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【レビュー】モンベルのシュラフ【ダウンハガー800#3】が登山初心者におすすめな理由

ダウンを使ったものから、化学繊維を使ったものまで、幅広い選択肢のあるモンベルのシュラフ。

初めて寝袋を買うという方には、どれを選んでいいのかわからなくなるほどのラインナップです。

この記事では屋久島で使うなら、オススメなモンベルのシュラフと選び方について解説します。

保温素材から考えるシュラフの選び方

寝袋を選ぶときのまず基本は保温素材に選ぶことから・

大きく分けて、「ダウン」を使ったものと、「化学繊維」を使ったものに分けられます。

  • ダウンは軽くて暖かいが、湿気にすごく弱い
  • 化学繊維は重くかさばるが、湿気にすごく弱くない
少しでも軽さを追求したい登山で使うならダウンの方にメリットがあります。その代り、湿気や濡れに対して弱く、使用するのにコツが必要です。

一方、「化学繊維」で出来たものは重量があるものの、多少濡れても保温力が落ちづらいというメリットがあります。

自転車やバイクツーリング、オートキャンプなどで使うのであれば、化学繊維のシュラフの方が濡れに対して神経質になりすぎることなく使えます。

この記事では登山での仕様を念頭に置いていますので、モンベルの「ダウンシュラフ」について解説していきたいと思います。

ダウンの品質でモデル分けされているモンベルのダウンシュラフ

モンベルのダウンシュラフのシリーズはたくさんあって、選ぶのに迷ってしまうほどです。

ダウンシュラフだけでも

  • ダウンハガー900
  • ダウンハガー800←今回のご紹介はコレ
  • アルパインダウンハガー800
  • ダウンハガー650
  • アルパインダウンハガー650
の5シリーズがあります。

シリーズ名の中にある900とか800とか650という数字は、ダウンの品質であるフィルパワーを表していて、数字が大きいほど高品質です。

900フィルパワーは軽くて温かい相当良いダウンです。

800フィルパワーは最近アウトドアでは標準的な品質(といっても相当良い品質ですが・・・)。

650フィルパワーを使ったものは値段が安く抑えられるというメリットがありますが、多少重量が増えます。

 

さらにモンベルのダウンシュラフはそれぞれダウン量によって細かく分類されているので、

トータル30種類以上のモデルから選ぶことになります。

細かく分けられているおかげで様々なニーズに対応できるのですが、どんなシチュエーションでも対応できる万能のモデルはありません。

なので、自分が使うシチュエーションを想定して選ぶ必要があり、これがとても難しいのです。

モンベルのシュラフに表記されている使用可能温度はどのくらい参考になるか

モンベルのシュラフの対応可能温度を詳しく見てみましょう。

モンベルのカタログで表記されているシュラフの対応温度表示は、欧米で使用されているものを採用しています。

日本人の肌感覚は欧米の方よりも暑さが得意で寒さが苦手。

なので、表記された温度を鵜呑みにしてしまうと、「思ったよりも寒かった」ということになるかもしれません。

例えば、ダウンハガー800#3の対応温度は

  • コンフォート温度3度まで
  • リミット温度マイナス2度まで
となっています。

実際にぼくがダウンハガー800#3をコンフォート温度の下限である3度の環境下で使うとなると、

「冬用のアンダーウェアを装着+フリース+ダウンジャケット+ダウンパンツ」

くらいは着用しないと寒くて眠れないかもしれません。

山では寒くても眠れればいいという考え方もありますが(軽量性を重視して、多少の寒さは耐えるスキルも必要)、そこまでのストイックさを追求しないのであれば、就寝時に温かいほど血行が良くなり疲労回復が図られます。

暖かくして眠ることで、体力の回復を図り、集中力の低下などが防ぐのも安全な山行ということで言えばというのも一つのスキルです。

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屋久島で使うなら応用範囲が広いのはモンベルダウンハガー800#3のモデル

個人的な感想を言わせてもらうならば、屋久島では品質面・重量面・料金面と合わせて考えると「800フィルパワー」がコストパフォーマンスが高く、間違いのないモデルです。

しかも、ダウン量は#3のモデルが一つあると、春・夏・秋の3シーズンの使用が可能です。

ただ、冬はこのシュラフ単体だと寒いので、#2や#1などのもっと温かいモデルを使用することをオススメします。

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屋久島でのモンベルダウンハガー800#3の季節ごとの使い方

