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こんにちはauthen(@authen89)です。
このサイトでは登山リュックのおすすめについて発信しています。
登山リュックの中でも旅行やハイキング、軽いトレッキングにも使える30リットル台のリュックは使い勝手の良いアイテム。
ただ、アウトドア仕様のリュックは街中では存在感が大きいし、タウンユースのリュックはハイキングには機能が物足りないということもしばしば。
「デザインも良くて、機能も犠牲にしたくない万能なリュックが欲しい!」
そんなニーズに応えられるのが、アメリカのカリスマ的バックパックメーカー「ミステリーランチのスクリー32」です。
特徴は無段階で背面長を調整できる「フューチュラヨークシステム」と、それにつながった贅沢な厚みのあるショルダーハーネス。
そして大きく開いて、中身が取り出しやすいY字型の3ジップを採用した開閉システム。
無段階に背面長を調整できるので、自分の体にバシッとフィッティングが決まった時の快感は特筆モノです。
さらに荷物が少ない時はかさばるヒップベルトが取り外せるので、旅行先での街歩き用にも使えてしまいます。
正直に言ってこの容量のリュックにしては贅沢なほどの背負心地。ミステリーランチのリュックは熱烈なファンが多いのもうなずけます。
ということで、本記事ではデザインが良くて背負いやすい「ミステリーランチのスクリー32」のスペック・外観・使い勝手などをレビューします。
⬇登山リュックのおすすめをもっと詳しく知りたい方は下記の記事が参考になります。
⬇30lクラスの登山リュックをもっと詳しく知りたい方は下記の記事が参考になります。
アウトドアアイテムが好物。屋久島や秩父でガイドツアー開を企画・運営。現在は出身地である埼玉県の秩父を中心にに、埼玉の秩父で初心者向けハイキングツアーを開催。
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まずは、ミステリーランチのスクリー32のスペックや外観について見ていきます。
いくつかのカラー展開の中から、今回はブラックを選択。
上の写真の通り、Y字型の3ジッパーが特徴的なデザインです。リュックの前面側にはデイジーチェーンループがあり、追加でアタッチメントなどを取り付けることができます。
↓背面側を見ると、無段階で調整できるバックパネルは、クッション性の高い素材で覆われています。
リュックの容量としては32リットルと決して大型モデルではないのにもかかわらず、しっかりとしたショルダーハーネスとヒップベルトが採用されているのが印象的です。
名称 | スクリー32 |
ブランド | ミステリーランチ |
主な素材 | 210デニールロービックナイロン |
容量 | 32L |
重量 | 1,300g |
サイズ展開 | ワンサイズ(men’s/wemen’s) |
定価 | 25,300円(税込) |
ミステリーランチのスクリー32はメンズとウィメンズがラインナップされています。国内ではサイズがワンサイズ展開となっていますが、背面長の調整が効くのでほとんどの方に対応可能だと思います。
国内の正規代理店であるA&Fの取り扱いはメンズモデルはS/Mモデルのみ。
多くの日本人の方はこのサイズで十分だと思いますが、アマゾンなどではL/XLモデルも売られています。大きいサイズがいい人はチェックしてみてはいかがでしょうか?
ミステリーランチ・スクリー32のメイン素材は210デニールロービックナイロンを使用しています。やや光沢感のある素材で、軽量性を重視した生地です。
スクリー32とよく比較検討される同社のクーリー25と比較するとやや薄手の生地を使用しています。
本記事でご紹介のスクリー32に比べると、クーリー25は容量は少ないながらも本体重量は同じです。
これは推測ですが本記事ご紹介のスクリー32は、クーリー25に比べるとハイキングだけではなく、タウンユースを意識したモデルのよう。そのため、強度が多少落ちても、軽量な素材を使っているのではないでしょうか?
特徴的なY字型ジッパーは防水性のあるものを使用しています。生地の撥水性と相まって、多少の雨なら心配のない仕様です。
より防水性を高めたいなら、リュックカバーを別途購入する必要があります。
ミステリーランチ・スクリー32の大きさは64cm×36cm×29cm。
ボトム部も十分に荷物が入り、トップからボトムまで長方形に近い形をしています。
荷物が入っていればしっかりと自立してくれます。
ミステリーランチ・スクリー32の背負い心地を左右する背面システムやヒップベルトなどを見ていきます。
どんな人でもぴたりと合うように調整ができる、背面パネルとショルダーベルトがフューチュラヨークシステムです。
ショルダーハーネス一体型のヨーク(背面パネル)がパック本体とベルクロにてしっかりと固定する仕組みになっています。
調整幅が非常に広く設定できるのが特徴です。
背面長をMAXまで伸ばすとかなり長くなります。
筆者は180cmの体格ですが、最大長よりも8割くらいの長さでちょうどよかったです。
ちなみに、背面長を最大から2割くらいに設定したら、156cmの妻も背負うことができました。
本記事でご紹介しているのはメンズモデルですが、場合によっては女性でも背負うことが可能なくらい、身長への対応の幅が広いです。
背中にぴたりと合うミステリーランチのフューチュラヨークシステム。背面長のセッティングの仕方もなかな独特でしたしたので、その方法をご紹介します。
背面パネルに隠れているフレームシートアを取り出します。
背面パネルとパック本体を強固に固定しているベルクロを、フレームシートアジャスターを使って剥がします。かなりしっかりと固定されているので、力を入れて引き剥がしてください。
背面長の設定が終わったらフレームシートアジャスターを背面パネルのスリーブに戻します。
最初はぴたりと体に合うまで、何回か調整を繰り返してみてください。フィッティングが適切にできれば極上の背負い心地になるはずです。
ミステリーランチ・スクリー32で使われているショルダーハーネスの品質も素晴らしく感動ものです。
32リットルという決して大容量モデルではないにもかかわらず、過保護なほどしっかりとしたショルダーハーネスです。
初めはここまでしっかりとしたショルダーハーネスは必要?と思っていたのですが、7kgほどの荷物を詰め込んで背負った時にその背負い心地の良さに納得しました。
ショルダーベルトの厚さもしっかり。クッション性もしっかりとあるので、肩に食い込みづらいです。
裏側はメッシュになっていて通気性を確保。
それほど思い切ったメッシュではないので、夏場だと蒸れそうですがこの快適なフィッティング性能を考えると致し方ないところです。
リュックのサイズに比べて、かなり幅広で贅沢なショルダーハーネスだと思います。
ショルダーハーネスの位置調整に使えるチェストベルトは取り外す事も可能。場所も移動できるので適切な位置でフィッティングさせることができます。
ミステリーランチ・スクリー32のヒップベルトもしっかりとした厚みがあり、荷物の重量を支えてくれます。
荷物が多い時はヒップベルトをしっかり締めて荷重を腰へ伝えます。
このヒップベルトも荷物が少ない時は取り外すことも可能です。
荷物の量に合わせてヒップベルトを着脱できるので、旅行先で街を歩くときや、タウンユースで使用するときなどヒップベルトを外してしまえば軽快に背負うことができます。
それでは、ミステリーランチ・スクリー32の使い勝手について詳しくみていきます。