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登山のときには必ず持っていきたいレインウェア。
レインウェアはゴアテックスが有名ですが、非ゴアテックスのレインウェアにも高機能なものがたくさんあります。
まるでウィンドブレーカーのようにしなやかな着心地と高い透湿性で人気なのが、フランスのミレーのティフォン50000ストレッチジャケットはそんなレインウェアです。
「レインウェアにしては、ありえないくらいに柔らかい!」というほど、生地のしなやかさに驚き!
ということで、本記事ではティフォン50000ストレッチジャケットについてレビューします。
しなやかな着心地がかなり評判のレインウェアです。
⬇ゴアテックス以外のおすすめ登山用レインウェアをもっと知りたい方は下記の記事が参考になります。
自他共に認めるアウトドアアイテム&道具好き。2003年に屋久島へ移住し、17年間屋久島のフィールドでガイドツアーを運営。現在は出身地である埼玉県の秩父に戻り、秩父を舞台にネイチャーガイドツアー開催。
オーセンでは埼玉の秩父でハイキングツアーを行っています。屋久島に行く前の足慣らしに、週末のリフレッシュに、ぜひご利用下さい。
メーカー | ミレー |
名前 | TYPHON 50000 ST ジャケット |
生地 | DRYEDGE™ TYPHON 50000 3L KNITTED BACK ナイロン100% |
価格 | 28,600円(税込) |
サイズ | S、M、L、XL(EUROサイズ) |
重量 | 304g |
サイズはユーロサイズを採用しているので、日本サイズに換算するとワンサイズ大きめの作り。
私の場合、180cm・71lgの成人男でMサイズがちょうどよかったです。ちなみに日本メーカーのレインウェアはLサイズを着ることが多いです。参考までに。
ミレー独自の素材「ティフォン50000(正式名称:DRYEDGE™ TYPHON 50000)」についてどういう素材なのかをご紹介します。
ミレーオリジナルの防水透湿性素材で、7ミクロンの極薄メンブレンを表生地と裏生地の間に挟み込んだもの。
特徴は高い透湿性で、24時間あたり50000g/㎡という高スペック。値を公表していないものの、ゴアテックスのC-Knitが25,000g/㎡という話もあるので、やはり高い値であると言えるでしょう。
また、耐水圧は20000mmです。ブリジストンの公式ページから拝借すると「耐水圧20000mm嵐に耐えられる。濡れた場所へ膝まずいている時の圧力、約11,000mm。」とのこと。
トレッキングやキャンプで使うには十分な耐水圧があるといえるでしょう。
⬇ゴアテックス以外のおすすめ登山用レインウェアをもっと知りたい方は下記の記事が参考になります。
ティフォン50000ストレッチジャケットはフランスのアウトドアメーカーミレーが手掛けるレインウェアです。
2017年に全天候型ストレッチレインウェアとして発売されました。高い透湿性能が特徴で、晴れでも雨でも着続けられるというのがコンセプトになっています。
左の写真のシワの寄り方で伝わるかわかりませんが、とてもしなやかな生地です。
また表面もマットな感じなので、コットンライクな風合いがあり、少々毛羽立ちのある感じで、テカテカシャカシャカという生地ではありません。
しなやかな素材の普通のジャケットという感じで、レインウェアには見えないです。
一見するとレインウェアには見えません。
このしなやかさは、ティフォン50000の極薄メンブレンによるところが大きいと思います。
腕を上げてみても、強い突っ張り感はなくストレスが少ない着心地です。
このストレッチ性もティフォン50000の特徴。
大きな動きをしても自然な感じで動きに追従してくれます。
また、ジャケット自体が立体的なフォルムで仕立てられているので、腕周りや首周りが非常に動きやすいです。
私の場合、レインウェアを選ぶ際に内部にフリースなど厚手の衣類を着ていることを想定して、やや大きめのサイズをチョイスします。
レインウェアのサイズが小さいと、窮屈で動きにくくなりストレスになるからです。
ですが、ティフォン50000ストレッチジャケットの場合、ストレッチ性のある生地ですし、よく動く場所は動きに合わせた立体裁断が施されているので、ほとんどジャストフィットでいいと思います。
両手を上げでも、裾がずり上がらないです。本当に着ていてストレスの少ないレインウェアです。
ティフォン50000ストレッチジャケットの大きな特徴の一つが50000g/㎡/24hという透湿性の高さ。