それでは、ここからはぼくが普段屋久島このシュラフを使っている使用感をレポートします。

ぼくは4月頃〜11月頃まで、モンベルダウンハガー800#3を中心に、ダウンジャケットなどを組み合わせて使用しています。

たとえば、標高1300mの縄文杉近くにある高塚小屋に、テントで寝る場合は以下のような感じです。

春の4月・5月と秋の10月・11月頃

モンベルダウンハガー800#3とダウンジャケット&パンツの組み合わせ

この季節は寒い日もあるので、ダウンハガー800#3単体では寒く、ダウンジャケットと場合によってはダウンパンツを併用するときがあります。

この季節は停滞時のために厚手のダウンジャケット(ナンガ)を持っていきますし、それでも寒ければ、薄手の保温着を追加します。

ただ、寒さが苦手な方は#3よりも一段温かい#2のほうがいいでしょう

夏の6月・7月・8月・9月

モンベルダウンハガー800#3を単体で

日によってはシュラフはいらないくらい暖かい日もありますが、それは特別な日であって基本的には持っていったほうがいいです。

この時期は暑いので、シュラフのジッパーを全開にして、涼しくし、掛け布団的に使うようにしています。

モンベルダウンハガー800#3と他の保温着の組み合わせで使う基準

感覚としてはダウンハガー800#3の使用感は、山での最低気温が10度前後の時だと薄手のフリースを着ればちょうどよく、それ以下の温度ならばう少し暖かさが欲しくなり、ダウンジャケットを併用します。

山での最低気温が0度前後になると、それでも足りず、ダウンパンツダウンソックスを併用し、やっと暖かく眠れるといった状況です。

テントに寝るか、それとも人が多い山小屋で寝るかにもよりますが、モンベルダウンハガー800#3の場合だと以上のような使用状況です。

ダウンハガー800#3のサイズ・使用感・値段

モンベルダウンハガー800#3サイズ

ぼくは身長180cmありますが、ダウンハガー800#3の普通モデルを使っています。

使用感としては窮屈というほどではないが、余裕があるわけでもないといった感じです。身長175cm以上で余裕がある方が好きならば、ダウンハガー800のロングモデルを使用したほうがいいです。

逆に小柄な女性などはダウンハガー800のwomen’sモデルを使用するといいでしょう。

モンベルダウンハガー800#3使用感

このダウンハガー800#3は伸縮性がありますので、就寝時に程よく体にフィットします。ダウンは体温が伝わって暖かくなると、ふわっと大きく広がり保温力は高まります。

シュラフ内部に余計な空間が多くなるよりは、体に密着しずぎない適度な空間があるほうが、保温力が高まります。

また、シュラフをモンベルダウンハガー800の生地と縫製はとても良く、羽毛が抜けることがほぼありません。

サイドのジッパーが生地にかんで開け示しづらいということもほぼありません。

ジッパーは足元から開くこともでき、暑くて換気したい時は足元だけ温度調整することも可能です。

モンベルダウンハガー800#3の値段

これだけのスペックでお値段が定価27500円であるならば、コストパフォーマンス的にも申し分ないでしょう。それどころかかなり安く感じてしまいました。

ダウンの品質を考えると、とてもお買い得のアイテムです。そして、これだけの完成度の高さだと、今後小さなアップデートはあるでしょうが、買い換えたくなるほどの大幅なモデルチェンジも考えづらいと思います。

管理さえしっかりしておけば、10年は使えるアイテムに違いありません。

Q & A 屋久島以外でも使いたい時はどの程度の山で使える?

モンベルダウンハガー800#3の対応気温を本州の山に当てはめると、7月8月頃の2,000m程度の山か、低地でのキャンプに適していると思います。

秋や春の使用を考えるならば#3ではなく、#2や#1などのもっと温かいモデルを使用したほうが良いでしょう。

Q & A 他のシュラフメーカーと比べて性能の違いは?

日本国内メーカーのナンガのシュラフもとてもいいメーカーです。

ぼくはナンガのシュラフも持っていますが、細かなギミックは違うものの、寝心地や使い勝手に大きな差は感じません。

つまるところ、ダウンのシュラフはちゃんと暖かく、羽毛が抜けないように縫製と生地がしっかりしていればいいのではないかというのがぼくの考えです。

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まとめ:低山や夏を中心とした宿泊登山におすすめできるモンベルのダウンハガー800#3のシュラフ

モンベルのシュラフは保温素材の種類、ダウン品質の違い、ダウン量の違いなど多種多様に別れていて、選ぶのが難しいです。

なので、最初に基本のモデルを使ってみて、そこから自分の山のスタイルに合わせて買い足していくのがいいでしょう。

屋久島ならが#3あたりが使い勝手がいいのですが、本州の2000mを超える山ならば#2〜#0が選択の中心になると思います。

これだけの品質のダウンを使って、定価27,000円という値段はとても安く感じます。ダウンシュラフは一度買うと長く使えますので、災害時用にも揃えておいても良いかもしれません。

以上、「屋久島でおすすめのシュラフならモンベルがいい」でした!