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登山リュックの中でも、日帰りハイキングや普段使いにちょうどいい20Lクラスのリュック。
なかでも、スピードハイクなどのアクティブな動きを伴う時は、しっかりと体にフィットするようなリュックが求められます。
「それなりに荷物も入れられて、しっかりと体にフィットするリュックが欲しい。」
そんなニーズに応えられるのが、グレゴリーの登山リュック「ミウォック24」です。
グレゴリーの登山リュックらしく快適な背負心地。容量が24リットルと日帰りハイキングに丁度いいサイズ感、それでいて重量839gと軽量な作り。
さらに、このクラスのリュックでは珍しい、背面長を調節できる機能付き。小型のリュックでもフィット感を妥協することはありません。
デイパックでおなじみのパネルローディング式なので、荷物の出し入れがしやすく日常使いにもおすすめです。
ということで、本記事では小型・計量でフィット感抜群のグレゴリー ミウォック24をレビューします。
⬇グレゴリーのメンズ アウトドアリュックをもっと詳しく知るなら下記の記事が参考になります。
⬇日帰り登山ザック・リュック20L〜29Lをもっと詳しく知るなら下記の記事が参考になります。
自他共に認めるアウトドアアイテム好き。元屋久島の自然ガイド。現在は出身地である埼玉県の秩父に戻り、埼玉の秩父で初心者向けハイキングツアーを開催。ご予約受付中です♪
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グレゴリー ミウォック24は容量24リットルで日帰りハイキングに使いやすいリュックです。
一言でいうと、激しくごいても体にフィットしてくれるリュック。とはいえ、軽量で使いやすいので日常使いもOKです。
ブランド | グレゴリー |
モデル名 | ミウォック24 |
重量 | 839g |
素材 | 表地:外装100%ナイロン 内装100%ポリエステル |
定価 | ¥17,600(税込) |
グレゴリー ミウォック24の各部分をそれぞれレビューしていきます。
オーソドックスなパネルローディング式のリュックです。
下部が狭く、上部に荷物が集まるようなシルエットのおかげで、背負った時の荷重バランスが良くなるようにできています。
背面側は基本的にメッシュの素材が多用されていて、通気性が高くなっています。汗をかくようなシチュエーションを意識した作りです。
小型サイズのリュックながら、ショルダーはネースとヒップベルトに幅があり、体へのフィット感も高いです。
24リットルの容量なので横から見ても薄くてコンパクトです。
フロントポケット部分には「MIWOK24」の文字がプリントされています。
背中へのフィット感を左右するグレゴリー ミウォック24のの背面構造を見てみます。
背面は全体的にメッシュ素材が多用されていて、通気性の高い仕様となっています。
バイオシンクと名付けられた、柔軟で良く伸縮・屈曲する仕組みのおかげで、体の動きに合わせてしっかり追従します。
背面のパネルは肉抜きされており、通気性とともに軽量化にも役立っています。
このクラスのリュックでは珍しく、背面長の調節が可能です。
荷物が重たくなるような大容量リュックではよくある背面長の調節機能。普通、20リットルクラスだとそれほど荷物を多く持たないので、背面長の調節機能は搭載されていないことが多いです。
ですが、グレゴリー ミウォック24では小型リュックでありながらも、背面長調節機能を搭載。体へのフィット感へのこだわりが感じられます。
長さ調整できる幅は10cmほど。もともと、伸縮性が高い素材を多用しているのでフィット感は良いのですが、背面の長さを体に合わせるとさらに極上の背負心地になります。
グレゴリー ミウォック24のショルダーベルトもフィット感の高い作りになっています。
ショルダーベルトの厚みはそれほどありません。
ですが、横幅が広く作られているため、荷物をたっぷり入れても、重さで方にショルダーベルトが食い込むということがありません。
さらに、ショルダーベルトの裏側も大きめに開けられた穴が特徴的なメッシュ構造。たくさん汗をかいても通気性があり、べとつきを抑えてくれます。
ショルダーベルトの芯材も肉抜きされているので、さらに通気性が高く軽量化が図られています。
ショルダーハーネスの上端にはリュックを背中に引き寄せる役割のスタビライザーも付いています。
ショルダーベルトの肩への当たり具合を調節できる、チェストベルトは無段階で位置を変更できます。
力を入れて動かせば容易に調節できるので、行動中でも気に入ったポジションにチェストベルトを動かせます。
グレゴリー ミウォック24は体へのフィット感を高めるヒップベルトも幅が広く、しっかりと腰を包み込むような作り。
素材に伸縮性があるので、行動中の体の動きに合わせてよく追従してくれます。
腰の後ろ側に当たる部分も通気性の高いメッシュ素材です。
ヒップベルトから腰に当たる部分のフォームも穴抜きが施され、通気性を確保しています。
おかげで、背中に空気がこもりにくく汗ムレを起こしにくいです。軽量な荷物でスピードハイクをする方には、メッシュパネルは背中が涼しくありがたい仕様です。
荷物の仕分けのポイントとなる荷室やポケット類について見ていきます。
荷室・ポケット類は
となっています。
最も多くの荷物が入るメインの荷室は、内部がオレンジ色で荷物を識別しやすくなっています。
パネルローディングタイプなので、ジッパーをフルオープンすると大きく開閉し、中身が取り出しやすい構造です。
レインウェアや保温着、ファーストエイトせっとなどを入れてもまだ余裕があります。これなら、さらにおやつやお弁当を言えれて、日帰り低山ハイキングにちょうど良さそうです。
メインポケットの内側には小物を入れられるメッシュポケットとキークリップが付いています。
鍵やちょっとした小物などはココのポケットに収納しておくと良さそうです。
フロント側には小物などの収納に便利なトップポケットが付いています。
すぐに取り出したいおやつを入れるのも良いです。また、クッション材で仕切られているので、スマホなどはこの部分に入れておいても良さそうです。
背中に一番近いところにはハイドレーション専用ポケットが設けられています。
深さのあるポケットなので、ハイキング以外で使うなら書類を入れたり、ノートPCを入れたりするのにも使えそうです。
フロント側にはストレッチメッシュでできたポケットが付いています。
薄手のジャケットや帽子などすぐに使いたいものなどを閉まっておくのに便利です。
左右のサイドにはそれぞれ、ストレッチメッシュのポケットが付いています。500ml程度のペットボトルがしっかりと収まります。
ウェストベルトには行動食やコンパスなどを入れられるポケットが左右それぞれに付いています。
その他、細かなパーツ類を見ていきます。
片側にのみストックホルダーがあるので、2本まとめて取り付けることができます。
取り付け部分は調節が簡単なドローコード式。
チェストストラップには緊急時に便利なホイッスルが付いています。
ファスナー部分は手袋をしたままでもしっかりとつかめるようなプルリング仕様です。
グレゴリー ミウォック24のカラー展開は以下の3色です。
グレゴリー ミウォックシリーズはご紹介した24リットルの他にも「12リットル」、「18リットル」の容量が用意されています。
グレゴリー ミウォックシリーズと同コンセプトで作られた女性向けモデルに「マヤ」があります。
女性の体型により沿うように、ショルダーハーネスとヒップベルトの形状に改良が加えられています。