屋久島の滑りやすい登山道にモンベルの登山靴がオススメ

こんにちは。「屋久島オーセン」ガイドの佐藤です。

今回は、10年以上探し続けやっと見つけた、私が愛用中のモンベルの登山靴についてのご紹介したいと思います。

屋久島トレッキングを機に、登山靴の購入をお考えの方、屋久島ではもちろん、その他のフィールドでも大活躍間違いなしの登山靴をご紹介します。

屋久島ガイドの私が登山靴に求めること

屋久島でガイドを初めて15年ほどになりますが、今まで色々な靴を試してきました。私が屋久島の山を歩くときに靴に求めることは

  • 1,滑りづらいこと
  • 2,防水性と耐久性があること
  • 3,長時間の歩行でも足にトラブルが起きないこと(痛み・マメなど)
  • 4,良心的な値段(コスパ優秀)であること

などが重要なポイントになってきます。

 

登山靴は防水性や足のサポートに長けているのですが、硬いソールが濡れた根っこなどで滑りやすいという認識でした。

ただ、いくつか履いた登山靴の中でも、「ファイブテン社」というクライミングシューズも手がけるメーカーの靴は滑りづらく、しばらく愛用していました。

ファイブテン社の靴には<ステルスソール>と呼ばれる滑りづらいソールが採用されていて、このソールが異次元の滑りづらさで、雨の日の屋久島の木道でも、ほぼ滑り知らずでした。

ファイブテン 5.10 キャンプ4

ただ、あまりのグリップ力の良さのせいなのか、ソールが靴本体から離れやすく、耐久性の面では弱かったです。

ガイドは毎日のように履くので、1シーズン(10ヶ月)ほどで交換するといった感じでした。

それともう一つ当時はゴアッテクスを採用した防水製のある靴が当時はありませんでした。

対応策として防水性のある靴下であるモンベル GORE-TEXオールラウンド ソックスと併せて履いていました。

これは今でも使っていますが、靴下の上から履くと、かなりの防水性を発揮してくれ、とても助かっています。

屋久島ガイドも納得 モンベルの登山靴「ティトン®ブーツ」

そして今回ご紹介したいのがこのモンベルの登山靴「ティトンブーツ」です。

モンベルといえば衣類からザックやテントや寝袋など、アウトドア全般のアイテムに関して、圧倒的な数の商品を展開する日本を代表するアウトドアの総合メーカーです。

登山靴に関しても豊富なラインナップがあり、お手軽なハイキング仕様のものから、本格的なアルパイン向けのものまで多種多様です。

この近年、その登山靴のソール(靴の裏側)を「トレールグリッパー」というオリジナルの新素材を使ったものに変えてきました。このトレールグリッパーがお世辞抜きに滑らないのです。

雨の多い屋久島では雨が降った時〜止んだ後でも登山道は濡れていることが多く、さらに登山道は木の根や木道、板など濡れると滑りやすくなるものばかりです。

滑る→転倒が怪我に繋がりますので、とにかく登山靴は滑りにくいを重視しています。

モンベルティトンブーツ着用。プレーンなデザインでコーディネートもしやすそうです。

滑らない秘密は新素材のトレールグリッパーにあり

このモンベルの靴の驚異的なグリップ力は靴のソールに使われているトレールグリッパーという素材にあるようです。

本家モンベルのホームページを覗いてみると、一般的な登山靴のソールより1.5〜倍の静止摩擦係数(すべらなさの指数、乾燥湿潤状態で違う)だそうです。

他の登山靴よりは滑りづらいのは実感できますし、ネットでの評判も良いようです。

細かい話で恐縮ですが、屋久島の登山道では花崗岩の岩に足を置く事が多いのですが、この屋久島花崗岩の中には正長石というこぶしより一回り小さいサイズの結晶が含まれています。