やはり、着た時の感じではムレ感が少ないという印象でした。さらに通気を促すベンチレーションポイントもあるので、トレッキング中などでも着脱の回数が減り、非常にメリットが大きいと感じました。
ただ、正直なことを言えば、50000g/㎡/24hという大きな数字に過度に期待をしていたようで、やはり動けば多少のムレ感というか暑さはあります。そこは、やはりレインウェアですので、全くムレないとは言えません。
ただ、風が吹いたりすると「スーッ」とした気持ちよさも感じられるので、レインウェアの中では快適な部類に入ることは間違いないと思います。
また、ベンチレーション(通気)ポイントもあり、例えばポケット内部がメッシュになっているので、暑い時はポケットを開ければ内部の湿気を効率よく発散してくれます。
また、フロントファスナーが上からも下からも開くダブルジッパー仕様になっているのも通気に役立ちます。
雨の降り具合にもよりますが、どうしても蒸れる時は、下側のファスナーを開けると、風が衣類内部に入ってきて快適になります。
おかげで、雨が止んでもファスナーをオープンにすれば快適になります。暑いからという理由ですぐにジャケットを脱ぐ必要がありません。
雨が降ったり止んだりと予想がつかない時でも着続けられますし、着脱の回数が減れば余計な時間を取られることもなく、スケジュールがスムーズに進みます。
ティフォン50000ストレッチジャケットの透湿性能はトレッキングにおいては大きな利点です。
ティフォン50000ストレッチジャケットを羽織って歩いた際に、衣擦れの音が小さかったのが好印象でした。
レインウェア特有のカサカサ(あるいはガサガサ)ではなく、「サラサラ」といったささやかな音でした。
誰かと喋りながらトレッキングをしている時は気にならないのですが、ソロで黙々と歩いているとカサカサ(あるいはガサガサ)という音がけっこう気になります。
なので、アウトドアショップでレインウェアを試着した時も、腕をぐるぐる回して衣擦れの音が大きくないかチェックします。
多分、お金のない学生の頃にアウトレットのお店で買ったレインウェアが、動くたびに大きなガサガサとうるさかったのが記憶に残っているのでしょう。
人によっては気にするほどのことでは無いのかもしれませんが、私的には衣擦れの音が小さいのが好印象でした。
フードの作りが良く、視界の確保がしやすいです。
これは生地のしなやかさとも関係していますが、フードをかぶった状態で左右に首をふると、それに合わせてフードもしっかりと追従してくれます。
結果、フードが視界を妨げること無いので、視界の確保がしやすいです。
さらに、衣擦れの音が少ないので、フードをかぶった状態でも周りの音が聞き取りやすかったです。
レインウェアのフードに関して、視界の確保と外部の音が聞き取りづらくなるのが苦手なのですが、この点は他のレインウェアと比べても優れている部分でした。
フードの調整は後ろ側に2箇所。
一つはマジックテープでフードのつばの位置を調整します。もう一つはコードを使って頭とのフィット感を調節できます。
前側の首元にはあるコードを引けば、フードを絞ることができ、雨や風の強さに合わせて調節することができます。
リュックを背負ってもショルダーベルトに干渉しない位置にポケットがあります。
ポケットはやや浅いのと、生地が柔らかいので、重たいスマホなどを入れておくとぽろりと落ちてしまいます。あまりたくさん詰め込まないほうが良さそうですね。
袖口は細めのマジックテープで止められます。
⬇ゴアテックス以外のおすすめ登山用レインウェアをもっと知りたい方は下記の記事が参考になります。
ティフォン50000ストレッチジャケットはしなやかな着心地がなんともクセになるレインウェアでした。
個人的にはウィンドブレーカー的にも使えそうなので、ちょっとしたハイキングならばコレ一枚をリュックに詰め込んでいける手軽さがいいなと思います。
もっと、シビアな季節や環境へ行くならば、ゴアテックスを使用したレインウェアを選ぶかもしれませんが、低山は行く中心なら使用頻度は明らかにティフォン50000ストレッチジャケットの方が高くなりそうです。
着ていて楽に感じるレインウェア。これからも出番が多そうです!
ということで、本記事はティフォン50000ストレッチジャケットについてレビューしました。
⬇もっとレインウェアのおすすめを知りたい方は下記の記事が参考になります。
⬇メーカーオリジナルの素材のレインウェアをもっと知りたい方は下記の記事が参考になります。
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