ればそれほど違いはわからないかもしれません。

グレゴリー コミュート3ウェイのサイズ感をレビュー

グレゴリー コミュート3ウェイのサイズ感を比較するため、500mlのペットボトルを横に置いてみました。

容量20Lでややコンパクト

寸法は30H×44W×17Dcmで容量は20リットル。大きすぎず、小さすぎずのちょうどいいサイズ感です。

いろいろと荷物を入れてみましたが、生地自体に伸縮性が少ないものの、結構パンパンに。

ただ、ここまで荷物を入れてしまうと、背負ったときの背負心地が悪くなるので、入れ過ぎは良くないかもしれません。

ルックスはシンプルでスッキリとした印象

デザインはシンプルでスッキリとした印象で、グレゴリーらしいアウトドア感はやや影を潜めています。

横は背面から見るとこんな感じ。

ショルダーハーネスを収納すればスッキリ

リュックスタイルとして使わないときは、ショルダーハーネスを簡易的に収納することができます。

末端のDリングを外して→専用の収納ポケットに入れてしまえば、背面はスッキリとさせることができます。

ブリーフケースとして使えるビジネスリュックも最近は多いですが、ショルダーハーネスが隠せないものもあります。

グレゴリーコミュート3ウェイなら、ショルダーハーネスをしっかり隠せるので、だらしなくブラブラぶら下がることがありません。

グレゴリー コミュートデイの背負やすさは？

ショルダーベルトは薄型。メッシュ使いがスポーティー

リュックの背負心地を左右するのが、ショルダーベルトの品質。

コミュートシリーズはグレゴリーにしてはやや薄型で、メッシュ使いがスポーティーな印象です。

裏面がメッシュの通気性がいい素材のおかげで、夏場でも蒸れることが少なく、サラッとしてくれます。

背面はクッションがなし

背面側にはクッション材などは備え付けられていません。

おかげで、ショルダーハーネスを隠した際にスッキリと見せることができます。ただ背負ったときの背面の感触はそれほど良くはありません。

ショルダーハーネスにはチェストベルトも装備されています。

荷物が重たくてショルダーハーネスが広がりがちなときは、しっかりと体にフィットさせられていいですね。

朝、電車に乗り遅れそうなときに走っても、荷物の揺れが少なくするのに役立ちそうです 。

グレゴリー コミュート3ウェイの使い勝手は？

メイン・PC・前面ポケット2コの4つの荷室で構成

グレゴリーコミュート3ウェイは「メイン」「PC」「前面（上）」「前面（下）」の4つの大きなコンパートメントで構成されています。

どのポケットもアクセスしやすくすぐに取り出すことができます。

大きく口が開くメインコンパートメント

メインのコンパートメントはファスナーを開けば大きく口が開きます。視認性が高くて中の荷物が取り出しやすいです。

サイドには書類やファイルなどを入れられるポケットが備わっています。

ポケットは斜めにカットされていて、書類やファイル・雑誌など折り曲げたくないものを収納することが可能です。

反対側にはメッシュのポケット付き。外から中身が見やすいので、小物などを入れておいてもすぐに探し出すことができます。

PCコンパートメントは15インチも可。タブレットもOK！

PCコンパートメントには15インチサイズのノートPCもしっかりと入ります。

別ポケットにタブレットを入れることも可能。背中側は衝撃から保護するクッションのおかげで安心です。

ワンサイズ小さい13インチのノートPCを入れたら、全然余裕がありました。

PCをよく持ち運ぶ人にもおすすめです。

PCをコンパートメントは止水ジッパーで水に強い

PCコンパートメントは止水ジッパーを採用しているので水が侵入しづらい作りになっています。

このあたりはアウトドアブランド系のビジネスリュックではもはや標準装備といったところ。

前面のポケットはスマホを入れるのにちょうどいい

左右に別れた前面側のポケットは内部の仕切りがたくさんあって、スマホなどを仕舞うのに便利です。

また、大切な鍵をなくさないようにキーフックが備わっています。

ポケットの深さもまあまああり、大きめのお財布やモバイルバッテリーなども入れられそう。

ペットボトルなどはサイドポケットが無いので、ポケット内部に入れる必要があります。

グレゴリー コミュート3ウェイの気になった所

グレゴリーコミュート3ウェイはいわゆる「肩がけ」で持つことができません。

それらしき専用のDリングは付いているのですが、肩がけ用のベルトは付属していません。

念の為にグレゴリーに問い合わせてみたところ、「ショルダーベルトは付いておりません」とのこと。

つまり、肩がけスタイルで使うには別にショルダーベルトを買うか、他のものを流用する必要がありそうです。

でも、グレゴリーのホームページではショルダーベルトだけの販売はなかったので、何か適当なものを見つける必要がありそうですね。

このDリングがちょうど前ポケットのファスナー部分に干渉してしまい、ポケットを開け締めする際に邪魔になることがあります。

ただ、ショルダーベルトをどこかで手に入れれば、肩がけスタイルでも使えます。もし肩がけスタイルが希望ならAmazonなどでショルダーベルトを検索するといいかもです。

グレゴリー カバート エクステンションと比較

グレゴリーのビジネスリュックでは人気の「カバートクラシック」シリーズがあります。

カバートシリーズにも3ウェイのカバートエクステンデッドがあり、以下の記事でもブログレビューしています。

コミュートはカジュアル、カバートは高品質

例えば、下の写真はカバートエクステンデッドですが、全体的なデザインは似ているものの、より高級感があるのが特徴です。

クラブハンドルの部分に革が使われていたり、ファスナーの持ち手がスエードだったりするところがその理由でしょう。

また、カバートエクステンデッドにはショルダーベルトや小物ケースなども付いています。

両者を比較すると以下の通り。

	コミュート3ウェイ	カバートエクステンデッド
重量	930g	1,200g
容量	20L	22L
付属品	なし	ショルダーベルト。小物ケース
価格	¥22,000 (税込)	¥29,700 (税込)

価格で選んでもいいですが、見た目の印象も違うので、

そんな使い分けをするといいでしょう。

グレゴリー コミュートデイは軽量でガシガシ使えるビジネスリュック！

本記事ではグレゴリーのコミュート3ウェイをブログレビューしました。

その名の通り通勤（コミュート）を意識した、使いやすいビジネスリュック&ブリーフケース。

容量20Lながら本体重量が930gと軽く、リュックスタイルでもブリーフケーススタイルでも使える、幅の広さが魅力です。

同社の近いアイテムのカバートエクステンデッドと比べると、よりカジュアルな印象。

価格もコミュート3ウェイのほうがお手頃なので、肩がけでは使わないよという方はこちらがおすすめです。

⬇アウトドアブランドのビジネスリュックをもっと詳しく知りたい方は下記の記事が参考になります。

⬇グレゴリーのビジネスリュックをもっと詳しく知るなら下記の記事が参考になります。