先述したファイブテンはこの結晶の上に足を置くと時々滑ることがありました。ですが、モンベルのトレールグリッパーソールはその正長石でも滑らないのです。

滑りにくさだけじゃない ゴアテックス製で納得のお値段

靴の善し悪しは実際に現場で利用してみないとわからないものです。

私は屋久島でハイシーズンなら1ヶ月に縄文杉へ20キロのザックを担いで10回前後往復します。そんなヘビーユーザーですが十分に使える信頼性があります。

また、雨の多い屋久島でも使えるゴアテックス製です。

にもかかわらず、登山靴としては抑えめの2万円以下のお値段は、初めての登山靴としてトライしやすいお値段だと思います。

もちろん屋久島以外のフィールドでも活躍してくれること間違いなしです。

モンベルは日本のメーカーですので、比較的足の幅が広いつくりとなっており、日本人の足に合いやすい形です。初めて登山靴を履く方にも比較的、履きやすいのではないのでしょうか。

振り返ると滑りづらい靴で、尚且つ耐久性や値段、履き心地など、自分の納得できるお気に入りを見つけるまでに10年以上の歳月がかかってしまいました。

どんな靴でも万能では無いので歩くときは気をつけて頂きたいのですが、靴選びで、安全度や歩きやすさが変わります。

もし初めての登山靴で迷われるのであれば、一度お店で試着してみてはいかがでしょうか?

初心者にちょうどよい登山靴

初心者でも挑戦できる、縄文杉や白谷雲水峡ほどのトレッキング程度であるならば、それほどしっかりとした登山靴の必要はありません。

「軽量」で「柔らかめのソール」そして「買いやすい値段」というところもオススメのポイントです。

近くにモンベルショップがない場合はネットで買うこともできますよ。

 

<☟モンベル ティトン®ブーツ>
しっかりした登山靴に比べれば柔らかめのソールですが、ほどよくしっかりしているので、ハイキング〜軽登山まで幅広くお使いいただけます。

<☟モンベル  ラップランドブーツ>
「ティトン®ブーツ」より柔らめのソールで、ワイドサイズの展開もあります。足の幅がひろい方はこちらもオススメ!

ネット注文でも必ず試着してみよう!

近くにモンベルのお店があるのなら、実際に試着してみることをお勧め致します。

店員さんが丁寧に履き方から、足の合わせ方を教えてくれますし、なによりも自分の足に合った靴を選ぶのが最優先だからです。

ただ、近くにモンベルのお店が無い場合は、ネット通販で買うのもありかと思います。

その際は返品ポリシーをよく読んで、足に合わなかった場合に返品可能かどうかをチェックして下さい。

<自分で出来る靴の試し履きの方法>

  1. 靴下は登山時に使う登山用を用意
  2. 靴に足を入れ、つま先を持ち上げてかかとをトントンと併せる
  3. ひもを緩すぎず、きつすぎず足先からしっかり締める
  4. 足先が靴の中でもぞもぞと動かせるくらいに余裕があるかチェックする
  5. 足幅がきつすぎないかチェックする

これらのチェック項目でしっかりチェックしてから買うか返品するかを判断しましょう。

ただ、実際に山に行ってからやっぱり足に合わなかったということもあるので(私も良くあります)、本当にシンデレラフィットする登山靴を探すのってすごく大変なんです。でもこればかりは試してみなければ分からないですね。

モンベルの靴をもっと快適に履くために

モンベルの靴は最初、使われている生地が硬いために、肌に当たる部分が痛くなって来ることが多いようです。

対処法と致しましては厚手の靴下を履いたり、靴が当たる部分の靴下の中にガーゼなどのクッション材を入れたりして使ってみて下さい。

そのうち柔らかくなり履き心地が良くなってきます。

また、初めての靴をいきなり山デビューさせてしまうと、硬い生地がまだ足に馴染まずに痛みが出ることがあります。

出来れば山へ行く前に数回足慣らしで近所を散歩をするなどして、生地を馴染ませてから使うのが良いでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?私は屋久島でエコツアーガイドをして15年ほどになりますが、今回本当に納得できる靴に出会えたので、モンベルさんの回し者のように(笑)オススメしてしましました。

フィールドでの道具は本当に大切です。快適さだけでなく、怪我を減らし、時に命を守ります。

もし、靴選びだけでなく、登山道具についてのご質問がありましたら、お問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。私の経験がみなさまのお役に立てば幸いです。

 

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